こんばんは。TSUBOSUGI1975です。
今回は先日、奈良県宇陀市の三郎ヶ岳に登ってきましたので簡単に紹介したいと思います。
三郎ヶ岳と登山ルート
(2022年3月に撮影)
三郎ヶ岳の山頂は眺望が開けており大峰や曽爾、御杖の山々を見ることができます。途中には摩崖仏も見ることができるおススメの山ですが登山者は多くありません。
三郎ヶ岳の麓には千年桜で有名な仏隆寺や諸木野の集落などがあり美しい光景を見ることができます。
仏隆寺駐車場は国道369号線の高井を入ったところにあります。榛原駅から車で20~30分程度ですので曽爾や御杖の山に比べると近いですね。
登山ルートは仏隆寺駐車場からの周回ルートがあります。ピストンでなければ高城岳との縦走になりますので、高城岳から登るか三郎ヶ岳から登るかの2択になります。
比較的歩きやすいルートですが、どちらのルートも三郎ヶ岳山頂手前は急登です。
三郎ヶ岳から登るルートの山頂手前は狭い岩場になりますので、その区間は慎重に登ったほうが無難です。
仏隆寺駐車場から登山口まで
仏隆寺駐車場に駐車させてもらいましたが、かなりの雪が積もっており驚きました。私の後にスタッドレスタイヤは履いた小型の車が入ってきましたが、なかなか駐車場手前の坂を登れず苦労していました。この雪ですと四駆じゃないと厳しいですね。
ここまでの道も凍結箇所が多くて慎重に運転しました。一週間前くらいは全く雪がなかったみたいなのに・・・
この日は仏隆寺には寄らず登山口を目指します。駐車場からチェーンスパイクを装着しました。赤埴の集落も雪で真っ白でした。
集落を抜けしばらく林道を歩くと登山口に到着します。ここから登ると高城岳が先になります。ここからは登らず先に進みます。
ここから登るのが一般的だと思いますが、三郎ヶ岳から下山すると下山後に仏隆寺駐車場まで4キロほど歩くのを嫌ったことと、高城岳の山頂には東屋があるのでそこで昼飯を食べようと計画していたのでここから登りませんでした。
ここから高城岳までは30分程度なので昼飯の時間が早くなりすぎると後がしんどいですからね。
なので帰りはここから下山してくることになります。
諸木野の集落に入り伊勢本街道を歩きます。
諸木野の集落も真っ白です。
愛宕神社前を通過。
伊勢本街道を進むとさらに雪深くなってきました。車や人が通った形跡はなく動物の足跡しかありません(;^ω^)
アイゼンを持ってくるべきだったと後悔しました。
やっと登山口に到着。雪で歩きにくく疲れました・・・
登山口から三郎ヶ岳まで
新雪の登りはしんどい。
足を休めながらゆっくり登って行きます。
分岐まで来ました。ここから少し寄り道すれば展望ポイントに行けますが、余裕がなくパス。
分岐にはお堂があります。お参りしてからしばし休憩。
摩崖仏を見てから先に進みます。
摩崖仏から先は、さらに雪深くなりトーレスが消えているので、登山アプリをこまめに確認しながら進んで行きます。
トーレスがないので鎖をつかみながら慎重に進みます。
山頂手前は岩が多く急登な上、雪で足場が見えないの這うようにして登りました。
三郎ヶ岳到着。雪まみれになりました。疲れた・・・
三郎ヶ岳から高城岳まで
山頂は雪に埋もれていて座れる場所はありませんでした。風はなかったので、そこはありがたかったです。
天気は曇りでしたが、美しい景色を見ることができました。
大峰方面。
曽爾、御杖方面。
山頂からすぐは激下りが続きます。尻もちをつきながら滑るように下りました。
トーレスが無いので慎重に下って行きます。
鞍部にでました。
高城岳に向かって登って行きます。笹が多くルートが分かりづらかったです。
高城岳の山頂付近で霧氷を見ることができました。高城岳で霧氷が見れるとは思いませんでした。
高城岳まで霧氷を楽しみながら歩いていきます。
東屋に到着しました。山頂の看板はこの先にあります。
高城岳に到着しました。
高城岳から下山
東屋が雪だらけだったので、ここでの昼食は諦めました。
鳥瞰図は雪で隠れていました。
高城岳は三郎ヶ岳ほど眺望がありません。
祠にお参りしてから下山します。
高城岳の下山は激下りがないので安心です。
林道をまたぎながら下って行きます。
赤埴の登山口まで無事に戻ってこれました。
おわりに
以上が仏隆寺から三郎ヶ岳と高城岳の周回ルートの紹介でした。
正直、三郎ヶ岳がここまで雪深いとは思っていませんでした。三郎ヶ岳をなめていましたね(;^ω^)
しかし、霧氷や赤埴集落や諸木野集落の珍しい雪景色が観れて良かったです(^^♪
登山者が少ない山ですが、見どころの多い山なので個人的にはおススメしたい山ですね♪
最後までお読みいただきありがとうございましたm(__)m