
こんばんは。TSUBOSUGI1975です。
今回は先日、奈良県御所市の金剛山に黒栂谷道で登ってきましたので簡単に紹介したいと思います。
今回の登山ルート
今回は黒栂谷道で金剛山を登りました。私は詳しくは知らないのですが黒栂谷はモンベルや山の豆腐の近くを流れる大きめの沢をさかのぼって行くとたどり着く谷の一つだと思います。

その黒栂谷に並行して通る道が黒栂谷道でセトまで至る道になります。セトからは青崩道で葛木神社まで歩き、下山は千早本道から水ヶ阪尾根に入り再度千早本道に出て駐車場に戻るルートを今回は歩きます。
駐車場はいつも通りまつまさ金剛山麓駐車場(平日600円、土日祝800円)を利用しました。
駐車場からカトラ出合まで

駐車場を左に出てすぐにある分岐を左曲がります。右は千早本道で下山はこちらから下りてくる予定です。

10~15分程度、舗装されたなだらかな坂を歩いて行くと分岐に出ます。ここは橋を渡り舗装された林道を進みます。この舗装された林道が黒栂林道になると思います。

年中薄暗い林道を進んで行きます。

しばらく歩くと橋が出てきます。ここは橋を渡り左に進みます。

少し進むと前回、紹介した釜道との分岐があります。そのまま林道を進みます。

林道と並行して沢が流れています。山と高原地図ではこの沢が黒栂谷と記されています。

この林道には水が流れ続けています。

至る場所から水がしみ出しています。大阪側は谷がいくつもあって水が豊富です。水が少ない奈良側とは対照的です。

美しい黒栂谷を見ながらなだらかな林道を登って行きます。

カトラ出合に到着。ここは右に続く舗装道を進みます。左の道は歩いたことはないですが地形図では清井山方面に続いている感じです。
カトラ出合からセトまで

ここも左の踏み跡に進んでもいいのですが道が荒れているので舗装道を進むのが無難です。

踏み跡の先に堰堤が見えます。前はこのまま黒栂谷を進んでセトまで行けたそうです。

しばらく進むとまた分岐です。ここは左へ。右はカトラ谷、ワサビ谷方面です。

ここからは道が狭くなり草木をかき分けながら進みます。道はしっかりと舗装されています。

左下の黒栂谷からは沢の音が聞こえています。

コーンが出てくると左に降りていきます。

一瞬だけ谷に降ります。水量の少ない沢を渡り斜面を登って行きます。

ここからセトまで一気に登って行きます。ここで標高770mくらいです。

急登が続きます。ここまでなだらかな登りだったので急な登りに汗が噴き出してきます。

鬱蒼とした植林帯が続きますがすぐに光が見えてきました。

セトに出ました。

セトで標高886mです。100m程度の急登なので短時間で登って来れました。
セトから葛木神社まで

セトからは青崩道で山頂を目指します。

青崩道はこれといった分岐も無いので無心で歩くことができます。

単調な道ですが貴重な眺望が心を癒してくれます。

早朝から笹を刈っている方がおられました。ありがたい限りです。

石ブテ方面からの分岐を右に行き山頂広場を経由して

葛木神社に到着です。
千早本道での下山に飽きたら

下山は千早本道を使いました。千早本道は金剛山の登山道で最も整備された道でスニーカーでも登れます。その分登山者が最も多いルートになります。

東屋とウルトラマンの石像がある5合目から少し下ると分岐があります。

千早本道から派生する水ヶ阪尾根です。この尾根を歩いて下山することができます。

千早本道と打って変わって登山者に出会うことは稀です。

この分岐はどちらに行っても下山できます。おそらく右の尾根が引き続き水ヶ阪尾根だと思います。
左の道は再度千早本道に出ますが、ほぼ終点地点に出るので駐車場まで近いです。早く下山するには左に下るのがおススメです。

左の道をしばらく下り尾根を外れ谷に降りていきます。

左下に谷を見ながら下って行きます。

しばらく下ると千早本道が見えてきました。

ここもどちらに進んでも下りれます。右の道はより駐車場に近い位置に下りれます。

千早本道に出ました。水場のすぐ近くになります。ここから駐車場までは5分とかかりません。
おわりに

以上が黒栂谷道の簡単な紹介でした。
黒栂谷道は谷と付きますがほとんどは舗装された林道(黒栂林道)になります。谷に下りるのは一瞬で林道歩きがメインになります。
セトに出てからは青崩道を歩くので、黒栂谷道と青崩道を歩いて山頂を目指すルートです。
近くのツツジオ、タカハタ、カトラに比べると変化に乏しいルートなので、登りよりは下山で使うほうがおススメのルートかなと個人的には思います。
最後までお読みいただきありがとうございましたm(__)m