行者還トンネル西口から絶景の大峯奥駈道を歩いて行者還岳へ

こんにちは。TSUBOSUGI1975です。

今回は先日、奈良県吉野郡の天川村上北山村にまたがる行者還岳に登ってきましたので簡単に紹介したいと思います。

行者還岳とは

(又剣山から見た大峰山脈の稜線)

行者還岳は奈良県吉野郡の天川村上北山村にまたがる標高1,546mの山です。大峰山脈北部の大普賢岳と弥山の中間あたりに位置しています。

南側は切り立った断崖となっており、その険しい山容を見た役行者が引き返したという伝承から行者還岳という山名の由来になっています。

登山ルート・アクセス

行者還岳への登山ルートは多いですが、いったん大峯奥駈道に出てから行者還岳を目指す形になります。その中で利用者が多いルートが2つあります。

1つが国道309号線90番付近にある登山口で上北山村側から登るルートです。このルートには駐車場がなく路肩に駐車する必要があります。

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もう一つがこちらも国道309号線の行者還トンネル西口付近にある弥山登山口で天川村から登るルートです。

このルートは大峯奥駈道に合流するまでは弥山、八経ヶ岳に登るルートと同じです。トンネルの前には駐車場があります。

乗用車は1日1000円。トイレ使用料は1回100円となっていて登山靴やストックの洗い場もあります。

駐車場内に入ると事務所の中から管理人さんが出てきて案内してくれます。弥山登山口から登られる方は路駐などせずに、この駐車場を利用してください。

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今回は行者還トンネル西口の弥山登山口から登りました。弥山登山口からの大峯奥駈道出合と90番からの大峯奥駈道出合の区間を歩いたことが無かったので、このルートで登る計画を立てました。

行者還トンネル西口から大峯奥駈道合流まで

入山口には登山ポストがありますので、登山届の提出をした方が無難です。

しばらく進み橋を渡ると、本格的な登山道になります。

大峯奥駈道出合まで登りが続きます。

所々に道標があるので安心です。

木の根と岩が多い道です。登りは気になりませんが下りは結構滑ります。

それなりの急登が続きます。

笹が繁るブナ林が見えてきたら大峯奥駈道までもう少しです。

大峯奥駈道が見えてきました。

大峯奥駈道合流から90番出合まで

大峯奥駈道に合流しました。左の行者還岳方面に向かいます。

見るからに気持ちの良い道です♪

倒木を避けながら進みます。

一ノ垰に到着。ここから上北山村方面に下れます。

正面に大普賢岳がチラチラ見えます。

左手には八経ヶ岳と弥山。

ここからトンネル東口に下りれるようです。

しなの木出合に到着しました。ここからもトンネル西口に下りることができます。

左手には鉄山。いつか登りたいけど私の体力、技術では無理だな・・・

90番出合に到着しました。国道309号線90番から登るとここに出てきます。

90番出合から行者還小屋まで

行者還岳と大普賢岳が近づいてきました。

何度も立ち止まってしまう道です。なかかな進まない(笑)

少し岩が転がるゾーンもあります。

美しい道ですね(^^♪

天川辻のお地蔵。もうすぐ行者還小屋です。

行者還小屋に到着しました。

行者還小屋から行者還岳まで

行者還小屋は広くてとてもキレイです。お手洗いは・・・ですが(;^ω^)

利用者はキレイに使用しましょう。

行者還小屋の裏には役行者が引き返したと言われる行者還岳の断崖絶壁がそびえ立っています。

行者還小屋からは、今までの気持ちの良い道から一転して険しい道になります。

ここから先が危険ポイントです。行者還岳を巻いて登っていきます。

ハシゴの手前に水場があります。

ここのハシゴは怖いです。岩が多いので慎重に登ります。登りはまだ良いのですが下りはかなり怖いです(;^ω^)

ハシゴをクリアすると急登が少し続きます。

分岐に出ました。左が行者還岳。右が大峯奥駈道が続き七曜岳、大普賢岳方面になります。

行者還岳までの登りは比較的緩やかです。

行者還岳に到着しました。

山頂は木が生い茂っていて眺望はほとんどありません。

木々の間から少し眺望があります。

おわりに

以上が行者還トンネル西口から行者還岳に登るルートの簡単な紹介でした。

下山はしなの木出合からのルートを使いましたが、このルートはあまりおススメできません。

ザレた激下りが続きトーレスも不明瞭なので迷いやすいと感じました。目印のリボンやテープ、地図、登山アプリを確認しながら慎重に下山しました。

大きな動物のフンを2つ見ました。ツキノワグマとの遭遇の可能性も低くないので私はしなの木出合のルートは今後、使わないと思います。

行者還トンネル西口出合から行者還小屋までの大峯奥駈道はなだらかなアップダウンで歩きやすく眺望が素晴らしいので気持ちよく歩くことができました♪

またこのルートを是非とも歩きたいですね(^^♪

 

最後までお読みいただきありがとうございましたm(__)m

 

夏の終わりに観音峯展望台の絶景を堪能してきました

こんにちは。TSUBOSUGI1975です。

今回は先日、奈良県吉野郡天川村の観音峰を歩いてきましたので簡単に紹介したいと思います。

観音峰と登山ルート

観音峯山は奈良県吉野郡天川村にある標高1348mの山です。

近くに観光地の洞川温泉やみたらい渓谷があり、大峰の山々の中では登りやすい山なので人気のある山です。

冬には美しい雪景色を見せてくれるので1年を通して登山者が多い山です。モンベルのツアーも定期的に組まれているので初心者の方は申し込んで登るのも一つの手段ですね。

登山ルートはおもに2つあります。観音峯登山口休憩所から登るルートと母公堂から法力峠まで出て登るルートです。

観音峯登山口休憩所は登山口から近く登りやすいルートなので人気のルートです。観音峯登山口休憩所はきれいなトイレや東屋があり、何より無料駐車場があるのでオススメです。

紅葉の時期はみたらい渓谷の観光客が多く利用するので平日でも満車ということが多々ありますので注意が必要です。

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今回は、紅葉前の観音峰に登り観音峯展望台の景色を満喫してきました。その際の写真を少し紹介したいと思います。

登山中の写真

観音峰登山口休憩所から山上川につり橋が掛かっています。ここから観音峰とみたらい渓谷に行くことができます。

つり橋から山上川を見ることができます。

熊注意の看板があります。熊鈴の装着やラジオを流すなどの熊対策は必須です。

観音の水。ピンボケ(;^ω^)

第一展望台には景観はありません。木が成長する前は八経ヶ岳方面が見えたようです。

第一展望台にはベンチがあるので休憩するには最適です。

観音平です。ここのあすまやも休憩するのに最適です。冬場はここでチェーンスパイクからアイゼンに履き替えています。

少し寄り道すれば観音の岩場があります。

この時期の観音峯展望台の周りはススキが繁っています。180センチの身長の私を超えるほどです。

観音峯展望台。ここからの景色は素晴らしいです。

観音峰がよく見えます。

大量のピンクリボンが観音峰に導いてくれます。

この辺りは迷いやすいので目印のテープを探しながら登ります。

観音峰山頂です。特に看板等はありません(三角点はあります)。景観もないです。

観音峯展望台からの景色

観音峯展望台は360度大パノラマです♪

大日岳、稲村ヶ岳

バリゴヤの頭

鉄山、八経ヶ岳、弥山

手前は弘法大師の道の稜線。高城山と天狗倉山が見えます。奥に薄っすら見えるのは金剛山地の山々です。

金剛山大和葛城山

奥に薄っすら見える二上山。さらに奥に大阪の町が見えます。

おわりに

以上が紅葉前の観音峰と観音峯展望台からの景観の簡単な紹介でした。

紅葉のシーズンになると平日でも午前中から観音峰登山口駐車場は満車になります。紅葉のシーズンに登られる方は早朝からの登山が無難ですね。

登山初心者でも大峰を味わえて1年中楽しめる観音峰はオススメですね(^^♪

 

最後までお読みいただきありがとうございましたm(__)m

 

水越峠からカヤンボ谷を歩いて金剛山へ

こんばんは。TSUBOSUGI1975です。

今回は先日、奈良県御所市の金剛山にカヤンボ谷を歩いて登ってきましたので簡単に紹介したいと思います。

金剛山とは

金剛山奈良県御所市と大阪府南河内郡千早赤阪村にまたがる山です。標高は1,125mで金剛山地の最高峰となっています。

千早赤阪村金剛山ロープウェイ(現在休止中)があるため、千早赤阪村のルートの方が人気があります。そのせいで金剛山大阪府の山と思われがちですが、山頂は御所市にあります。

金剛山には無数の登山ルートがあります。千早赤阪村、御所市、五條市と複数の市町村からアプローチすることができます。これだけ多くの登山道が開かれているという事はいかに金剛山が交通の要所であり、金剛山を信仰する多くの人が登ってきたという事でしょう。

過去に書いた金剛山系のブログがいくつかありますので興味にある方は見てみてください。

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今回の登山ルートとアクセス

今回は水越川公共駐車場→水越峠→ガンドガコバ林道→カヤンボ谷→ダイトレのルートで山頂まで歩きました。

ガンドガコバ林道はダイヤモンドトレイルと重複しています。ガンドガコバ林道はダイヤモンドトレイル、カヤンボ、もみじ谷と分岐しますがガンドガコバ林道を突き進むと太尾塞跡に出てそのまま太尾道で山頂を目指すことができます。

現在、ガンドガコバ林道は工事のために通行止めになっている模様です。

カヤンボ谷はガンドガコバ林道の途中から入る谷です。もみじ谷の入り口手前に入り口があります。

カヤンボ谷を過ぎると尾根に出て複数のルートに分岐します。ある程度、金剛山のルートを把握していないと道標を見ても理解できない可能性がありますので注意が必要です。

今回のスタート地点の水越川公共駐車場は旧309号線にある無料駐車場です。20台程度は駐車できると思いますが、平日でも満車になるので早朝か昼過ぎに利用するのが無難です。

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水越川公共駐車場からカヤンボ谷入り口まで

水越川公共駐車場からスタートです。

8月になってからですがこの付近でゴミを放置しているのをよく見ます。おそらく水越川に遊びに来た人の一部が捨てていったのもだと思います。

こういう人間のクズがいるかと思うと本当に嫌になりますね(怒)

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水越川公共駐車場からダイトレ分岐までは先日、書いたブログに記載していますので省略させていただきます。興味のある方は上記のブログを読んでみてください。

ダイトレとの分岐まできました。左の橋を渡り進むとダイトレで山頂に向かいます。カヤンボ谷へは直進します。

ダイトレとの分岐から数十メートル歩くとカヤンボ谷との分岐になります。ここを左の沢に降りていきます。

カヤンボの道標がありますので分かりやすいですね。

カヤンボ谷入り口から連続ハシゴ堰堤まで

さっそく渡渉し先に進みます。

右手に道があります。この道は金剛山三大急登の1つのサネ尾に続く道です。この道には入らず沢沿いを直進します。

しばらくは沢沿いを歩きながら3つの堰堤を越えていきます。

3つ目の堰堤を過ぎると大きな岩が転がる道になります。草木が生繁っているので身を屈めながら進みます。

カヤンボ谷最大の難関、連続ハシゴの堰堤が見えてきました。

堰堤の手前の右から巻いて堰堤を越えることも可能です。ハシゴが怖い方はこちらから登ることをおススメします。

堰堤の前まで来ました。見上げるとなかなかの高さです。

それでは堰堤左のハシゴを登って行きます。

連続ハシゴ堰堤から尾根合流まで

ハシゴはロープで繋がれてはいますが、不安定です。4段目のハシゴはかなり不安定ですので注意が必要です。

登り切って下を見ると結構な高さです。下りでは使いたくない(;^ω^)

連続ハシゴ堰堤を過ぎると草木が生い繁る道が続きます。前日の雨の影響でズボンがびちゃびちゃになりました(;^ω^)

草木が生い繁るゾーンを過ぎると谷らしくなってきました。

マイナスイオンが溢れています♪

分岐にでました。右の谷を進みます。地図を見る限り左に進んでも同じ尾根に合流すると思います。

この辺りは歩きやすく涼しいので快適です♪

所々にロープ場があります。

気持ちの良い沢歩きが続きます。

滑りやすい箇所もありますので、ロープを使用しながら慎重に登ります。

登り切って振り返ると、そこそこの高さです。

標高850m付近から沢の水量が少なくなります。

分岐にでました。

右は危険とのことですので左に進みます。貴重な情報をありがとうございますm(__)m

ここからは尾根を目指して登って行きます。

尾根に合流しました。

尾根合流から山頂広場まで

ルートを示した手書きの地図があります。とてもありがたいです。しかしある程度ルートや地形を把握していないと理解できないかも。

右の尾根を登って行きます。

結構な急登で痩せた所もあります。

頑張って登って行きます。

分岐に出ました。ダイトレと合流する真ん中の尾根を進みます。右の道は一の鳥居の前にでることができます。右の道はぬかるんだ箇所が多いので足をとられやすいです。

尾根をなだらかに登って行きます。風が気持ち良かったです(^^♪

ダイトレと合流しました。郵便道とマツバカケ尾根との分岐の手前です。

一の鳥居に到着しました。あとは参道を歩いて葛木神社と転法輪寺でお参りして山頂広場に向かいます。

山頂広場に到着しました。お疲れ様でした!

おわりに

以上がカヤンボ谷を歩いて金剛山を登るルートの簡単な紹介でした。

下山は狼谷を使いましたが、滑りやすいナメ滝と倒木に注意すれば問題なく歩けました。

カヤンボ谷は連続ハシゴ堰堤やロープ場など危険なゾーンが何か所かありましたので慎重に歩くのが無難かと思います。

谷筋を過ぎると急登な尾根歩きがあるので前半は体力を温存しながらのんびり歩くのがおススメです。

 

最後までお読みいただきありがとうございましたm(__)m

 

水越峠からガンドガコバ林道と狼谷を歩いて金剛山へ

こんばんは。TSUBOSUGI1975です。

今回は先日、奈良県御所市の金剛山にガンドガコバ林道と狼谷を歩いて金剛山に登ってきましたので簡単に紹介したいと思います。

金剛山とは

金剛山奈良県御所市と大阪府南河内郡千早赤阪村にまたがる山です。標高は1,125mで金剛山地の最高峰となっています。

千早赤阪村金剛山ロープウェイ(現在休止中)があるため、千早赤阪村のルートの方が人気があります。そのせいで金剛山大阪府の山と思われがちですが、山頂は御所市にあります。

金剛山には無数の登山ルートがあります。千早赤阪村、御所市、五條市と複数の市町村からアプローチすることができます。これだけ多くの登山道が開かれているという事はいかに金剛山が交通の要所であり、金剛山を信仰する多くの人が登ってきたという事でしょう。

過去に書いた金剛山系のブログがいくつかありますので興味にある方は見てみてください。

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今回の登山ルートとアクセス

今回は水越川公共駐車場→水越峠→ガンドガコバ林道→もみじ谷→狼谷のルートで山頂まで歩きました。

ガンドガコバ林道はダイヤモンドトレイルと重複しています。ガンドガコバ林道はダイヤモンドトレイル、カヤンボ、もみじ谷と分岐しますがガンドガコバ林道を突き進むと太尾塞跡に出てそのまま太尾道で山頂を目指すことができます。

現在、ガンドガコバ林道は工事のために通行止めになっている模様です。

狼谷はもみじ谷から分かれる谷の一つで狼尾根と並行している谷筋です。こちらも太尾道と合流し山頂を目指します。

今回のスタート地点の水越川公共駐車場は旧309号線にある無料駐車場です。20台程度は駐車できると思いますが、平日でも満車になるので早朝か昼過ぎに利用するのが無難です。

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水越川公共駐車場からダイトレ分岐まで

水越川公共駐車場川を出て旧309号線を右に進むとバス停があります。バス停付近にも数台、駐車できるスペースがあります。

奈良県大阪府の県境の水越峠からガンドガコバ林道(ダイヤモンドトレイル)に入ります。

写真のゲートの前をそのまま進むと左に大和葛城山の登山口があります。こちらもダイヤモンドトレイルでえげつない階段地獄です(;^ω^)

しばらくは舗装された林道が続きます。

途中に開けた場所があります。もみじ谷入り口までの中間地点あたりでベンチがあり景色があります。

金剛の水です。もうすぐ分岐です。

ダイヤモンドトレイルとの分岐まできました。分岐の橋を渡らず真っすぐ進みます。通行止めの看板がありますが、太尾塞に続くガンドガコバ林道のことなので大丈夫です。

ダイトレ分岐から狼谷分岐まで

少し進むと分岐にでます。右に進むとガンドガコバ林道です。沢がある左に進みます。

もみじ谷の道標が設置されています。ここまで3キロ程度で約40分ほどかかりました。

いくつかの堰堤の横を越えていきます。

第三堰堤を過ぎると沢が近くなり涼しくなります。

分岐にでました。左がもみじ谷、右が狼谷です。

もみじ谷方面には白いマーカーがあります。

狼谷方面にはケルンのような石を積んだものの右を進みます。

狼谷分岐から狼尾根合流まで

狼谷に入るといきなり倒木が多数あります。

もみじ谷にくらべると水量は少ないですが涼しげな沢が続きます。

倒木が多く身を低くして進みます。体のデカい私にはつらいです。一度、倒木で頭を強打してしまいました(泣)

倒木ゾーンを過ぎると歩きやすい道になります。

ナメ滝の上を歩きていきます。狼谷で一番のゾーンです(^^♪

気持ちの良い沢歩きが続きます。

またもや倒木ゾーンです。

標高900m付近で沢の音がなくなり静寂に包まれます。

若干ワイルドな道があります。

分岐にでました。

右のロープがある登りは大日岳に直登できるようですが、かなりの急登に見えます。今回は左の狼尾根方面に進みます。

狼尾根までは足場が緩い急登が少しあります。

狼尾根に合流しました。

狼尾根分岐から山頂広場まで

狼尾根に合流し右に進みます。左に進むと狼尾根を下りもみじ谷に戻ってしまいます。

なだらかな道を少し進むと若干、急な登りがあります。

尾道に合流しました。ここは左に行きます。

ここまで来れば歩きやすい道で山頂広場まで行けます。

山頂広場まで到着しました。お疲れ様でした!

おわりに

以上が、ガンドガコバ林道と狼谷で金剛山を登った山行の簡単な紹介でした。

下山は太尾東尾根を使いました。このルートは水越川公共駐車場の前に出るのでとても便利です。結構な下りですので、登りで使う場合はしんどいです(;^ω^)

今回、初めて狼谷を歩きましたがもみじ谷より面白みが欠ける反面、難易度は低いので倒木を注意すれば下山でも安心して使えると感じました。

次回は下山で使ってみよう思います(^^♪

 

最後までお読みいただきありがとうございましたm(__)m

 

 

夏のツツジオ谷で金剛山へ

こんにちは。TSUBOSUGI1975です。

今回は先日、奈良県御所市の金剛山ツツジオ谷ルートで歩いてきましたので簡単に紹介したいと思います。

金剛山とは

金剛山奈良県御所市と大阪府南河内郡千早赤阪村にまたがる山です。標高は1,125mで金剛山地の最高峰となっています。

千早赤阪村金剛山ロープウェイ(現在休止中)があるため、千早赤阪村のルートの方が人気があります。そのせいで金剛山大阪府の山と思われがちですが、山頂は御所市にあります。

金剛山には無数の登山ルートがあります。千早赤阪村、御所市、五條市と複数の市町村からアプローチすることができます。これだけ多くの登山道が開かれているという事はいかに金剛山が交通の要所であり、金剛山を信仰する多くの人が登ってきたという事でしょう。

過去に書いた金剛山系のブログがいくつかありますので興味にある方は見てみてください。

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今回の登山ルートとアクセス

今回は大阪府南河内郡千早赤阪村ツツジオ谷で登りました。ツツジオ谷は千早赤阪村が推奨するハイキングコースではない中級者向き以上のコースとなっています。

基本、谷筋を歩くルートなので岩場、沢、ガレ場が多いルートです。転倒、滑落、道迷いが多発していますので事前のルート確認やしっかりとした装備で入山する必要があります。

登山口までのアクセスはまつさか金剛山麓駐車場が一番近いです。モンベルと山の豆腐の間にある駐車場で駐車料金は600円(平日)です。

まつさか駐車場までは府道705号線の「山の豆腐」の看板を左に曲がればすぐに到着します。近くにバス停もありますのでバスで来ることも可能です。

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駐車場から腰折滝まで

駐車場を出て左に行くと上の写真の看板があります。矢印の千早本道登山口とは逆の左に進みます。

しばらく進むと分岐に出ます。ゲートのない右に進みます。

すぐに次の分岐がでてきます。赤いコーンの見える右に進みます。

ここからがツツジオ谷ルートに入ります。登山に不慣れな方は引き返した方が無難だと思います。

早速バランスのとりにくい道があらわれます。

水が流れる岩場が多いので滑らないように慎重に登ります。

渡渉や沢沿いを歩く道が多いので比較的涼しく歩きやすいです。

腰折滝が見えてきました。ここまで20分程度で来ることができました。

腰折滝から二ノ滝まで

腰折滝の左を巻いていきます。

私は腰折滝の巻き道が一番怖いと感じました。ロープを掴みながら慎重に進みます。

この丸太の橋も中々の緊張感でした(;^ω^)

いくつかの堰堤の脇を登っていきます。

おにぎり岩

倒木や流木が多いです。

ナメ滝の右を登って行きます。

一ノ滝の手前から沢から逸れ左に登って行きます。ここからが道迷いしやすいポイントです。

一ノ滝が見えます。ここから左に尾根に向かうトーレスがありますが、そちらに行くとルートアウトします。よく見ると真っすぐ進む道があるのでそちらを進みます。

ロープに沿って歩いて行きます。

滑落しないように慎重に歩きます。

滝の巻き道は急登です。

一ノ滝を過ぎて少し進むとすぐにニノ滝が見えてきます。ここまで45分程度かかりました。

ニノ滝から山頂広場まで

二ノ滝の左側を巻きますが木の根や岩で滑りやすいのでロープを掴みながら慎重に登ります。

二ノ滝からは基本的には谷筋を進んで行きます。

薄暗い谷が続きますが少し日が差し込んできました。

分岐に出ました。リボンは左の道に続いていますが右に進みます。左を登って行くと尾根に出ると思います。

ツツジオ谷には何か所か左手に尾根に向かうトーレスがあり悩みますが谷筋を進んで行きます。

谷筋なので岩が転がり滑りやすいので慎重にゆっくり歩きます。

人工の石垣の右側を進んで行きます。

一瞬、行き止まりかと思いましたが、この岩場をよじ登れます。

千早本道の橋が見えてきました。

千早本道に合流しました。ここまで来れば安心です。

千早本道に合流後はあっという間に山頂広場に到着しました。山頂広場まで85分程度で来ることができました。

おわりに

以上がツツジオ谷ルートの簡単な紹介でした。下山は安全な千早本道を使いました。

ツツジオ谷ルートは今まで使った大阪側のルートの中では最も難易度が高いと感じました。冬には氷瀑が見れるので人気のルートですが、冬場はさらに滑落の可能性が高くなると思います。

美しい滝を見ることができて涼しい沢歩きができる反面、危険が伴うルートですので無計画に安易に踏み入らないことをおススメします。

 

最後までお読みいただきありがとうございましたm(__)m

 

金剛山蚊取りセットを購入しました(^^♪

こんばんは。TSUBOSUGI1975です。

先日、金剛山を下山した後にインスタグラムを見ると山頂広場の売店金剛山限定の蚊取りセットが入荷されたと投稿されていました。

入山前に知っていれば購入していたのにと後悔しましたが5日後にまた登って購入してきました(笑)

1個1,000円でカラビナの色が4色ほどありました。私と奥さん用に2個購入しました。モンベル金剛山コラボ商品でおなじみのマークが彫られていますが、この商品はモンベルとのコラボ商品ではありません。

購入時に店員さんが蚊取り線香をセットしてくれました。購入してすぐに使用することが可能です。サイズは小さいので腰からぶら下げる感じで登山時に使用することができます。

ミニサイズの蚊取り線香をセットしますので、私が普段使っているパワー森林香はセットできませんね。

サイズが全然違いますね。蚊取り線香ではアブ対策にはならないので、ウォーキングやアウトドアで使用するのが良いかもしれません。

でもデザインがかわいいし金剛山好きの方は是非とも手に入れたいアイテムではないでしょうか(^^♪

最後までお読みいただきありがとうございましたm(__)m

スキー場跡の明神平を経て明神岳へ

こんばんは。TSUBOSUGI1975です。

今回は先日、奈良県吉野郡東吉野村から明神平と明神岳を歩いてきましたので簡単に紹介したいと思います。

明神平と明神岳

明神平はかつてスキー場が存在した場所で、高原のように広々としているのでテント場として多くの登山者に親しまれています。

かつてのスキー場は大又林道を1時間半ほど歩いて行くアクセスの悪さもあり昭和39年から昭和44年までの5年間で閉業となりました。

現在も明神平には多くの雪が積もるため、手軽な冬登山として登山者に人気があります。

明神岳奈良県吉野郡川上村と三重県松阪市にまたがる標高1432mの山で関西百名山、奈良百遊山、まつさか香肌イレブンに指定されています。

登山ルート、アクセス

今回は大又林道終点駐車場から、かつてスキー客が歩いた林道で明神平に向かいました。

大又林道終点駐車場までは国道166号線から県道220号線に入り終点まで行くのが一般的なルートだと思います。

ナビでは「やはた温泉」を目的地にしてそのまま進めば到着します。「やはた温泉」から先は道が狭くなりますので慎重に運転したほうが無難です。

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駐車場から林道終点まで

大又林道終点とはなっていますが林道は続きます。かつてはこの先も車で行けたみたいです。少し進むと左手に四郷川に掛かる橋があります。その橋を渡り進んでいくと赤ゾレ山に行けます。赤ゾレ山から明神平に向かうことも可能です。

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過去に赤ゾレ山から明神平を経て薊岳を歩いたブログを書いていますので興味のある方は読んでみてください♪

しばらく進むと右手に滝が見えてきます。滝の先には階段があります。この階段から激登っていくと薊岳に向かうことができます。

林道が狭くなる所まで来ると看板や登山ポストが見えてきます。

ここから入山する際は登山ポストに登山届を提出したほうが無難です。ここまではかろうじて車が入ってこれそうな感じです。

しばらくはガードレールのある道が続きます。昔はこの道も車が通っていたのでしょうか。

堰堤や滝を見ながら進んで行きます。

なだらかな歩きやすい道なので安心して歩けます。

橋が見えてきました。ここで歩きやすい林道は終わり山道に入って行きます。

林道終点から明神平まで

しばらくは分かりやすい道ですが草で道が隠れ不明瞭な所もあります。

古い道標が所々に残っています。

渡渉ポイントが何か所かありますが、ここが一番気を付けた方が良いと感じました。倒木から岩まで一気に行く必要があります。沢は意外と深いのでハマると登山靴でも水が入ってくると思います。

渡渉と岩場が多いので滑らないように慎重に歩きます。

石垣がありました。かつては建築物が存在したのでしょうか?

ミョウジン谷に到着しました。

滝を見ながら登って行きます。

一人づつ渡ってくださいと注意書きのある木製の橋が続きます(;^ω^)

ベンチがありました。ここからつづら折りに登って行きます。

道は広くしっかりと整備されています。かつてのスキー客のために広めの道を整備していたのでしょうか。

水場がありました。ここで顔を洗わせてもらいました。気持ち良かった(^^♪

明神平に到着しました。ここまで約2時間ほどかかりました。

明神平から明神岳まで

明神平には東屋があるので休憩するには最適です。山小屋は天王寺高校所有なので中に入ることはできません。

充分に休憩をとり明神平を後にします。

左に見える小屋は天理大学の所有でこちらも使用できません。

所々にスキー場の遺構があります。

気持ち良い道が続きます。

桧塚奥峰方面に向かいます。

分岐に出ました。左に行けば明神岳、右に行けば前山を経て薊岳に行けます。

尾根歩きとなり景色が見えます。

明神岳までは歩きやすい道が続きます。

あっという間に明神岳に到着。明神平から約25分で到着できました。

山頂には景観はなく、あまり開けていないのでのんびりできる感じではなかったです。

おわりに

以上が大又林道終点駐車場から明神平を経て明神岳まで歩いた山行の簡単な紹介でした。

下山は前山を経て薊岳まで歩きP1334に戻りそこから下山しました。P1334からの下山は激下りなので私は好きではないのですが、薊岳からの眺望が大好きなのでつい足を延ばしてしまいました(笑)

しかし昔のスキーヤーは1時間半ほどかけてゲレンデまで歩き、スキーを楽しんでからまた1時間ほど歩いて帰るのですからすごい体力ですよね。

もちろん明神平には宿泊施設があったので泊まっていくスキーヤーも多かったとは思いますが。

現代人は体力が落ちているんだろうなと思い、昔のスキーヤーを感心しながらの山行となりました!

 

最後までお読みいただきありがとうございましたm(__)m