杉平ルートで大パノラマ展望の「学能堂山」へ

こんばんは。TSUBOSUGI975です。

今回は奈良県三重県の県境にまたがる学能堂山に登ってきましたので簡単に紹介したいと思います。

学能堂山と登山ルート

学能堂山(標高1021m)は奈良県三重県にまたがる三峰山系の山です。

別名「岳の洞」とも呼ばれる学能堂山は山頂に大パノラマ展望があり関西百名山に数えられているのにも関わらず、登山者が少ない不思議な山です。

おそらく登山口が分かりにくいことと、隣の三峰山が登山者に人気の山なので影が薄くなっているのかもしれません。

代表的な登山ルートは二つあります。奈良県宇陀郡御杖村神末からコスマ峠を経て登るルートと三重県津市美杉町杉平から杉平峠を経て登るルートです。

今回は三重県側からのルートで登りました。

アクセス・駐車場

奈良県側から国道369号線を進み「道の駅御杖」前の三叉路を松阪方面に進み少し行くと杉平のバス停があるのでそこを左に曲がります。しばらく進むと今回利用させていただいた三多気の桜駐車場に到着します。

多気の桜駐車場は大きい駐車場なので、桜のシーズンの以外は問題なく駐車できると思います。トイレやベンチも設置されていますのでありがたい限りです。

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多気の桜駐車場から林道終点まで

駐車場を左に出て桜並木を下って行きます。

のどかな風景を楽しみながら歩きます。

国道に出て右に行くとすぐに杉平バス停があります。

しばらく国道を歩きここを左に入ります。

少し歩くと道標が出てきますので、道標に従って左に進みます。

このあたりから林道歩きになります。登山口付近にはお寺があって紅葉が奇麗でした。

大洞山を背に林道を緩やかに登っていきます。

このような林道がしばらく続きます。

しばらく進むと分岐が出てきます。分かりにくいですが左に入ります。

よく見ると矢印があります。地図を見る限り真っすぐ進んでも林道終点に着きますが遠回りになるようです。

今までよりも若干荒れた道になりますが慎重に歩けば問題ありません。

所々に道標や矢印が設置されています。

林道終点に到着しました。ここまで45分程度かかりました。

林道終点から杉平峠まで

ここから杉平峠を目指して登っていきます。

薄暗く小石が転がる道を登っていきます。

結構な急登が続きます。薄暗く景色もないのでテンションが上がらず黙々と歩きました。同じ光景が続きなかなか杉平峠に着かないので疲労度は高かったです。

やっと杉平峠に到着しました。ここまで約73分かかりました。ここからは明るい道になることを願って進みました。

いよいよ大パノラマ景色の山頂へ

杉平峠からの登りは日が差しているので気分が全然違います。太陽の光とはなんとありがたいことか(笑)

ほんとに気持ちよく歩けます。

分かりにくいですが、ここは左の林の方に進むのが正しいです。私は光につられて右に進んでしまいました。

このような広く踏み跡の無い道は道迷いの危険性があります。ここでGPSを確認して左の方に進路をとりました。

山頂に到着しました。山頂まで約98分かかりました。逆方面から登った時は山頂手前が急登だったので警戒していたのですがあっさり到着しました。

360度見渡す限り最高の景色です。今まで登った山々がたくさん見えるので気持ちが良いです。

山頂は私一人だけでしたので珍しく自撮りしました(^^♪

平日ということもあるのですが前回登った時も山頂は私一人だけでした。これだけの眺望があるのになぜか人気のない山なんですよね。

おわりに

今回歩いた杉平ルートは山頂付近まで景色どころか日の光もない道でした。その上、急登なので歩いてる時は神末の方から登ればよかったと後悔しながら歩いていました(;^ω^)

しかし、山頂まで景色がお預けだった分いつもよりも山頂の景色にテンションが上がりました♪

でも次に学能堂山に登るときは神末の方から登ると思います(笑)

 

最後までお読みいただきありがとうございましたm(__)m