こんばんは。TSUBOSUGI1975です。
今回は先日、奈良県と三重県にまたがる三峰山~学能堂山を北尾根ルートで歩いてきましたので簡単に紹介したいと思います。
三峰山と学能堂山
【三峰山】
奈良県宇陀郡御杖村と三重県松阪市にまたがる標高1,235mの山で日本三百名山の一つに数えられています。三峰山系の主峰でのっぺりとした形をしており山頂付近はなだらかで急登の少ない山です。
山頂から少し下ると八丁平という高原のような開けた場所があり景色も良く冬には雪が積もり雪遊びをする子供も多く見られます。
三畝峠から山頂までの尾根道の霧氷が有名で、一年を通して登山者の多い人気のある山です。
【学能堂山】
奈良県宇陀郡御杖村と三重県津市にまたがる標高1,021mの山で三峰山系の北端に位置しています。
山頂には木々が少なく開けており360度の絶景を楽しめる山ですが、なぜか登山者が少ない山です。
おそらく、隣の三峰山が人気があることと、登山口までのアクセスの悪さが影響しているのかと思います。
今回の登山ルート
今回は三峰山登山者駐車場から登尾ルートで三峰山に登り北尾根ルートで学能堂山を目指します。
北尾根ルートは一般的なルートではないですが、途中に小ピークが何か所かあり三峰山から学能堂山を最短で結ぶルートなので一度歩いてみたいと思っていました。
アップダウンが多く距離も長めなので、体力の温存を考えて三峰山までの登りは急登気味の不動滝ルートよりも長めですが緩やかな登尾ルートを選択しました。
下山は学能堂山からコスマ峠まで戻り林道で神末村の集落まで戻るルートを使いました。
三峰山登山者駐車場から三峰山まで
三峰山登山者駐車場から登尾ルートで三峰山まで登る山行は過去のブログで紹介していますので興味のある方は読んでみてください。
三峰山から北尾根三峰まで
山頂の看板の後ろから北尾根ルートに入ります。
テープと踏み跡を確認しながら下って行きます。
いきなり激下りになります。落ち葉で滑りやすいので慎重に歩きます。
激下りが終わると小刻みなアップダウンになります。
北尾根一峰に到着。
こんなピークもありました。
道標はなく踏み跡も分かりにい箇所もあるので地図と登山アプリを確認しながら進みました。
北尾根二峰に到着。
思っていたよりも歩きやすい道が多かったです。
北尾根三峰に到着しました。
北尾根三峰からコスマ峠まで
北尾根三峰から仏来山までは急登になります。
このテープの地点から右に折れます。真っすぐ進むと仏来山ですがそのまま進むとコースアウトしてしまうので注意です。
迷いやすい地点なので道案内が設置されています。ありがたい限りです。
分岐から1分もかからず仏来山に到着。
仏来山に眺望はありません。先ほどの分岐に戻りコスマ峠に向かいます。
コスマ峠に向かって下って行きます。
途中に切れ落ちた箇所がありました。
覗き込むと怖いです(;^ω^)
コスマ山に到着。
コスマ峠に到着しました。帰りはここから神末村に向かって下山することになります。
コスマ峠から学能堂山まで
コスマ峠からはしばらく急登になります。
急登をクリアすると比較的平坦な道になりボロボロのネット沿いを歩いて行きます。
紅葉がキレイな尾根道です(^^♪
白土山に到着。
白土山を過ぎると学能堂山が見えてきました。
東俣山に到着。
山頂までの最後の急登です。
木々がなくなると山頂はもうすぐです。
学能堂山に到着。
360度、眺望があります。とくに室生火山群の山々が近くに見ることができます。
今まで歩いてきた稜線です。三峰山と遠くに高見山が見えます。
おわりに
以上が北尾根ルートで三峰山~学能堂山を歩く山行の簡単な紹介でした。
今回、北尾根ルートを初めて歩きましたが、想像していたよりも歩きやすいルートでした。道標がほぼなく、踏み跡が薄い所もありますので、道迷いの可能性は少なからずあると感じました。
事前にルートを調べて登山アプリや地図をこまめにチェックしながら歩けば問題ないかと思います。
歩行距離15キロ程度、累積標高差1,200mほどありますので、それなりの体力は必要ですが、登山技術的にはそれほで必要ないと感じました。体力は中級者向け、登山技術は初級者向けといった感じですね。
ちなみに写真は神末村の林道で見かけたヤマドリで初めはキジかと思いましたが、まったく逃げないので調べたらヤマドリでした(^^♪
最後までお読みいただきありがとうございましたm(__)m