こんにちは。TSUBOSUGI1975です。
今回は先日登ってきました三峰山の登尾ルートの紹介をしたいと思います。
三峰山とは
三峰山は奈良県御杖村と三重県津市にまたがる標高1,235mの山で、「日本三百名山」の1つに数えられています。
三峰山系の中心に位置する最高峰ですが、なだらかで登りやすく冬の山頂付近は美しい霧氷をを見せてくれることもあり、年中通してハイカーの多い人気の山です。
奈良側からのアクセスと駐車場
榛原方面から国道369号線を走行し曽爾村掛の信号を右に曲がります。真っすぐ行くと県道81号線(名張曽爾線)になり曽爾高原方面に行きます。
曽爾村掛の信号までの道は長い区間信号がないので分かりやすいです。
右に曲がり国道369号線の御杖村役場前の信号を超えて少し走ると三峰山登山口の大きな案内が見えます。
案内通り道を右に入り名張川沿いをしばらく行くと右手に三峰山登山者専用駐車場があります。三峰山登山者専用駐車場の先にも駐車所がありますが、「みつえ青少年旅行村」の駐車場ですので間違って駐車しないように注意しましょう。
奈良側からの登山ルート
奈良側のルートは主に3ルートあります。
若干、急登ぎみで途中に不動滝がある「不動滝ルート」
舗装された林道歩きが多めで距離が長い「新道ルート」
比較的なだらかで、途中に山小屋の休憩ポイントがある「登尾ルート」
学能堂山登山口からコスマ峠を経由して登るルートもありますが、「道の駅 御杖」このルートは使わないようにと書かれた貼りだしを見たので、このルートは使用したことがありません。
今回は私が1番歩きやすいと思う「登尾ルート」で登りました。
登尾ルートで五本杉避難小屋まで
駐車場を右に出てしばらく歩くと登山口が見えています。ここに登山ポストがあるので登山前に記入して提出しましょう。ちなみに私は毎回オンラインで提出しています。
ここを左に入りしばらく林道を歩きます。真っすぐ行くと「みつえ青少年旅行村」になります。「みつえ青少年旅行村」を抜けると「新道ルート」になります。
5分程度林道を歩くと分岐に出ます。橋を渡ると「登尾ルート」に入ります。真っすぐ行くと「不動滝ルート」になります。
「登尾ルート」の序盤はつづら折りの狭い道を登って行きます。粘土質な土と木の根が多いので滑らないように慎重に登ります。
所々に道しるべがあるので安心して進むことができます。
しばらく登ると避難小屋が見えてきます。トイレと水場もあるのでありがたいです。水場の水は飲料用ではないので飲まないように注意しましょう。
避難小屋から少し先の階段を登るとすぐに展望小屋が見えてきます。
展望小屋の2階からは素晴らしい景色が得られます。
先ほどの避難小屋とこの展望小屋で十分な休憩をとり体力の回復をはかることができます。
展望小屋から先は尾根道とつづら折りの道を繰り返しながら標高を上げていきます。
登りの途中で展望ポイントがありますので足を停めて景色を眺めながら一服できます。
このお地蔵さままで来たら五本杉避難小屋まであと一頑張りです。
五本杉避難小屋です。ここは「不動滝ルート」との合流ポイントになります。ここで山頂までの最後の休憩をとります。
三畝峠を経て三峰山へ
三畝峠までの登りがこの山行での最後の登りです。この先は多少の登りはありますが非常になだらかな道なので気持ちよく歩けます。ここを右に行くと「新道ルート」で下山できます。
三畝峠からの尾根道が冬には美しい霧氷を見せてくれるそうです。私はまだ冬に登ったことがないのでこの冬には必ず登りたいと思っています。
尾根道を少し歩くと分岐にでます。先に三峰山を目指します。
途中のビューポイントから素晴らしい展望が得られます。
三峰山頂です。ここからは古光山、後古光山、俱留尊山が見えます。古光山の麓にはみつえ高原牧場が見えます。
いよいよ絶景が待つ八丁平へ
山頂から5分程度下ると八丁平に着きます。わずかな下りですが今までよりも足元が悪いので滑らないように注意しましょう。絶景を前にコケたら最悪ですからね(笑)
八丁平です。この日は平日の午前中ということもありハイカーは私一人でしたが、天気の良い土日は多くのハイカーで賑わっています。
この日は、この絶景を独り占めでした。コーヒーを飲みながらしばらくボーっとしていました。最高に贅沢な時間を過ごすことができました(^^♪
おわりに
今回、使用した「登尾ルート」は比較的なだらかで危険個所もなく安心して歩けるルートです。途中に休憩ポイントもあるので休み休みのんびり登ることができます。
体力に自信のない奥さんでも登れたルートですので子供もお年寄りも登れると思います。
下山後には「道の駅 御杖」で登山記念に登山バッジを購入できる楽しみもあります。
奈良県の山の中では比較的楽に登れて絶景が味わえる山ではないでしょうか。かなりオススメの山ですので興味のある方はぜひ登ってみてください!
最後までお読みいただきありがとうございましたm(__)m