こんばんは。TSUBOSUGI1975です。
今回は先日、奈良県吉野郡十津川村の大森山と五大尊岳を歩いてきましたので簡単に紹介したいと思います。
大森山と五大尊岳
大森山は奈良県吉野郡十津川村にある山で山頂は北峰(標高1078m)と南峰(標高1045m)に分かれています。三角点は標高の低い方の大水の森と呼ばれる南峰にあります。
五大尊岳も山頂は北峰と南峰(標高825m)に分かれていて北峰は和歌山県新宮市、南峰は和歌山県田辺市になります。北峰は第七靡になっており不動明王の石像が置かれています。
どちらの山も大峯奥駈道南端の南奥駈道上に位置しています。明治時代の廃仏毀釈により大峯奥駈道は廃れましたが、特に南奥駈道の荒れようはひどく一時は歩くのに危険が伴っていました。
近年、新宮山彦ぐるーぷの尽力により南奥駈道は登山者が歩けるように整備され復活しました。
登山ルート、アクセス
今回は玉置辻から入山し大森山→五大尊岳と歩き五大尊岳からピストンで玉置辻まで戻ってくるルートで歩きました。
玉置辻は奈良県吉野郡十津川村の林道沿いにあります。アクセスは国道168号線から奈良県吉野郡十津川村の猿飼橋を渡り林道に入ります。玉置神社に向かう道ですので大きな看板があり分かりやすいです。
しばらく進むと玉置神社に向かう道との分岐がありますので玉置神社方面の道に進まず神下方面(169号線方面)に進みます。
分岐からの道は通行する車が少ないためか落石が多い荒れ気味の道となりますので運転には注意が必要です。しばらく進むと鳥居がある開けた場所に出ますので、そこが玉置辻になります。
鳥居の前あたりが開けていて、車数台が駐車できるスペースがあります。
玉置辻から大森山まで
玉置辻の鳥居の方は玉置山方面になりますので逆方向に進みます。しばらく進むと上の写真の看板が見えてきます。
看板から少し進むと林道との分岐に出ます。道標があるので右に行ってしまいそうですが林道を進んだ方が無難です。
右に行くといきなり道が切れ落ちています。ここを進んでも結局、林道に合流するので林道を進んだ方が安全です。
ここからは林道を外れ右の道に入ります。
比較的歩きやすくなだらかな道が続きます。
これでもかというくらい道標が設置されています。ありがたいm(__)m
徐々に木の根が多い登りになってきました。
気持ちの良い道です♪
景色が開けた場所に出ました。山間に集落が見えます。
大森山北峰に到着しました。
景観はありません。道標に従い五大尊岳方面を進みます。
大森山南峰(大木ノ森)に到着しました。こちらも景色はありません。
大森山から五大尊岳まで
大森山南峰からは激下りになります。
落ち葉が多くザレている箇所が多いのでロープを掴みながら慎重に進みます。
岸の宿(第八靡)に到着しました。
いよいよ五大尊岳への登りです。
五大尊岳北峰(第七靡)に到着しました。
山頂には不動明王の石仏が置かれています。
山頂から木々の間から少し景色が開けていました。
北峰を後にして南峰に向かいましたが、クタクタで南峰に到着したら大した山頂感がなくショックで写真を撮るのを忘れ北峰に戻ってしまいました(-_-;)
不覚・・・
おわりに
以上が玉置辻から大森山と五大尊岳を歩いた山行の簡単な紹介でした。
帰りは五大尊岳から大森山までの登り返しがキツく、気温もどんどん上昇してきたので体力がかなり消耗してしまいました(;^ω^)
標高がさほど高くない山なので夏場に歩くのは厳しいかなと感じました。五大尊岳から先の大黒天神岳と七越峰は秋になったら歩きたいと思います♪
最後までお読みいただきありがとうございましたm(__)m