仏隆寺から伊勢本街道を歩いて冬の三郎ヶ岳へ

こんばんは。TSUBOSUGI1975です。

今回は先日、奈良県宇陀市の三郎ヶ岳に登ってきましたので簡単に紹介したいと思います。

三郎ヶ岳と登山ルート

(2022年3月に撮影)

三郎ヶ岳は奈良県宇陀市室生の標高879mの山です。

三郎ヶ岳の山頂は眺望が開けており大峰や曽爾、御杖の山々を見ることができます。途中には摩崖仏も見ることができるおススメの山ですが登山者は多くありません。

三郎ヶ岳の麓には千年桜で有名な仏隆寺や諸木野の集落などがあり美しい光景を見ることができます。

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仏隆寺駐車場は国道369号線の高井を入ったところにあります。榛原駅から車で20~30分程度ですので曽爾や御杖の山に比べると近いですね。

登山ルートは仏隆寺駐車場からの周回ルートがあります。ピストンでなければ高城岳との縦走になりますので、高城岳から登るか三郎ヶ岳から登るかの2択になります。

比較的歩きやすいルートですが、どちらのルートも三郎ヶ岳山頂手前は急登です。

三郎ヶ岳から登るルートの山頂手前は狭い岩場になりますので、その区間は慎重に登ったほうが無難です。

仏隆寺駐車場から登山口まで

仏隆寺駐車場に駐車させてもらいましたが、かなりの雪が積もっており驚きました。私の後にスタッドレスタイヤは履いた小型の車が入ってきましたが、なかなか駐車場手前の坂を登れず苦労していました。この雪ですと四駆じゃないと厳しいですね。

ここまでの道も凍結箇所が多くて慎重に運転しました。一週間前くらいは全く雪がなかったみたいなのに・・・

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この日は仏隆寺には寄らず登山口を目指します。駐車場からチェーンスパイクを装着しました。赤埴の集落も雪で真っ白でした。

集落を抜けしばらく林道を歩くと登山口に到着します。ここから登ると高城岳が先になります。ここからは登らず先に進みます。

ここから登るのが一般的だと思いますが、三郎ヶ岳から下山すると下山後に仏隆寺駐車場まで4キロほど歩くのを嫌ったことと、高城岳の山頂には東屋があるのでそこで昼飯を食べようと計画していたのでここから登りませんでした。

ここから高城岳までは30分程度なので昼飯の時間が早くなりすぎると後がしんどいですからね。

なので帰りはここから下山してくることになります。

諸木野の集落に入り伊勢本街道を歩きます。

諸木野の集落も真っ白です。

愛宕神社前を通過。

伊勢本街道を進むとさらに雪深くなってきました。車や人が通った形跡はなく動物の足跡しかありません(;^ω^)

アイゼンを持ってくるべきだったと後悔しました。

やっと登山口に到着。雪で歩きにくく疲れました・・・

登山口から三郎ヶ岳まで

新雪の登りはしんどい。

足を休めながらゆっくり登って行きます。

分岐まで来ました。ここから少し寄り道すれば展望ポイントに行けますが、余裕がなくパス。

分岐にはお堂があります。お参りしてからしばし休憩。

摩崖仏を見てから先に進みます。

摩崖仏から先は、さらに雪深くなりトーレスが消えているので、登山アプリをこまめに確認しながら進んで行きます。

トーレスがないので鎖をつかみながら慎重に進みます。

山頂手前は岩が多く急登な上、雪で足場が見えないの這うようにして登りました。

三郎ヶ岳到着。雪まみれになりました。疲れた・・・

三郎ヶ岳から高城岳まで

山頂は雪に埋もれていて座れる場所はありませんでした。風はなかったので、そこはありがたかったです。

天気は曇りでしたが、美しい景色を見ることができました。

大峰方面。

曽爾、御杖方面。

山頂からすぐは激下りが続きます。尻もちをつきながら滑るように下りました。

トーレスが無いので慎重に下って行きます。

鞍部にでました。

高城岳に向かって登って行きます。笹が多くルートが分かりづらかったです。

高城岳の山頂付近で霧氷を見ることができました。高城岳で霧氷が見れるとは思いませんでした。

高城岳まで霧氷を楽しみながら歩いていきます。

東屋に到着しました。山頂の看板はこの先にあります。

高城岳に到着しました。

高城岳から下山

東屋が雪だらけだったので、ここでの昼食は諦めました。

鳥瞰図は雪で隠れていました。

高城岳は三郎ヶ岳ほど眺望がありません。

祠にお参りしてから下山します。

高城岳の下山は激下りがないので安心です。

林道をまたぎながら下って行きます。

赤埴の登山口まで無事に戻ってこれました。

おわりに

以上が仏隆寺から三郎ヶ岳と高城岳の周回ルートの紹介でした。

正直、三郎ヶ岳がここまで雪深いとは思っていませんでした。三郎ヶ岳をなめていましたね(;^ω^)

しかし、霧氷や赤埴集落や諸木野集落の珍しい雪景色が観れて良かったです(^^♪

登山者が少ない山ですが、見どころの多い山なので個人的にはおススメしたい山ですね♪

 

最後までお読みいただきありがとうございましたm(__)m

 

冬のもみじ谷ルートで氷瀑の金剛山へ

今回は先日、氷瀑を見にもみじ谷ルートで金剛山に登ってきましたので簡単に紹介したいと思います。

金剛山と登山コース

金剛山奈良県御所市と大阪府南河内郡千早赤阪村にまたがる山です。標高は1,125mで金剛山地の最高峰となっています。

千早赤阪村金剛山ロープウェイ(現在休止中)があるため、千早赤阪村のルートの方が人気があります。そのせいで金剛山大阪府の山と思われがちですが、山頂は御所市にあります。

金剛山には無数の登山ルートがあります。千早赤阪村、御所市、五條市と複数の市町村からアプローチすることができます。これだけ多くの登山道が開かれているという事はいかに金剛山が交通の要所であり、金剛山を信仰する多くの人が登ってきたという事でしょう。

今回は第六堰堤の氷瀑を見るためもみじ谷ルートで金剛山に登りました。

過去の金剛山登山ブログかありますので興味のある方は読んでみてください。

tsubosugi-naranoyama.com

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水越川公共駐車場からもみじ谷ルート入り口まで

水越川公共駐車場を利用させてもらいました。この日は駐車場まで積雪、凍結箇所はなく問題なく駐車場まで来ることができました。

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バス停近くの駐車場は工事中のため使用不可でした。

水越峠付近も積雪、凍結はなく路駐し放題でした。

ダイトレに入ります。

金剛の水付近から雪が目立ち始めてきました。

ここの橋を渡ればダイトレです。真っ直ぐ進みもみじ谷ルート入り口に向かいます。

もみじ谷ルート入り口に到着。ここでチェーンスパイクを装着しました。

もみじ谷ルート入り口から第六堰堤まで

入り口から少し歩くと一つ目の堰堤が見えてきます。この堰堤は普通に水が流れています。

次の堰堤が見えてきました。このようにもみじ谷コースはいくつかの堰堤を通過しながら進んで行きます。

第三堰堤くらいから凍結部分が目立ってきます。

氷柱が多くなってきました。

この辺りが唯一の危険ゾーンです。堰堤の横の脚立は慎重に登りました。

足元を確認しながら歩いて行きます。

第六堰堤に到着しました。

第六堰堤の氷瀑を堪能

私は初めて第六堰堤の氷瀑を見ましたが、迫力がありました。もっとすごくなるらしいですが私は大満足でした。

横からのアングル。

下部は泡のように凍っています。

鍾乳洞みたい。

迫力あります。

撮影の順番待ちになっていました(笑)

氷瀑を堪能したので第六堰堤を後にして先に進みます。

第六円堰堤から山頂まで

第六堰堤から少し進むとドラゴンと呼ばれる流木があります。雪でホワイトドラゴンになっています。

沢が凍っています。

表面は凍っていますが、下を水が流れています。

本流ルートで進みます。ここの登りがこのルートで唯一しんどいです。

売店に到着しました。雪でいい感じになっています。

暑がりの私もこの日はさすがに寒かったです。

山頂広場に到着しました。

霧氷が見れました。

法輪寺と葛木神社でお参りしてから下山しました。

おわりに

以上が冬のもみじ谷ルートと第六堰堤の氷瀑の簡単な紹介でした。

帰りは安全なダイトレで下山しました。凍結箇所が多いので整備されたダイトレで下山するのが無難だと思います。

第六堰堤の氷瀑はまだ成長するとのことですので、また機会を見て第六堰堤に訪れたいと思います♪

 

最後までお読みいただきありがとうございましたm(__)m

 

生駒縦走歩道で信貴山から暗峠を歩く

こんばんは。TSUBOSUGI1975です。

先日、生駒縦走歩道を使用して信貴山から暗峠区間を歩いてきましたので簡単に紹介したいと思います。

生駒縦走歩道とは

正直に言うと私は生駒縦走歩道の存在を知りませんでした。今回、高安山から十三峠に向かう途中に生駒縦走歩道の看板を見て存在を知った次第です。

おそらく高安山から生駒山までを縦走する区間を生駒縦走歩道というのではないかと思います。

近畿日本鉄道が生駒縦走コースとして発行しているMAPに高安駅から宝山寺駅までの区間として記載されています。

その区間か、その一部が生駒縦走歩道というのかは分かりません。知っている人は教えてください(笑)

生駒縦走歩道は主に信貴生駒スカイライン(私の地元では信貴スカと呼んでいたので以下信貴スカ)に沿って歩きます。大阪側のコンクリートジャングルを望みながら歩くことができます。

三郷駅から信貴山下駅まで

今回はのまず三郷駅近くのコインパーキングに駐車してから信貴山を目指します。本来は信貴山下駅から目指すのが効率的ですが、前に関屋駅から明神山を経て三郷駅まで歩いたのでその続きで歩くことにしました。

まずは三郷駅から龍田古道を歩いて龍田大社に向かいます。龍田古道は住宅街の中を歩いていきます。

龍田大社に到着しました。軽巡洋艦龍田はこの付近を流れる竜田川から名付けられたそうです。軽巡洋艦龍田の水兵の食事を作るコックが竜田揚げを初めて作ったという説があります。

龍田大社は風の神様を祀っているそうです。

龍田大社からも住宅街を歩き信貴山下駅へ向かいます。

信貴山下駅に到着しました。

信貴山下駅から信貴山まで

信貴山下駅からハイキングコース入り口までひたすら車道沿いの坂道を歩いて行きます。

ハイキングコース入り口に到着しました。

しばらくは急登が続きます。

信貴山バス停に到着しました。信貴山バス停の裏の道を進みます。

情緒ある町並みを歩きます。

朝護孫子寺に到着しました。

有名な世界一福寅。

成福院でお参りしました。

本堂には寄らず空鉢護法堂に向かいます。

石の階段をつづら折りに登って行きます。

空鉢護法堂に到着しました。

信貴山から十三峠まで

空鉢護法堂からは金剛山方面や奈良盆地を見ることができます。

あの煙は明神山から上げている狼煙かな?

続いて高安山に向かいます。

ここの分岐を左に行きます。真っすぐ進むと下山してしまいます。

山歩きらしくなってきました。

信貴スカをまたいで進みます。

舗装道に出ました。ここを右に登って行くと高安山になります。

高安山に到着しました。三角点はありますが展望はありません。

ピストンで戻り十三峠に向かいます。ここから生駒縦走歩道になると思われます。

所々に生駒縦走歩道を示す道標があります。

このトンネル付近からぬかるみの多い道になります。

信貴スカ沿いの道は狭くぬかるみが多いので歩きにくいです。向こうに大阪方面の景色がありますが、信貴スカは有料道路なので道路内に侵入不可です。

十三峠に到着しました。

十三峠から暗峠まで

十三峠にはお地蔵さまがおられます。

十三峠に松尾道を示す石柱がありました。ここから松尾寺や法隆寺に行けると思います。

少し逸れた高い場所に十三峠の石柱がありました。

信貴スカ沿いを歩き続け、この螺旋階段を登り信貴スカを横断します。

信貴スカを横断してしばらく歩くと鐘の鳴る丘展望台に到着します。

展望台からは生駒山大阪平野がよく見えます。

展望台にはベンチが多く設置されているので休憩に最適ですが、この日は風が強かったです。

展望台には駐車場があるのでここでUターンして信貴スカを爆音を鳴らして何往復もしている迷惑な軽自動車が2台いてうるさくて仕方なかったです。

軽食をとり鳴川峠に向かいます。

細かいアップダウンが続き何か所かピークを通過します。そのうちの一つの三国山です。

鳴川峠に到着しました。ここからは登りメインになります。

今までよりも岩が転がる道になります。

横峰山通過。

急にブロック塀が現れます。おそらくブロック塀の向こうは寺院の敷地だと思います。

久しぶりに開けた場所に出たかと思うと・・・

ここが本日、最後のピーク大原山でした。

大原山にはベンチや東屋があり絶好の休憩ポイントです。

この分岐を右に下って行くと暗峠になります。

暗峠に到着しました。

この日は暗峠から下山して西生駒駅に向かいました。

おわりに

以上が生駒縦走歩道での信貴山から十三峠の区間の紹介でした。

暗峠は急こう配なので膝にきますが、途中に何か所か石仏が見れますので石仏を探しながらのんびり歩くのがおススメです。

私は電車の時間がギリギリでしたので急いで下山しましたが・・・

 

最後までお読みいただきありがとうございましたm(__)m

 

たかすみの里から雪の高見山へ

こんばんは。TSUBOSUGI1975です。

今回は先日、奈良県吉野郡東吉野村高見山に登ってきましたので簡単に紹介したいと思います。

高見山と登山コース

高見山奈良県吉野郡東吉野村三重県松阪市にまたがる標高1248mの山です。

台高山脈の北端に位置する高見山はその尖った容姿から「関西のマッターホルン」と呼ばれハイカーから親しまれています。

冬季には霧氷や樹氷が見れることもあり近鉄榛原駅から霧氷バスが出るほど人気のある山です。

登山コースは霧氷バスで行ける東吉野村杉谷の登山口、車でのアクセスに便利な東吉野村平野の登山口、もっとも距離の短い県境の大峠からのコースが人気です。

大峠は標高が高いので冬季は道路が積雪、凍結で危険ですのでスタッドレスタイヤ、タイヤチェーンが必要で四駆が無難です。

今回は無料駐車場がある東吉野村平野のたかすみの里から登りました。

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天好園から高見杉避難小屋まで

たかすみの里はAM11:00からの営業なので駐車場は閉まっています。早朝からの登山は天好園さんの駐車場が利用できます。無料で開放してくれているのでありがたい限りです。

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県道28号線を歩き、たかすみの里の前を通過します。

たかすみの里を過ぎて左に曲がり高見川の方に向かいます。

高見川を渡り左に曲がると登山口があります。

登山口には登山ポストがあります。

高見杉避難小屋までの道は階段が多いです。

途中に堰堤を2か所通過します。

徐々に雪が見えてきました。

高見杉避難小屋に到着です。

高見杉避難小屋から杉谷・平野分岐まで

避難小屋の横には高見杉がそびえ立っています。

高見杉避難小屋からはぬかるみが多い道になります。

小さい沢を渡渉した辺りからぬかるみがなくなり岩が転がる道になります。

倒木のある所でチェーンスパイクを装着しました。

やっと尾根が近づいてきました。

杉谷・平野分岐に出ました。

杉谷・平野分岐から山頂まで

2mの熊・・・

分岐からは尾根歩きになります。

途中に岩を数か所、通過します。

高見山は山頂に近づくほど斜度が上がってきます。

笛吹岩からは眺望があります。

笛吹岩からの登りはきついです。この日は残念ながら霧氷を見ることはできませんでした。

避難小屋が見えてきました。避難小屋を過ぎるといよいよ山頂です。

神社を過ぎると山頂になります。大峠からは逆方向から登ってこれます。

天気が良く景色がよく見えます。

避難小屋の前からは金剛山方面や大峰方面を見ることができます。条件が良ければ富士山まで見ることができるそうです。

おわりに

以上が平野登山口から高見山を登るコースの紹介でした。

数日、気温が高かったため霧氷を見ることはできませんでしたが、好天に恵まれ美しい景色を見ることができました。

下山時は途中の沢でチェーンスパイクの泥を落とすことをお勧めします。雪が解けてぬかるみが多いのでチェーンスパイクがドロドロになりますから。

時間に余裕のある方は下山後にたかすみ温泉に入ってさっぱりしてから帰れるのでおススメです♪

 

最後までお読みいただきありがとうございましたm(__)m

 

高天彦神社から郵便道で金剛山へ

こんばんは。TSUBOSUGI1975です。

今回は先日、高天彦神社から郵便道で金剛山を登ってきましたので簡単に紹介したいと思います。

金剛山と登山ルート

金剛山奈良県御所市と大阪府南河内郡千早赤阪村にまたがる山です。標高は1,125mで金剛山地の最高峰となっています。

千早赤阪村金剛山ロープウェイ(現在休止中)があるため、千早赤阪村のルートの方が人気があります。そのせいで金剛山大阪府の山と思われがちですが、山頂は御所市にあります。

金剛山には無数の登山ルートがあります。千早赤阪村、御所市、五條市と複数の市町村からアプローチすることができます。これだけ多くの登山道が開かれているという事はいかに金剛山が交通の要所であり、金剛山を信仰する多くの人が登ってきたという事でしょう。

今回は高天彦神社から郵便道を使って金剛山に登りました。

過去の金剛山登山ブログかありますので興味のある方は読んでみてください。

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高天彦神社と郵便道とは

高天彦神社(たかまひこじんじゃ)は奈良県御所市高天にある神社で金剛山東麓に鎮座しています。

創健は不明らしいですが、かなり古くから存在している神社らしいです。古代豪族の葛城氏の最高神である高皇産霊神を祀っています。

高天彦神社の参道は金剛山の登山道に繋がっており、金剛山に登る前に多くの登山者が高天彦神社でお参りをします。

高天彦神社には無料駐車場があるので朝早くから多くの登山者の車が駐車しています。

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郵便道はその名の通り郵便局員金剛山頂に郵便物を届けるまたは回収するために使ったとされる道です。

金剛山頂は御所市になりますので御所の郵便局員が徒歩で金剛山を登って郵便を届けていたそうです。ほんと昔の人には頭が下がりますね。

郵便道は昭和10年から終戦まで使用されていたとのことです。

高天彦神社から高天滝まで

まず駐車場から参道を歩き高天彦神社に向かいます。

高天彦神社でお参りをしてから入山します。

鳥居前から水車が見える道を進んで行きます。

しばらく進むと沢を渡渉する場所があります。渡渉した先が登山口になります。

渡渉せずに先に少し進むと不動明王の石仏があります。

石仏の少し先の滝が高天滝になります。

高天滝から一の鳥居まで

それでは渡渉して山頂を目指します。

このルートは階段が多いので足に負担が掛かりやすいです。

分岐に出ました。左に逸れていく道が高天道、階段を登って行くと郵便道になります。

岩と木の根が多いゾーンがありますので滑らないように慎重に歩きます。

標高700m付近から雪が少し見えてきました。

崩落で道が失われているのでハシゴを使って迂回します。

雪で濡れて滑りやすいので慎重にハシゴを登ります。

ハシゴを過ぎたあたりから雪が増えてきました。

ダイトレに合流するまで階段が続きます。階段は滑りやすいので念のためにチェーンスパイク装着しました。

ここの階段ゾーンが一番しんどいです(;^ω^)

ダイトレに合流しました。ここまで来ればあとは楽です。

一の鳥居に到着しました。

一の鳥居から山頂広場まで

参道を歩き山頂広場に向かいます。

雪のある参道は雰囲気が変わりますね。

山頂到着。葛木神社でお参りしました。

続いて転法輪寺でお参りします。雪でいい感じですね。

売店の雰囲気もいい感じです♪

マイナス2℃でしたが私は汗だくでした(笑)

山頂広場に到着しました。

上手に作っていますね(^^♪

おわりに

以上が高天彦神社から郵便道で金剛山を登るルートの紹介でした。

初めて積雪時の金剛山に登りましたが、思っていたよりも寒くなく気持ちよく登ることができました。

御所市側から登るルートは千早赤阪村側からのルートよりも斜度がきついです。下山時は標高600~800m辺りは雪解けでぬかるんでいる所が多く滑りやすいので注意です。

もうすぐゴールという所で転んでドロドロとか最悪ですからね。私は何度もあります(-_-;)

 

最後までお読みいただきありがとうございましたm(__)m

 

女綱から高取山~芋峠を歩く

こんばんは。TSUBOSUGI1975です。

今回は先日、奈良県高市郡の高取山と芋峠を歩いてきましたので簡単に紹介したいと思います。

高取山と登山ルート

高取山は奈良県高市郡高取町の標高583.6mの山です。

高取山にはかつて日本三大山城に数えられる高取城がありました。高取城は明治時代の

版籍奉還により廃城となり、建物は競売にかけられました。

天守閣は残っていましたが人里離れた山城なので人の手が入りづらく荒廃が進み自然倒壊したと言われています。

現在では石垣を残すのみですが、城郭を色濃く残しており城好きにはたまらないのではないでしょうか。

高取山には高取町と明日香村からの登山ルートがあります。

高取町からは城下町跡の土佐街道からのルートと壷阪寺からのルートがあり、明日香村からは女綱からのルートと栢森からのルートがあります。

おすすめは城下町の雰囲気を感じながら土佐街道で砂防公園、宗泉寺を経て高取山に登り、五百羅漢と壷阪寺を経て下山する周回ルートです。

五百羅漢の石仏はとても見応えがありますのでおススメです。このルートを使う場合は土佐街道沿いにある無料駐車場を利用するのが便利です。

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少しでも楽に登りたい方は駐車料金はかかりますが壷阪寺の駐車場から登ることができます。

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今回は明日香村の女綱から登り栢森に下山する周回ルートを歩きました。

芋峠とは

芋峠は明日香村と吉野町を繋ぐ県道15号線にある峠です。県道15号線を通っていると上の写真の看板があります。ここを少し登って行くと芋峠になります。

芋峠の歴史は古く、飛鳥宮から吉野離宮天皇が向かう際に芋峠を通ったと言われています。

明治時代までは生活路として多くの人に利用されていましたが、大正時代に今の近鉄吉野線が開通したのを境に利用者が減り、昭和初期に県道15号線が開通して芋峠通る道は廃道になりました。

廃道になり旧道は荒れ放題になりましたが、現在は古道芋峠として整備され多くのハイカーに親しまれています。

女綱から高取山まで

今回は明日香村から高取山を目指します。県道15号線沿いの女綱登山口から入山します。

登山口から少しの間は急登があります。

少し進むとさっそく石垣がでてきました。城と関係があるのでしょうか?

竹が多い道が続きます。

分岐に出ました。右に下ると土佐街道方面に行けます。

分岐にある猿石です。

猿石を過ぎたあたりから石垣が多くなり城址感が増してきます。

結構、大きな石が転がっています。石垣が崩落している箇所もあるみたいです。

立派な杉です。樹齢どれくらいなのかな?

いざ本丸へ。

高取山に到着しました。本丸跡が山頂になっています。

高取山から芋峠まで

山頂は結構、開けています。この日のハイカーは数名程度でした。

山頂からは奈良盆地や大峰方面を見ることができます。

山頂から少し下ったところに東屋とトイレが設置されています。

続いて芋峠に向かいます。

芋峠に向かう道は狭く歩きにくい箇所が少しあります。

芋峠まではなだらかなアップダウンが続き標高はあまり下がりません。

林道にでました。

林道歩きは少しで、すぐに左側の山道に入ります。

林道に沿ってしばらく歩きます。

林道沿いから外れしばらく進みます。

県道15号線に合流しましたが、県道をまたいで古道芋峠に入ります。

古道芋峠に入り少し登ると芋峠に到着です。この分岐を右に登って行くと竜在峠に至ります。竜在峠からは竜門岳や談山神社に分岐します。

芋峠から栢森まで

それでは行者に向かって進みます。

芋峠からは古道らしい歩きやすい道になります。

この辺りにはかつて芋峠神社や茶屋が三軒あったそうです。

ふたたび県道15号線に合流しました。

ここには行者の石像が置かれています。

県道15号線から古道小峠に入ります。

昭和初期頃まではこの場所から高取城址の石垣が見えたそうですが、現在は木が生い茂り見ることはできません。

昔の子供はここで高取山の絵を書いたり走り回っていたそうですが、今の親は子供を山で自由に遊ばせるなんてありえませんね(;^ω^)

舗装道に出ました。ここで古道歩きは終了です。ここを左に行き栢森を抜け女綱まで戻りました。

おわりに

以上が女綱から高取山と芋峠を歩くルートの紹介でした。

ゴール間近でデカい雄鹿がいてびっくりしました。山中は鹿のフンを見たり鹿の鳴き声は聞きましたが、最後の最後で出会うとは(笑)

この辺りは歴史の深い飛鳥を中心に吉野、桜井の寺社や山に通じる古道がたくさんあるので、これからも歩いて行きたいですね!

 

最後までお読みいただきありがとうございましたm(__)m

 

ダイヤモンドトレールで屯鶴峯~大和葛城山を歩く②

こんばんは。TSUBOSUGI1975です。

今回はダイヤモンドトレールで屯鶴峯~大和葛城山を歩く①の続きになります。

前回は屯鶴峯~岩橋山までの区間を紹介していますので興味のある方は読んでみてください。

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岩橋山から持尾辻まで

岩橋山から持尾辻方面に少し進むと分岐が出てきます。名石コースは河南町から登るルートです。

名石コースは急登が多く、所々にある石もそれほど見ごたえがない(主観です)のであまりおススメはしないコースです。

名石コースを少しだけ下ると石仏があるので立ち寄ります。

不動明王の石仏です。初めて岩橋山を登った時に疲労困憊で出会った不動明王です。

深く印象に残っているので、岩橋山に来た時は必ずお参りしています。

ダイトレに戻り階段を激下って行くと岩橋峠に出ます。

岩橋峠からは道の駅葛城方面に行けるはずですが長らく通行止めになっているので歩いたことはありません。

岩橋峠からは急な階段が続きます。

階段ゾーンをクリアするとなだらかなアップダウンがしばらく続きます。

布施城址分岐に到着しました。ここから布施城址を通って新庄方面に下りれます。布施城址には名残はあまりなく道は荒れていて藪漕ぎの必要があります。城址好き以外の方にはお勧めしません。

持尾辻付近になってくると雪が見え始めてきました。

AM10:40持尾辻到着。本日6つ目のダイトレプレート(持尾辻)です。

持尾辻にはベンチがあり休憩には最適ですがベンチに雪が積もっていたので、休まず先に進みました。

持尾辻から大和葛城山まで

バイオトイレ到着。トイレ付近にもベンチが設置されています。ここでプロテインバー1個補給。

忍海分岐到着。ここから葛城山麓公園に下りれます。布施城址ルートほど荒れてはいませんが若干の藪漕ぎが必要です。葛城山麓公園付近は急こう配です。

雪が多くなってきました。この辺りの階段は段差が高く足に負担がかかります。この階段くらいからふくらはぎがつり始めました。休まず歩き続けたのが影響しているのかも(;^ω^)

階段を雪に気を使いながら歩くとふくらはぎに負担がかかるのでチェーンスパイク装着しました。

かなり雪が多くなってきました。

山頂手前の階段は急登です。お尻の筋肉も痛くなってきました(-_-;)

本日、最後のダイトレプレート(葛城山)です。

最後の力を振り絞って山頂を目指します。

AM11:46葛城山到着。疲れた・・・

葛城高原ロッジで昼食

山頂は風で雪が飛ばされているせいか雪は薄っすらでした。

金剛山に向かう足は残っていない・・・

葛城高原ロッジで休憩します。金剛山を眺めながら生ビール最高です!

葛城高原ロッジ名物の鴨丼をいただきました。疲れた体に染みるような感じがしました。めちゃくちゃ美味しかったです♪

過去に葛城高原ロッジで大和牛カレーをいただいたブログがありますので、よかったら見てみてください。

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下山の選択をあやまる

葛城高原ロッジで昼食をすませた後、とりあえずロープウェイ乗り場に向かいました。

ロープウェイで下山することも考えていたのですが、待ち時間があるので歩いて下山することにしました。

ロープウェイ乗り場から近い下山コースが櫛羅の滝コースだったので安易に櫛羅の滝コースを選択しましたが大きな間違いでした。

櫛羅の滝コースは北尾根コースより荒れており斜度もきついので、下山は北尾根コースをおススメします。

半分くらいまで下りると雪が解けて地面がぬかるんでおり、下りでは非常に滑りやすいです。私は2度滑ってドロドロになってしまいました(´;ω;`)

PM13:33ロープウェイ乗り場前バス停到着。

私はここでも過ちをおかしてしまいました。ロープウェイ乗り場前の水道で泥を落としながらバスを待っていましたが予定の時間になってもバスが来ません。

時刻表をよく見ると私が思っていた時間はツツジや紅葉の時期だけ運行しているバスの時間でした。1時間以上バスを待つ必要があると知って歩いて駅まで行くことにしました(;^ω^)

PM14:43近鉄御所駅到着。あ~疲れた・・・

おわりに

以上がダイヤモンドトレールの屯鶴峯~大和葛城山区間の紹介でした。

1年前はこれだけの距離と高低差を歩くことなど想像もできませんでしたが、無事に歩ききることができました。

体力的には問題ありませんでしたが、ふくらはぎとお尻の筋肉にダメージがあり登山後3日間はハリがありました。

成長は感じられましたが、まだまだ健脚と呼ぶには程遠いので、2023年も頑張って山歩きをしていきたいと思います。

2023年末にもこのルートを歩いて成長を確認したいです!

 

最後までお読みいただきありがとうございましたm(__)m