石見川と天見を繋ぐ林道を歩く

こんばんは。TSUBOSUGI1975です。

今回は先日、大阪府河内長野市の石見川から天見を繋ぐ林道を歩いてきましたので簡単に紹介したいと思います。

河内長野の林道

河内長野市大阪府大阪市堺市に次ぐ3番目の面積を持つ市町村ですが、その約70%は森林が占めています。

金剛山岩湧山の麓に位置するする河内長野は森林資源に恵まれており300年以上前から林業が営まれていたそうです。

昨今は海外からの安価な材木の輸入で日本全体の林業は衰退しており河内長野も例外ではありませんが現在でも林業河内長野の重要な産業の一つとなっています。

そんな林業が盛んだった河内長野の山間部には多くの林道が存在します。

私のホームの奈良にも多くの林道がありますが河内長野とは少し違いを感じます。大峰山脈台高山脈といった広大で標高の高い山間部を通る林道に対して、それほど広範囲ではなく比較的標高の低い位置を通る河内長野の林道は雰囲気が異なります。

私が想像するに河内長野の林道は古くから林業が営まれていたので、林業従事者が切り開いた道を近年になって拡張、舗装したのではないかと思います。

古くから河内長野の山間部を通っていた道は林業だけではなく生活道路としても使われていたのではないでしょうか。

河内長野の林道は途中に登山道や峠道と分岐、合流することが多くて色々な山や他の集落に行くことができます。

今回歩いたルートも石見川集落と天見集落を繋いでいますし、峠を越えると五條(奈良県)、橋本(和歌山県)に至ることもできます。

河内長野の林道は古くから林業だけではなく、吉野山高野山に参拝する人や物資の輸送、集落を繋ぐ道としての役割もあった古道と言ってももよいのではと思います。

今回歩いたルート

今回歩いたルートは青線の小深バス停から天見駅区間になります。

林道は石見川集落から入るのですが、石見川集落までのバスは数年前に廃止となったので手前の小深集落の小深バス停からスタートしました。

河内長野駅から金剛山登山口行きのバスに乗れば小深バス停に行くことができます。平日は1時間に1本しかバスが無いので注意が必要です。

地形図を見て分かる通りに小深バス停から天見駅の最短ルートは旗尾岳や府庁山を越える必要があります。

今回のルートは府庁山を大きく巻いて天見駅に向かうので登りはほとんどないルートです。登りが苦手な妻が歩くので登りが限りなく少ないルートを計画しました。

このルートの大部分はは河内長野市が指定している「テクルート やまびこコース」となっています。

石見川集落までは国道310号線を歩く

この日は平日にもかかわらずハイカーでバスは混んでいましたが小深バス停で下車したのは私と妻だけでした(笑)

石見川集落までは国道310号線を歩きます。

国道310号線は交通量は少ない分、飛ばす車が多いので注意して歩く必要があります。

のどかな集落の風景を見ながら国道を歩いて行きます。

しばらく歩くと右に分岐する林道が現れました。この林道はテクルートで十字峠に続いていますが、このまま国道を進みます。

行者湧水直売所が見えてきました。

行者湧水直売所では500円で水を汲み放題なので私は1~2カ月に一度は汲みに来ています。

行者湧水直売所にはキレイなお手洗いが設置されていて自動販売機もあります。この先、天見駅まではお手洗いと自動販売機はないのでハイカーには貴重な存在です。野菜や木材、木工品も販売しています。

行者湧水直売所から少し進むと石見川集落が見えてきます。ここで国道から外れ集落内に下って行きます。

十字峠までは緑と水が美しい道

集落内はほのぼのとした感じです。

すぐに道は二手に分かれます。ここは右に進みます。

左は林道地獄谷線で途中に炭酸水が湧き出るという鳥地獄があります。林道終点から続く急登を登るとダイヤモンドトレイル上の杉尾峠に出ます。そこからは金剛山や五條、橋本を目指すことができます。

杉とシダが多い道が続きます。

分岐には道標が設置されていますが朽ちているものが多いので地図や登山アプリを確認しながら進むのが無難です。

緑が美しい道です。

舗装された林道に出ました。ここでテクルートと合流です。

ここからはしばらく舗装道が続きます。

沢の合流地点に石垣が組まれています。この森林内には多くの沢が流れていて石見川や天見川に繋がっています。とてもきれいな水で魚がたくさん泳いでいました。

この分岐は右に進みます。ロープが張られていますが車両通行禁止のためのロープです。

しばらく進むとまた分岐です。右に登って行きます。左に進むとタンボ山方面です。

斜面を登りきると十字峠に到着です。

のどかな天見集落の風景に癒される

十字峠は道標に従って天見駅方面に下って行きます。この十字路はダイヤモンドトレイルに出て金剛山、五條、橋本。府庁山を越えて千早口(岩瀬集落)。小深集落、石見川集落、天見集落に通じています。

こんな森林の中に交通の要所ともいえる峠があることが驚きですし古道といって差し支えないかと思います。

道標に下りは楽と書かれていますが・・・

草木に覆われていて蜘蛛の巣が多く歩きにくいです。妻のために蜘蛛の巣を払いながら下って行きます(;^ω^)

林道に出ました。ここからは舗装された道になります。

歩きやすい林道をのんびり歩いて行きます。

植林帯が終わり空が広がります。

七望流蕎麦道場と言うそば畑があります。

ここからの景色は素晴らしく一面に広がったそば畑や水車を見ることができます。車でも訪れることができますが道は結構狭いです。

この分岐は右ですが左に登り返すとブンタ谷道となりダイヤモンドトレイルに出ることができます。

天見集落はとてものどかで美しい田園風景が広がっています。ここが大阪府だとは思えないですね(^^♪

蟹井神社でお参りして山行を締めくくる

のどかな風景に癒されながら天見駅を目指します。

島ノ谷観音堂

蟹井神社でお参りして今日の山行を締めくくります。

初めてお参りしましたが思っていたより立派な神社でした。秋には三地区の集落が集まってお祭りが行われているそうです。

二本の大木に圧倒されます。

お参りを済ませ天見駅までは遊歩道を歩きます。この遊歩道は春には桜が楽しめるそうです。

ゴール♪

おわりに

以上が石見川から天見を繋ぐ林道歩きの簡単な紹介でした。

林道は現在も使用されている道もあれば使用されることがほぼなく荒れ気味の道もありました。

これほど多くの林道や登山道が交差しているので標高が低いと思って甘く見ると道迷いやルートアウトの可能性がありますので地図や登山アプリを確認しながら歩くのが無難だと思います。

河内長野の山間部の古い道を歩いて集落間を移動するのはなかなか楽しいです。慣れてくると今日はどこの駅をゴールにしようかと計画できるのが面白いですね。

大都会の大阪府ですが河内長野のように緑と水が豊かな地域もありますので都会に疲れたら身近な河内長野の自然に癒されてみてはいかかでしょうか♪

 

最後までお読みいただきありがとうございましたm(__)m