こんばんは。TSUBOSUGI1975です。
今回は先日、奈良県葛城市の麻呂子山と二上山に登ってきましたので簡単に紹介したいと思います。
二上山と登山ルート
二上山は奈良県葛城市と大阪府南河内郡太子町にまたがる山です。
その名の通り雄岳(517m)と雌岳(474m)の2つの山頂がある双耳峰です。
かつて二上山はサヌカイトという加工しやすい石が採れたそうです。サヌカイトを求めて推古天皇の時代に作られた竹ノ内街道を通り多くの人が訪れました。
古くは「ふたかみやま」と呼ばれた二上山は寺院跡や大津皇子の墓などが残る歴史とロマン溢れる山です。
二上山には複数の登山ルートがあります。奈良側からも大阪側からも登れ、初心者から中級者まで幅広く楽しめる山です。
人気のあるルートは奈良側の大龍寺からのルートと大阪側の二上山万葉の森からのルートです。
今回はハイカーがあまり多くない麻呂子山経由で二上山を登りました。
前に加守神社からのルートを紹介していますので興味のある方は参考にしてください。
アクセス・駐車場
今回は葛城市福祉総合ステーション前の葛城市駐車場を利用させていただきました。大きい駐車場ではありますが現在、葛城市福祉総合ステーションはワクチン接種会場になっていますので平日から多くの車が駐車されています。
車でのアクセスは国道165号線の熊谷川橋南詰を曲がり1~2分進めば葛城市駐車場に到着します。
河川公園の登山口から入山
まずは當麻寺奥院の方に歩いていきます。しばらく進むと當麻寺関係者専用駐車場が出てきますので右に行きます。
右に行くと河川公園になります。一番手前の東屋の奥の橋を渡ると麻呂子山登山口になります。
前に来た時は看板はなかったのですが設置されたようです。分かりやすくなりましたね(^^♪
少し歩くと分岐が出てきます。どちらに進んでも二上山に行けますが麻呂子山を経由する場合は左です。
途中にある道標です。ここから當麻寺に下れたようですが現在は通行不可になっています。見る限り踏み跡は草木で覆われていて確認できませんでした。
しばらくは平坦な道が続きます。
ここからは登りになります。クリーンセンターの方に進めば竹ノ内街道に行けます。
距離は短いですが急登があります。
あっという間に麻呂子山に到着しました。20分程度で到着することができました。
ベンチの多い楽しい道
麻呂子山には景観はないので休憩せずに先に進みます。
麻呂子山から先は細かいアップダウンを繰り返しながら徐々に標高を上げていきます。
姫風の坂に到着しました。
ここにはかわいいベンチと景観があります。麻呂子山よりここで休憩するほうがいいですね。
続いて木洩れ日ベンチに到着しました。
ベンチはないように見えますが、落ち葉で埋もれているのかな?
落ち葉が多く滑りやすいアップダウンが続きます。
かわいい道標です(^^♪
このあたりから木の根と岩が多くなってきます。
マロコ?マルコ?どっち?とりあえず展望台です。
良い眺めです。絶好の休憩ポイントですね♪
しばらく進むとまた休憩ポイントです(笑)
ここからは雄岳と雌岳がよく見えます。ここは万歳山城址なのかな?勉強不足で分かりません(-_-;)
万歳山城址?から少し進むとダイトレに合流します。岩屋峠方面に進みます。
しかし今回も原岳の場所が分からなかった(-_-;)
岩屋峠に到着しました。ここから少しだけ下って岩屋に寄り道しました。
岩屋峠から雄岳まで
岩屋峠から少し進むと右手に雌岳までの階段が出てきます。個人的にはこの雌岳までの登りが一番しんどいです(;^ω^)
つづら折りに階段を登っていきます。
雌岳に到着しました。ここまで約75分かかりました。思っていたより時間がかかりましたね。
この日は暖かかったです。休憩はとらずに雄岳に向かいます。
馬の背に到着しました。トイレは改修中ですが仮設トイレが設置されていました。ありがたい限りですね。
雄岳までの階段ですがここを右に登っていくとベンチがあります。
おおせ坂のベンチです。野鳥が集まるポイントみたいです。
雄岳に到着しました。ここまで約90分かかりました。雄岳には眺望もベンチもないので来なくてもいいんですが結局来てしまいますよね(笑)
おわりに
以上が麻呂子山を経由しての二上山へのルートの紹介でした。
下山は大岩に寄って帰りましたが、このルールは傾斜がきついポイントがあります。お落ち葉が多い時期は滑りやすいので慎重に歩いたほうが無難です。
二上山は平日でもハイカーが多い人気の山ですが、麻呂子山から岩屋峠までは誰とも出会うことはありませんでした。
休憩ポイントも多く静かに歩けるルートですので興味のある方は歩いてみてください♪
最後までお読みいただきありがとうございましたm(__)m