こんばんは。TSUBOSUGI1975です。
先日、奈良県吉野郡上北山村の笙ノ峰に登ってきましたので簡単に紹介したいと思います。
笙ノ峰と登山ルート
笙ノ峰は奈良県吉野郡上北山村の標高1317mの山です。前回紹介した又剣山と同じ竜口尾根のピークの一つが笙ノ峰です。
登山ルートは主に2つです。1つは山と渓谷社の「奈良県の山」に紹介されている又剣山登山口から又剣山と笙ノ峰を縦走しピストンで戻るか小処温泉まで下りるルートです。
マイカーで又剣山登山口まで行く場合はピストンになり健脚向けです。ちなみに私では無理でした(;^ω^)
小処温泉まで下りる場合は誰かに迎えに来てもらうかタクシーの用意をする必要があります。
もう1つは小処温泉前の登山口から登りピストンで戻ってくるルートです。今回はこのルートで歩きました。
小処温泉までは国道169号線を走り続け「道の駅 吉野路上北山」付近で県道226号線(大台河合線)に入ります。そのまま県道226号線を進むと小処温泉に到着します。途中に分岐があり橋を渡りますが小処温泉の道標があるので迷うことはないかと思います。
橋を渡ったあたりから落石や木の枝が散乱している道になりますので車の運転には注意が必要です。
小処温泉の駐車場は駐車できる台数が少ないので登山者は利用できません。あとで利用するとしてもその間に温泉客が駐車できなくなるので駐車はしないようにしましょう。
小処温泉は土・日・祝のみの営業ですので平日の登山後に汗を流すことはできません。
登山口から林道まで
小処温泉の前に登山口がありますのでそこから笙ノ峰を目指します。
つづら折りに登っていきます。入山してすぐに激しい獣臭を感じました。新しい鹿のフンがあったので鹿が多く生息しているようです。この山域にはツキノワグマがでてもおかしくないので熊鈴は装着しましょう。
しばらく進むと林道に出ましたが、林道をまたぎ山道に入ります。
廃小屋がありました。
廃小屋から少し登ると林道に出ます。
ここからは少しだけ林道歩きになります。
ここで山道に入ります。分岐には道標が設置されているので安心です。
つづら折りの林道をショートカットするような感じで山道を登ってゆきます。
開けた場所に出ました。ここの手前の階段は斜めになっていました。下山時は滑りそうで怖かったです。引き続きつづら折りに続く道を登って行きます。
山道と林道を交互に繰り返しながら登って行きますが、林道から山道に入る地点には道標が設置されています。道標を見落とすと林道を突き進んでしまいますので注意が必要です。
下山時に一か所だけ道標が無い地点がありました。登り時は林道に出るので大丈夫なんですが下山時は山道に入るポイントなので通り過ぎると林道をひたすら下ってしまいます。
地図で確認しましたが林道でも下山できますが大幅にタイムロスになってしまいますので注意してください。
ここは蜘蛛の巣だらけでした(-_-;)
歩道と呼ぶにはハードすぎる道(笑)
ブナが多く見える林道に出ました。ここからは林道歩きがしばらく続きます。
林道終点まで
左手には景色がありますが木が茂っていてほとんど見えません。
とても歩きやすい林道です。植林からブナ林に変わる辺りから木の間から行者還岳がチラチラ見えました。
途中で重機を多く見ました。現在も林道はどんどん延びていってるようです。
緑が美しいです♪
林道終点まで来ました。ここから道が分かりにくかったです。薄っすらあるトーレスと登山アプリの地図を確認しながら尾根を目指します。
林道終点から山頂まで
林道終点から尾根に出ました。ここからは目印のテープがあります。
しばらく進むと広い尾根に出ました。ここには目印が無いので迷いやすいと感じました。山頂は左側に沿って登って行きます。
最後の急登を登りきると山頂に到着しました。山頂には先客がおられて、お互いに平日に登山者と出会うと思っていなかったので驚いていました(笑)
少しお話させていただいたのですが、又剣山登山口から又剣山を経て竜口尾根を歩いて笙ノ峰まで来られたそうです。ピストンで戻られるとのことで健脚ぶりに感心するやら羨ましいやらでした。私が途中で諦めたルートなので、私はまだまだだと思いました。
登ってきた方向を振り返ると眺望がありました。素晴らしい景色を眺めながら少し休憩をとりピストンで下山しました!
おわりに
以上が先日、登りました笙ノ峰の簡単な紹介でした。
下山時に林道を歩いていると工事の方がおれてたので、意外に人と出会う山行でした(^^♪
下山時には釈迦ケ岳と大日岳と思われる山も見ることができました。体力と脚力に自信が付けば又剣山との縦走に挑戦したいと思います!
最後までお読みいただきありがとうございましたm(__)m