こんばんは。TSUBOSUGI1975です。
今回は先日、鳥谷口古墳からのルートで二上山を登ってきましたので簡単に紹介したいと思います。
二上山と登山ルート
二上山は奈良県葛城市と大阪府南河内郡太子町にまたがる山です。
その名の通り雄岳(517m)と雌岳(474m)の2つの山頂がある双耳峰です。
かつて二上山はサヌカイトという加工しやすい石が採れたそうです。サヌカイトを求めて推古天皇の時代に作られた竹ノ内街道を通り多くの人が訪れました。
古くは「ふたかみやま」と呼ばれた二上山は寺院跡や大津皇子の墓などが残る歴史とロマン溢れる山です。
二上山には複数の登山ルートがあります。奈良側からも大阪側からも登れ、初心者から中級者まで幅広く楽しめる山です。
人気のあるルートは奈良側の大龍寺からのルートと大阪側の二上山万葉の森からのルートです。
今回は鳥谷口古墳に横からのルートで登りました。
前に他のルートを紹介していますので興味のある方は参考にしてください。
ふたかみパークから鳥谷口古墳まで
この日は道の駅ふたかみパーク當麻に駐車させていただきました。早朝のオープン前でもトイレが使用でき自動販売機もあるので助かります。下山後に奥さんの好きな焼き芋をよく買っています♪
道の駅ふたかみパーク當麻を出て近畿自然歩道を左に歩いて行きます。前日に雪が降ったので所々に雪が残っていました。お地蔵様の足元に雪が残っていました。
少し歩き道標に従い右に曲がりゆるやかな坂道を歩いて行きます。しばらく歩くと左手に傘堂が出てきますので右に曲がると写真の大池が出てきます。
大池に沿って歩いて行くと鳥谷口古墳が出てきますので写真の階段を上がり右の回り込む道があるのでそちらに進みます。
鳥谷口古墳の前をそのまま進んで行くとハイカーの多い祐泉寺からのルートになります。
鳥谷口古墳の裏手に回ると細い道があります。この日はここから入山しました。写真の左の階段を登ると入山口が2つあります。手前はこの道とすぐに合流、さらに奥の入山口は別のルートになりますが急登が多めのルートになります。
鳥谷口古墳から雄岳まで
このルートはトトロルートと呼ばれているそうです。前は所々にトトロ関係の人形が置いてあったそうですが、現在は撤去されています。もうトトロルートとは呼べないですね(;^ω^)
トトロルートの名前に反して薄暗く不気味な雰囲気を感じました。渡るのに躊躇する木の橋や分岐が何か所かあったので慎重に登山アプリを確認しながら歩きました。
ある程度登って行くと薄っすら雪が残る道になってきました。
一か所だけベンチがありました。
ふるさと公園と大岩からのルートと合流すると、落ち葉と岩で滑りやすい急登が出てきます。この地点は慎重に登ったほうが無難です。
急登を越えると加守神社からのルートと合流します。ここまで来れば雄岳まであと少しです。
雄岳付近になると雪が多くなってきました。このあたりは雪がちらついていました。
雄岳に到着しました。
雄岳から雌岳まで
続いて雌岳に向かいます。雄岳からの下りの木の階段に雪が薄っすら積もっていました。滑りそうで怖かったのでゆっくり下って行きました。
馬の背のトイレはまだ改修工事中でしたが、簡易トイレが設置されています。
雌岳に到着しました。結構、風が吹いていて寒かったです。
大和葛城山、金剛山方面は雲がかかっていました。相当、雪が降っているんだろうなぁ。
雌岳で遅めの朝食をとって下山しました。
おわりに
帰りは岩屋峠から祐泉寺方面のルートで下山しました。
二上山で雪を見たのは初めてでした。12月中旬で雪ということは今年の冬は寒くなるかもしれませんね。
今後は二上山に登る際も念のためにチェーンスパイクを持参したほうが無難ですね。
最後までお読みいただきありがとうございましたm(__)m