こんばんは。TSUBOSUGI1975です。
今回は2023年2月上旬に登ってきました奈良県吉野郡天川村の観音峯山について簡単に紹介したいと思います。
観音峯山と登山ルート
近くに観光地の洞川温泉やみたらい渓谷があり、大峰の山々の中では登りやすい山なので人気のある山です。
冬には美しい雪景色を見せてくれるので1年を通して登山者が多い山です。モンベルのツアーも定期的に組まれているので初心者の方は申し込んで登るのも一つの手段ですね。
登山ルートはおもに2つあります。観音峯登山口休憩所から登るルートと母公堂から法力峠まで出て登るルートです。
観音峯登山口休憩所は登山口から近く登りやすいルートなので人気のルートです。観音峯登山口休憩所はきれいなトイレや東屋があり、何より無料駐車場があるのでオススメです。
紅葉の時期はみたらい渓谷の観光客が多く利用するので平日でも満車ということが多々ありますので注意が必要です。
母公堂からのルートは法力峠までは稲村ヶ岳の登山ルートと同じです。法力峠から分岐して観音峯山を目指します。
こちらのルートのピークは観音峯山より前の三ツ塚(標高1380m)で景観の素晴らしい観音峯展望台は観音峯山より先になります。ピストンの場合は登り返しがあるので周回ルートがおススメです。
私が初めて観音峯山に登った時は「観音峯登山口休憩所→観音峯展望台→観音峯山→三ツ塚→法力峠→母公堂→洞川温泉街→みたらい渓谷遊歩道→県道21号線」で周回しました。
観音峯山から法力峠の区間は多少難易度が上がり歩行距離も長くなるので、ある程度の登山経験がある方の方が無難かと思います。
今回は観音峯登山口休憩所から観音峯山まで登りピストンで戻るルートで歩いてきました。
観音峯登山口休憩所から観音平まで
この日は観音峯登山口休憩所も雪が積もっていたのでスタートからチェーンスパイクを装着しました。
ちなみにこの日は県道21号線には積雪はありませんでしたがカーブでは凍結箇所がありました。スタッドレスタイヤ、四駆が無難だと思います。
つり橋を渡って登山口に向かいます。奥さんがいたらこの時点でビビリまくりです(;^ω^)
登山口にはツキノワグマ注意の看板があります。熊の冬眠時期以外は熊鈴を装着しましょう。
しばらくはつづら折りの階段を登って行きます。
観音の水に到着。冬季なので水はちょろちょろです。
分岐に出ました。左が第一展望台、右が観音峯山です。
第一展望台は木が成長して展望は失っています。ベンチが設置されているので一服するのにちょうどいいです。
所々に道標があるので安心です。
鳥居が見えてきました。
観音平に到着しました。
観音平から観音峯展望台まで
観音平には大きな東屋があり休憩や食事をとるのに最適です。
ここでモンベルのスノースパイク10に履き替えました。今回の登山は購入したスノースパイク10を試すことが最大の目的でした。
それでは観音峯展望台に向かいます。
観音の岩屋との分岐です。今回は観音の岩屋には寄らず先に進みました。
2022年9月に登った際に写真に収めた観音の岩屋です。
観音平からの登りは積雪は少ないもののガチガチに凍結している箇所は多いのでチェーンスパイクは必要でした。
徐々に雪が増えてきました。観音峯展望台まであと少しです。
観音峯展望台に到着しました。
観音峯展望台で絶景を満喫
観音峯展望台からの展望は観音峯山を登るにあたっての最大の見どころです。
大峰の山々や金剛山系の山々までが一望できます。危険個所もなくこれだけ近くに大峰の山々が望める場所は数少ないと思います。
稲村ヶ岳と大日岳
バリゴヤの頭
観音平から観音峯山まで
景色を堪能し観音峯山を目指します。
しばらく進み振り返ると観音平と大峰の山々が見えました。
林道をまたぐとブナ林が広がる急登になります。ここからスノースパイク10が力を発揮しだしました。
この日は霧氷を見ることはできませんでしたがこれはこれで良い感じです♪
どんどん雪深くなってきました。膝くらいまで雪がある区間もありました。
杉とブナが分かれる地点まで来ると観音峯山まであと少しです。
観音峯山に到着しました。山頂には景観はありません。先に進むと三ツ塚を経て法力峠に至ります。
山頂はこのような感じですので食事等は観音平もしくは観音峯展望台でとるのが良いと思います。
私もこの日は山頂を早々に後にして観音峯展望台で昼飯を食べました(^^♪
おわりに
以上が観音峯登山口休憩所から冬の観音峯山を登るルートの紹介でした。
観音峯山は展望もないので登頂にこだわりの無い方は観音峯展望台まで登って景色を堪能するだけでも充分だと思います。
手軽に美しい雪の大峰の山々を見ることができる観音峯展望台は本当におススメです!
最後までお読みいただきありがとうございましたm(__)m