東谷出合から大峯3大急登と呼ばれる「白鬚岳」へ

こんばんは。TSUBOSUGI1975です。

今回は先日、奈良県吉野郡川上村の白髭岳登ってきましたので簡単に紹介したいと思います。

白鬚岳とは

(馬ノ鞍峰から見た白鬚岳)

白鬚岳は奈良県吉野郡川上村にある標高1378mの山です。近畿百名山の一つであり大峰3大急登の一つ(他の2つは鉄山、勝負塚山)でもあります。

実際は台高山脈の主稜線上にある赤嵓山から西に外れた尾根上にある山なので大峰3大急登と呼ばれるのには疑問はありますがそこは置いておきましょう(;^ω^)

大峰3大急登だと呼ばれる通り白鬚岳はピラミッドのような山容をしています。馬ノ鞍峰や白屋岳を登った際に天を突くような白鬚岳を見るたびにいつかは登ってみたいと思っていました。

登山ルート・登山口までのアクセス

白鬚岳のみを目指す登山ルートは数パターンあります。色々な方の山行記録やブログを拝見させていただいた感じでは神之谷の東谷出合から登るルートと中奥林道終点から北尾根で登るルートの2ルートが多かったです。

今回は東谷出合から登るルートを選択しました。東谷出合からのルートは周回が可能で谷沿いから小白鬚岳経由して登るルートとショウジ山を経由して登るルートがあります。

東谷出合までのアクセスは国道169号線の吉野川と上多古川が分かれる地点の橋で吉野川を渡り国道169号線を外れます。

橋は川上村上多古地区にあり「喫茶秀」の近くです。橋には「金剛寺」への案内板があるので分かりやすいかと思います。

そのまま集落を抜け「金剛寺」方面に林道を進み「金剛寺」に逸れる道には入らず林道を進むとゲートが見えてきます。そのゲートの先が登山口となります。

ゲートまでの林道は多少は荒れていますが許容範囲です。林道区間は短いので比較的運転は楽かと思います。

東谷出合から名もなき滝まで

ゲートを越え林道に入ります。登山ポストが設置されているので登山届を投函しました。

しばらくは平坦な林道歩きです。

モノレールがありました。今も使用されているのかは不明です。

モノレールから少し進むと道標がありました。ここから沢に下って行きます。

渡渉しますが水量は少ない沢です。

ここから本格的な登山道になります。

沢の対岸に洞窟のようなものがありました。人工的な感じに見えますが違うのかな?

落ち葉や木の枝で踏み跡が分かりにくいです。

ピンクリボンと登山アプリを確認しながら進みます。

所々に道標が設置されているので安心感があります。

存在感のある大木です。ちょっとだけ不気味(;^ω^)

先ほどの大木から少し進むと滝が見えてきました。ブログやYouTubeで必ず見る滝です。

名もなき滝から小白鬚岳まで

かなり大きな滝ですが水量は少ないです。この滝に名前は無いようです。

滝の左上を見るとピンクリボンがありました。滝の左を巻くようです。

道幅が狭く足元が緩いトラバース道です。ずり落ちないように慎重に進みます。

水場に出ました。この先水場はありませんが、よっぽどのことがない限りこの水は口にしないほうが無難です。

あと2.9キロ。この辺りは足元が悪いトラバース道が続きます。

草木をかき分けて進むゾーンも所々にありました。夏場はマダニやヒルが多そうな感じです。

トラバースゾーンが終わると急斜面の植林地帯をつづら折り登っていきます。このつづら折りゾーンは薄暗く景色が無いのでテンションが下がり気味でした(;^ω^)

やっと尾根に出ました。ここからは尾根を歩いて小白鬚岳に向かいます。

小白鬚岳までは快適な尾根歩きが続くのか思いきや手足を使う岩場やロープ場が続きます。トラバースもあるので気を抜く暇はありません。

やっと小白鬚岳に到着しました。まだ先は長い(;^ω^)

小白鬚岳から白鬚岳まで

ここまででかなり体力を消耗したので切り株に座ってしばらく休憩しました。

小白鬚岳には眺望はあまりありません。木々の隙間から白屋岳が少し見えました。

小白鬚岳からはヤセ尾根のアップダウンが続きます。木の根や落ち葉で滑りやすいので滑落に気を付けながら慎重に進みます。

私には手ごわい道が続きますが、比較的歩きやすい広い尾根の急登が現れました。ここを登れば山頂かと思いきや・・・

事前に調べていた偽ピークです。事前に調べていなければ心が折れてたかも(笑)

天を突くようにそびえる白鬚岳が見えてきました。気合を入れなおします。

細かなアップダウンが続きここを登りきると。

キターーー!!!!

白鬚岳山頂に到着しました。久しぶりに疲れた(;^ω^)

今西錦司先生の石碑が建つ山頂

山頂はこじんまりとしていますが眺望に恵まれています。

この日は白んでいて眺望はイマイチでしたが薄っすら白屋岳や大普賢岳が見えました。本来なら大峰や台高の山々がよく見えるはずなので少し残念でしたが登頂の達成感が半端なかったです(笑)

山頂には石碑があります。生態学者であり登山家であった今西錦司先生が1985年に国内1500座登頂を記念して建てられた石碑です。

1500座だけでもすごいのに、この白鬚岳に登られたのが83歳というのが尊敬しかありませんね。私はヒイヒイ言いながらやっと登ったというのに(笑)

今西先生が登ったルートとは違いますが今西先生が立たれた白鬚岳山頂に立てたのは感慨無量でした(^^♪

おわりに

以上が白鬚岳の簡単な紹介でした。

登頂に体力を使ったので珍しく山頂に長時間滞在し体力の回復を図りました。大峰3大急登と呼ばれるだけあり登りごたえがありすぎる山でしたね。

私はピストンで下山しましたが距離は長くなりますが周回でショウジ山経由で下山するほうが道は比較的なだらかみたいです。

私は登山計画書を出していたので予定通りにピストンで下山しましたが激下りにかなり苦戦しました。

今回の山行はかなり苦戦しましたがそれだけに大きな達成感が得らることができました。しかしながら白鬚岳は急登が続き踏み跡も分かりづらいゾーンもあるので初めての方は複数人で登られた方が無難だと思います。

 

最後までお読みいただきありがとうございましたm(__)m

 

奈良五條 ダイニングバー「GIROCCO(ジロッコ)」

こんばんは。TSUBOSUGI1975です。

今回は先日、奈良県五條市のダイニングバー「GIROCCO(ジロッコ)」で飲んできましたので簡単に紹介したいと思います。

歴史ある新町にあるダイニングバー

GIROCCO(ジロッコ)は奈良県五條市本町にあるダイニングバーです。

本町は五條市の中心部でかつて栄えた五條新町が存在したエリアです。現在でも江戸時代から残る町家が多く残っており、町屋が多く残る通りは新町通りと呼ばれ五條市の観光地の一つとなっています。

GIROCCO(ジロッコ)は歴史ある新町通り近くの情緒ある町の中に溶け込むように存在しています。

五條市は奈良では南和というエリアで南和では唯一、本格的なカクテルやスコッチが飲める貴重なダイニングバーです。

お洒落で広々とした空間

GIROCCO(ジロッコ)は酒造を改築したお店なので店内は広々とていてバーというよりレストランのような感じです。

カウンター席とテーブル席があり奥には個室もあるようで女子会をされているようでした。

外観は歴史ある蔵のようですが店内はとてもおしゃれで落ち着いた空間になっています。

お店の入り口付近やお手洗いなどは町家や旅籠のような雰囲気もあり情緒を感じさせてくれて色々な雰囲気を楽しめました。

スコッチウイスキーをいただく

この日は夕食後の訪問だったので食事はせずスコッチウイスキーをいただきました。ダイニングバーなのでウイスキーの種類は豊富とは言えませんが押さえている所は押さえているといったラインナップでした。

マスターは腕の良いバーテンダーですので多くの種類のカクテルも作れますしお酒の知識も豊富です。

マスターはとても気さくな方なのでマスターとの会話を楽しみながら五條の夜を過ごさせていただきました。

おわりに

以上がGIROCCO(ジロッコ)の簡単な紹介でした。

今回は夕食後だったのでお酒のみでしたが、他のお客さんがパスタを食べておられてとても美味しそうで羨ましかったです。次回は絶対にパスタを食べに来よう決心してお店を後にしました(笑)

歴史ある五條新町のダイニングバーGIROCCO(ジロッコ)で大人な夜を過ごしてはいかかでしょうか。

 

最後までお読みいただきありがとうございましたm(__)m

 

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モンベルツアーに参加してきました♪

こんばんは。TSUBOSUGI1975です。

今回は先日、奈良県の大普賢岳に登るモンベルツアーに参加してきましたので簡単に紹介したいと思います。

モンベルツアーに参加した理由

まず、私がなぜモンベルツアーに参加したかと言いますと単純に大普賢岳を一人で登るのが不安だったことに尽きます。

今まで何度も一人で大峰山脈の山を登ってきましたが大普賢岳には若干、不安がありました。

理由は2年ほど前になりますが大峰山脈の山々を登ってきたベテランの方とお話しする機会がありまして、その方に大普賢岳は初心者が一人で登るのはやめておいた方が良いとアドバイスをいただいたことがありました。

それとこれも2年近く前に積雪時に大普賢岳を登られていた方が熊と遭遇し滑落して亡くなられたことがあり、大普賢岳には登山技術と熊との遭遇の2点に不安を感じていました。

それなら大普賢岳に登らなければいいじゃないかという話になりますが、私が登山を始めた理由の一つが「分県登山ガイド 奈良県の山」に紹介されている85座のすべての山に登るということでした。

 

 
普賢岳は85座の1つなのでどうしても登りたい。でも不安があるということでモンベルツアーに参加することにしました。
もともとモンベルツアーには興味がありましたし、いつも一人登山(たまに奥さんと)なので大人数で登りたいという気持ちもあったので参加させていただきました。

申し込み方法

申し込み方法は店舗で直接申し込むかネットで申し込むかになります。パソコンでもスマホでも申し込みできますが、スマホモンベルのアプリから申し込むのがスムーズだと思います。

https://event.montbell.jp/

申し込む前にどんなツアーがあるか確認する必要があります。ツアーの種類を確認する方法は冊子のイベントスケジュールか、モンベルのホームページで確認することができます。

イベントスケジュールは店舗でもらうか、モンベル会員の方なら半年ごとに郵送されてきます。

どんなツアーがあるか確認して自分が行ってみたくて、なおかつ自身の登山レベルに合ったツアーを申し込むという流れになります。

今回参加したツアーと食事について

今回、私が参加したツアーは「<五條店・近鉄下市口発着>大峰の雄峰 大普賢岳登山」

でした。プランは2種類あり前泊付きと当日モンベル五條店集合です。

料金は前泊付きが20,000円。当日モンベル五條店集合が15,000円になります。私はモンベル五條店から家が近いので当日モンベル五條店集合のプランでした。

前泊付きプランはモンベル五條店での宿泊となります。遠方から参加される方はこちらのプランでの参加となりますが食事の面で注意点があります。

前泊付きプランには夕食と朝食は付いていません。21:00までにモンベル五條店にチェックインする必要があるのですがモンベル五條店の営業時間は19:00になります。

19:00を超えてチェックインするとモンベル五條店のフードコーナーで夕食を取ることはできません。

モンベル五條店の周りには飲食店はおろかコンビニ、スーパーもなく夜には暗黒にあります。

事前に食料や飲料を調達してモンベル五條店にチェックインする必要があります。当日の朝食、登山中の昼食、行動食、飲料も当然必要ですので事前に準備することになります。

交通手段

モンベル五條店の近隣の駅は近鉄下市口駅かJR五條駅になります。前泊付きプランで車でない方はどちらかの駅からモンベル五條店に向かうことになります。

どちらの駅もモンベル五條店からかなり遠いです。タクシーかバスを利用することになるかと思います。

近鉄下市口からはバスが出ていないのでバスを利用する場合はJR五條駅から少し歩いた先のイオン前のバスセンターか、近鉄福神駅のバス停から五條市コミュニティーバスに乗る必要があります。

それぞれの駅前にはコンビニがあり、JR五條駅近くにはイオンがあります。バスの本数は非常に少ないので到着した駅付近で食料を調達する場合はバスの時刻表を事前に確認したほうが無難だと思います。

モンベル五條店から近いバス亭は栄山寺口になります。JR五條駅から歩けない距離ではないので(グーグルでは徒歩33分)のんびり歩くのもおススメです。

モンベル五條店の隣には国宝がある栄山寺があるので拝観してみるのも良いかと思います。

モンベルツアーに参加した感想

モンベルツアーに参加して良かった点と悪かった点の簡単な感想です。

良いと感じた点

送迎が楽

モンベル五條店もしくは近鉄下市口駅から大普賢岳登山口までバンで連れていってくれます。片道1時間30分程度で途中で道の駅川上に寄りました。

運転や駐車スペースの確保などの面倒が無くなるのは大変ありがたいです。特に下山後に疲労した状態で1時間以上の運転はしんどいので、同行者と会話したり寝たりしている間に目的地に着くのは楽だと感じました。

経験豊富なガイドさん

ガイドさんは1:6の割合で付いてくれます。今回のツアーの参加者は10人だったので2人のガイドさんが付いてくれました。

先頭と最後尾に付いてくれて登山中は的確なアドバイスをしてくれます。お二人とも経験豊富なガイドさんだったので道中の道案内だけではなく、色々な山のこと、熊と遭遇した時のこと、ギアのこと、疲れない歩き方のことなど色々話しながら歩いてくれるので退屈することなく歩くことができました。

平均タイムのペースで誘導してくれ所々で休憩をいれてくれます。道中の絶景ポイントや名所の案内もしてくれるのもありがたかったです。

一人で歩くいつもの登山よりペースは遅かったですが、いつもより体力的にも足的にも楽に山行を終えることができました。

初めての団体登山を経験

今までは最高で2人での登山だったのでガイドさんを含めて12人での登山は新鮮でした。

私は人見知りな方ですが参加者の皆さんは良い人ばかりで、ガイドさんも時折話しかけてくれて孤立するようなことはありませんでした。

いつも黙々と歩いているので会話のしながらの登山はとても良い経験になりました。

自分の登山レベルを知ることができた

いつもはほぼ一人で歩いているので自分の体力や経験がどのくらいかは漠然とした感じでした。

今回参加されていた方は私よりも遠方の山を登っている方がほとんどで、色々な山談義をされていてほぼ奈良県の山しか登らない私は興味深く聞き耳をたてていました(笑)

しかし週に一度は山を歩いている私は体力的には参加している方の中で真ん中くらいかなと感じました。

登山技術的には遠方の険しい山やテント泊などを経験している方には到底及ばないと感じましたが体力的にはある程度自信を持つことができました。

悪いと感じた点

写真を撮りづらい

悪いというほどではないのですが集団で歩いている分好きな時に立ち止まって写真を撮ることができませんでした。

ガイドさんは好きな時に写真を撮っても構わないが歩きながらの撮影は危険なので絶対にやめてくださいと言っておられました。

しかし、初めての団体登山なので歩いている流れを止めてまで写真を撮ることは私はできませんでした。

カメラを持っていましたがほとんど使用することはありませんでした。写真が趣味の方にはその点は難点かもしれませんね。

雨登山の可能性がある

私は一人もしくは奥さんとしか山歩きしないので天気予報が怪しい場合は山に入ることはありませんでした。

今回は昼すぎから雨予報だったのですが普通にツアーは行われました。予報通り下山時に結構な雨が降ってきました。

私は初めての雨登山で防寒以外で初めてレインウェアを使用しました。下山時だったのでハシゴ、木の根、岩などが滑りやすく結構怖かったです。

私は逆に良い経験になったととらえましたが雨登山が怖いもしくな苦手な方には難点と言えるかもしれません。

おわりに

以上が今回参加したモンベルツアーの簡単な感想でした。

良かった点と悪かった点を簡単に紹介しましたが悪かった点はほぼ無理やり書いたような感じです。

写真の撮影については私の後方を歩いていたツアー慣れしていた方は普通に撮影されていましたし、雨は登山には付き物ですからね。

一人で初めて登る山に不安のある方、登りたい山があるが遠方でためらっておられる方、団体で登りたい方はモンベルツアーを検討されてはと思います。

私は今回の大普賢岳ツアーで1人でも登れる自信を持つことができたので、次回は大普賢岳に単独で挑戦してみようかと思います(^^♪

 

最後までお読みいただきありがとうございました(^^♪

 

滝が連発する丸滝谷ルートで夏の金剛山を歩く

こんにちは。TSUBOSUGI1975です。

今回は先日、奈良県御所市の金剛山に丸滝谷ルートで登ってきましたので簡単に紹介したいと思います。

金剛山とは

金剛山奈良県御所市と大阪府南河内郡千早赤阪村にまたがる山です。標高は1,125mで金剛山地の最高峰となっています。

千早赤阪村金剛山ロープウェイ(現在休止中)があるため、千早赤阪村のルートの方が人気があります。そのせいで金剛山大阪府の山と思われがちですが、山頂は御所市にあります。

金剛山には無数の登山ルートがあります。千早赤阪村、御所市、五條市と複数の市町村からアプローチすることができます。これだけ多くの登山道が開かれているという事はいかに金剛山が交通の要所であり、金剛山を信仰する多くの人が登ってきたという事でしょう。

過去に書いた金剛山系のブログがいくつかありますので興味にある方は見てみてください。

tsubosugi-naranoyama.com

今回の登山ルートとアクセス

今回、歩く丸滝谷ルートは大阪側の水越トンネル手前から旧309号線に入ってすぐから入山します。公衆トイレと自動販売機を越えて右手の石筆橋を渡り林道に入ります。

旧309号線から309号線の上を通る道の手前に5~6台の駐車スペースがあります。この駐車スペースはすぐに満車になりますので、満車の際は少し歩くことになりますが水越川公共駐車場を使用して下さい。

 

石筆橋から入山口まで

まずは旧309号線から石筆橋を渡り林道に入ります。

少し歩くと左に太尾道の入山口が出てきますが真っすぐ進みます。

なだらかな登りの林道がしばらく続きます。

右手に大きな砂防ダムが見えてくると入山口は近いです。

沢が出てくると本格的な登山道になります。

沢を突き進んでも丸滝谷に向かえますがここ慎重に右手の入山口から登山道に入ります。

入山口から分岐まで

登山道に入るとすぐ右手に石ブテ47番ルートの取りつきが出てきますが、ここも気にせず直進します。

しばらくは左下に沢を見つつ歩いて行きます。

しばらく進むと沢と合流し沢歩きとなります。

この区間は滝もなく平和な沢歩きが楽しめます。とは言っても岩は滑りますので注意は必要です。

左手にリボンが見えますがここを登ると石ブテ東谷ルートになります。ここから少し直進すると分岐に出ます。

上の丸滝までは滝の連続

分岐に出ました。ここで3つのルートに分かれます。今回は右の丸滝谷に進みます。

丸滝谷に入ると谷感がさらに増してきます。9月上旬でまだまだ暑い時期ですが谷は涼しい風が吹いていて快適に歩けます。

いよいよ滝が現れました。ここからは滝が連発します。

滝の横にはロープが設置されています。無理に滝をよじ登る必要はありません。

登って覗き込むとなかなかの高度です。


写真のように色々な滝が連続します。どの滝の横にもロープが設置されているので登るのにさほど苦労はありません。
しかしロープは古いものもあるので強度を確認しながら慎重に登る必要があります。岩も水や苔で滑りやすい箇所もあります。

ひたすら谷を詰めるルートですので道迷いの心配は少なく色々な滝を見ることができるので飽きることなく歩くことができます。

沢の水量が少なくなってくると丸滝谷ルートも終盤です。

左に下の丸滝が確認できました。上の丸滝に向かうには下の丸滝の方には向かわず谷を直進します。

下の丸滝から少し進むと上の丸滝に到着です。

最大の難関「上の丸滝」に挑戦

上の丸滝は直登できるそうですが私のようなビビリには到底無理です(;^ω^)

右側にロープが設置されています。ゴツめのロープとトラロープが二本設置されていますが結構傷んでいます。強度を確認しながら慎重に登ります。

半分くらいから滝に合流します。水が流れ苔もあるので滑りやすいです。ロープに頼り過ぎないようにして慎重に足場を確認しながら登りました。

なんとか登り切りました。結構怖かったですね。ここを登るのは2回目ですが初めての時にめちゃくちゃ怖かった印象があったので無事に登れてホッとしました。

最後の急登は体力を使う

上の丸滝をクリアした後は沢の水量はどんどん減って行きます。

水の流れが無くなり砂場のような箇所もチラホラ現れます。

この狭いV字谷は足場が悪い上に急登です。

ザレていて滑りやすく急登なのでロープを掴みながらずり落ちないように登ります。汗が大量に吹き出しアブがまとわりつきます。やはり夏場はキツイ・・・

やっと尾根に出ました。あ~しんど(;^ω^)

ここは中尾の背との分岐ポイントでもあります。汗が引くまでここで休憩しました。もちろん水分補給も行います。

中尾の背との分岐ポイントから少し登ると、次は石ブテ東谷と石ブテ尾根との合流ポイントにでます。

六道の辻まで出ました。あ~疲れた(;^ω^)

ここまで来ればあとはなだらかな道で山頂を目指します。

おわりに

以上が丸滝谷ルートの簡単な紹介でした。

丸滝谷ルートは今回2回目で前回は登山を初めて10カ月目くらいの時期でした。その時は上級者の方に案内してもらいましたがついて行くのに必死でした(笑)

今回は一人でのんびり歩けたので景色を堪能しながら登ることができました。感じたのは初心者が一人で歩くルートではないなということでした。

今回はモンベルのマウンテンクルーザー600を履いて登りましたがソールが固く、つま先が曲がりにくいので岩場をよじ登る時には登りにくさを感じました。

このルートを使う際は沢靴を併用したほうが安全性は高いと思いました。トレッキングポールも中盤からは使わないほうが良いと思います。

 

しかし多くの美しい滝を堪能出来て金剛山の水の豊富さ知ることができる素晴らしいルートだと思います。また機会があれば虫の少ない春か秋に使ってみたいですね(^^♪

 

最後までお読みいただきありがとうございましたm(__)m

 

にぎわい棟のカッキーシェイクにハマり中(^^♪

こんばんは。TSUBOSUGI1975です。

今回は、私が今とてもハマっているカッキーシェイクについて簡単に紹介したいと思います。

五條市市役所横のにぎわい棟で発見

カッキーシェイクは五條市市役所横のにぎわい棟で購入することができます。にぎわい棟は柿の専門が運営する施設で五條市民の憩いの場として人気があります。

にぎわい棟では柿の専門が販売している柿製品を購入できるだけではなくランチやお茶もできる飲食スペースが併設されています。

私は度々にぎわい棟を訪れています。なぜかというと柿ソフトクリームとコーヒーが美味しくその上リーズナブルな価格で提供してくれるからです。

柿ソフトクリームは300円、コーヒーはホットもアイスも200円とかなり安いです。

いつもどおりアイスコーヒーでもいただこうかとにぎわい棟に寄った際にカッキーシェイクなるものを発見。期間限定で200円という衝撃価格ということもありすぐにオーダーしました。

柿と牛乳の味が濃厚なシェイク

奥さんと一緒にいただきましたが2人揃って大絶賛!

柿と牛乳の味が濃厚で冷えていてめちゃくちゃ美味しかったです。暑い夏には最高ですよ♪

これが期間限定とはいえ200円。他のシェイクを飲むのがばかばかしくなりますね。300円でも普通にオーダーしますし全然安いと思います。

しかし牛乳が苦手な方はダメかもしれません。乳臭くて飲めないと言っておられる方もいました。個人差がありますので注意が必要かと思います。

おわりに

以上がにぎわい棟で購入できるカッキーシェイクの簡単な紹介でした。

私は期間限定が終わり300円になった今も頻繁にカッキーシェイクを飲みに行っています。店員さんには「またカッキーシェイク買いにきたで」と思われている事でしょう(笑)

柿ソフトクリームやドリンクもリーズナブルで美味しいので金剛山の景色を眺めながらにぎわい棟でのんびりしてはいかかでしょうか♪

 

最後までお読みいただきありがとうございましたm(__)m

 

maps.app.goo.gl

金剛錬成会に入会!モンベルクラブカードはどうなる?

こんばんは。TSUBOSUGI1975です。

先日ですが金剛錬成会に入会しましたので金剛錬成会と加入後のモンベルクラブカードについて簡単に紹介したいと思います。

金剛錬成会とは

金剛山錬成会とは金剛山葛木神社の崇敬団体として昭和37年に発足され会員数は4000名を超えている団体です。

 

●目的

金剛山を敬仰して登拝を励行し、健全なる精神と身体を錬成するを以て目的とする。

 

●主な活動内容

1)会員相互の心身錬成。

2)会員相互の親睦のため、毎年5月3日に桜まつりを開催し、合わせて会員相互の心身錬成の成果を表すため、100回以上の登拝者の表彰を実施する。

3)会員のための施設拡充並びに登山道の補修等。

4)金剛山霊域の保存並びに支援。

5)その他、本会目標達成に必要な事業。

 

分かりやすい所では山頂広場のライブカメラ、山頂広場付近の売店、トイレの維持管理。登山道の補修や改修、道標や警告看板の設置、草刈りなどがあります。

台風のあとの金剛山を登っていると登山道の整備をしていただいてる方を度々お見掛けしますし、山頂広場のトイレや売店もよく利用させていただいていますので金剛山錬成会に方には感謝の念がありました。

 

今回、登拝登山が50回となった節目に年会費が少しでもお役に立てればと思い金剛錬成会に入会させていただきました。

 

金剛登山回数表

金剛錬成会に入会しなくても登拝登山は可能です。山頂広場付近の売店や捺印所で金剛登山回数表を600円で購入することができます。

10回ごとに600円で新しい回数表に更新できます。初回は白色の回数表で2枚目からは緑色の回数表に変わります。

初回は青色のバッジがもらえ5回、10回、50回とバッジをもらえるので、これが楽しみで金剛山に登っている方も多いと思います。

年会費と入会金

年会費は6,000円で期間は4月1日から3月31日となります。ただし1月1日から3月31日の間に入会した場合は次年度の会費になります。

細かいことを言うと12月31日に入会すると3か月後には次年度の会費の支払いとなります。しかし1日後の1月1日に入会すれば次回の会費の支払いは1年3か月後になるので年末に入会するともったいないということになりますね。

 

入会金は50回までは無料ですが、51回以降は入会金が発生します。

99回目までは1,000円

199回目までは2,000円

以後100回単位で3,000円の追加

となっています。

 

100回が目前になり表彰されたくて入会される方も多いそうですが入会金1,000円かかります。

回数が多くなるたびに入会金が追加になることに疑問を感じる方もおられるかもしれませんが、今まで散々、金剛錬成会の方が整備された登山道を使用し、山頂広場のライブカメラに写り、山頂広場付近のトイレや売店を利用しているのはずなので安いくらいだと思いますね。

特典について

①50回になると名札が掲示される

②100回ごとにメダルと表彰状が授与

③1000回以上は500回ごとに楯と表彰状は授与

④回数カードが白色になり更新料が500円になる

⑤5月3日の「さくら祭り」、体育の日の「もみじ祭り」に招待

⑥会員専用のカードケースがもらえる

⑦回数入りの特性バッジが購入できる

などがあります。カードケースはKongo Renseikaiと印字されているので特別感があって嬉しいですね(^^♪

 

そしてなんといってもモンベルクラブ会員になれます。モンベルクラブ会員の年会費は1,500円ですので金剛錬成会の年会費の中にモンベルクラブ会員の年会費が含まれていることになります。

モンベルのユーザーではない方はモンベルクラブ会員になる必要はないので年会費を安くしてくれと思う方もおられるような気もしますが(;^ω^)

モンベルクラブ会員とは

全国に展開するアウトドアメーカーのモンベルの会員になるとモンベルクラブのカードがもらえます。

モンベルクラブ会員の特典は色々な施設で割引が受けられるなどがありますが、なんといってもモンベル商品を購入時に加算されるポイント制度です。

モンベルクラブ会員にはランクがありランクによってポイントの加算率が異なります。

加入時:ブルー会員 加算率5%

加入後1年以上:シルバー会員 加算率6%

加入後5年以上または累積購入額50万円以上:ゴールド会員 加算率7%

加入後10年以上または累積購入額75万円以上:プラチナ会員 加算率8%

加入後20年以上または累積購入額100万円以上:ダイヤモンド会員 加算率9%

となります。

 

モンベルクラブの年会費は1,500円ですが、加入時、更新時に500円分のポイントが加算されますので実質年会費は1,000円になります。

ブルー会員で年間20,000円分をモンベルで買い物すれば1,000円分のポイントが付与されるので年会費が実質無料となります。

 

登山をされている方ならば定期的にザックやレインウェアなどそれなりの値段のものを購入されると思うので年会費分くらいのポイントは貯まるかと思います。

貯まったポイントで年会費を支払うことも可能で私は今まで全ての年会費はポイントで支払っています。

ポイントは結構貯まるので靴下や熊鈴などをポイントで購入したこともあります。

すでにモンベル会員の場合とランクの移行は?

金剛錬成会に入会すると自動的にモンベルクラブ会員に加入したことになります。私はすでにモンベルクラブ会員だったので写真の下の方のカードを持っており、金剛錬成会に入会したことで写真の上のカードを交付されました。

重複して入会した感じになり金剛錬成会のモンベルクラブ会員はブルーになるので現在シルバーの私には損な感じがします。

金剛錬成会の方に尋ねるとカードはまとめることができてランクも引き継げるとの事でした。ランクの引継ぎはモンベルで聞いてほしいと言われました。

金剛錬成会の入会時にモンベルクラブ会員番号を聞かれたので教えたところ金剛錬成会からもモンベルに連絡してくれるとの事でした。

山頂広場の売店にもモンベルコーナーがあるのでそこで尋ねることもできるのですが、その日は早朝で売店の開店時間前だったので後日モンベルの店舗に尋ねることにしました。

 

後日、尋ねたところすでに引継ぎになっていると言われました。アプリ会員証を見ると引継ぎされていました。

金剛錬成会に入会後2日足らずで更新されているとは仕事が早い!

アプリ会員証も金剛錬成会仕様になっていて特別感があってカッコいいですね(^^♪

今後の年会費の支払い方法はモンベルでも金剛錬成会でも可能との事でした。それも便利で良いですね♪

おわりに

以上が金剛山錬成会とモンベルクラブ会員の簡単な紹介でした。

金剛山錬成会の入会とモンベルクラブ会員の引継ぎもとても簡単で早かったので安心しました。

今後も定期的に金剛山に登って行くので次は100回のメダルと表彰状を目標に頑張りたいと思います!

 

最後までお読みいただきありがとうございましたm(__)m

 

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蜜蠟ワックスを使ってみたら撥水効果に感動♪

こんばんは。TSUBOSUGI1975です。

今回は木材で自作した机や棚に蜜蠟ワックスを塗ってみたので、その感想を簡単に紹介したいと思います。

DIYのワックスに悩む

DIYでの悩みは多いのですが特に悩むのが仕上げで使用するワックスです。これには訳がありまして、簡単に言うと妻の苦情です(笑)

妻は匂いにとても敏感なのでワックスの匂いで頭が痛くなることがあると苦情をいただいておりました。

さらにはワックスに含まれる成分にもこだわりがあるようで、気に入らない成分の含まれたワックスを使用したテーブルや棚を使うのには抵抗があるとも言われていました。

そのような理由でDIYで使用するワックスには頭を悩ませていて、しばらくの期間はDIYを中止していました。

しかし先日、引越をしましてDIYを再開したいと思い色々なワックスをネットなどで調べていました。

蜜蠟ワックスにたどり着く

調べていて目に留まったのが蜜蠟ワックスというものでした。商品説明には「シックハウスにお悩み方にも安心して使用できる自然素材だけで作った無漂白ワックス」とありました。

原料はエゴマ油(国内精製)、蜜ロウ(国産・無漂白)とあり妻にも安心してもらえそうな感じです。

妻に購入の相談をすると、妻はすでに蜜蠟ワックスの存在を知っていて、それなら購入してもいいとの許可が下りたので購入することにしました。

初めての購入ということでお試しで100mlの小さいタイプを購入しました。

とりあえず塗ってみた

すぐに届いたので自分の机に塗ってみました。スポンジに付けて塗ると良く伸びるとあったので激落ちくんに付けて塗ってみましたがあまり伸びないので布に付けて塗りました。

塗っている際に独特の匂いがして私は少し臭いと感じましたが奥さんは頭が痛くなるような有害な臭いではないので全然良いとの事でした。

その匂いも一日もたてばほとんど感じなくなったので特に問題はなかったです。

塗る前には軽くサンダーをかけて粉をふき取ってから蜜蠟ワックスを塗りました。塗った後にも布でふき取り8時間ほど乾かしました。

艶と撥水効果を感じる

ワックスを塗って感じたのは木材がしっとりとして艶がでたことでした。私は木材のそのままの感じも好きなのですが艶がでるとなんとなく高級感が増すのでこれはこれで良いですね。

満足してコーヒーを飲んでいた際にあることに気付きました。

木のコースターにもワックスを塗っていたのですが、水玉ができていました。今まではグラスをどかすとコースターに水が染み込んでいたのですが水を弾いている気がします。

試しに机に霧吹きで水を吹きかけてみると・・・

おぉ~見事に水を弾いているではありませんか!!!

蜜蠟ワックスやるなぁ~と思いすぐさま棚にも蜜蠟ワックスを塗ってみました。

撥水効果を実感

観葉植物を置いておる棚に蜜蠟ワックスを塗ってみることにしました。水やりで棚が濡れるので撥水してくれれば大変助かります。

蜜蠟ワックスを塗る前に霧吹きで水を吹きかけると水は木に染み込んでいます。

使い捨てのビニール手袋をして手でワックスを塗ります。

塗った後に布でふいてから8時間ほど乾かします。

8時間経過した後に霧吹きで水をかけると水を弾いています。素晴らしい撥水効果で嬉しくなってしまいました(^^♪

おわりに

以上が蜜蠟ワックスの簡単な紹介でした。

木によくなじみ艶と撥水効果をもたらしてくれるだけではなく有害な成分が含まれていないので安心して使用することができます。

小さなお子様がいるご家庭や、アレルギーをお持ちの方が使うのにはおススメだと思います。

 

最後までお読みいただきありがとうございましたm(__)m