梅雨明けの釈迦ヶ岳で鹿の群れに遭遇♪

こんばんは。TSUBOSUGI1975です。

今回は先日、奈良県吉野郡十津川村釈迦ヶ岳を歩いた際に印象に残った景色を少しだけ紹介したいと思います。

千丈平付近で鹿の群れに遭遇

釈迦ヶ岳では野生の鹿と出会うことが多いのですが、この日は20頭以上の群れだったので驚きました。

数頭の群れの場合はこちらに気付くと逃げるか距離をとるのですが、20頭以上の群れで余裕があったのかまったく逃げずひたすら草か笹を食べていました。

ほとんどの鹿がしっぽを振りながら食べていたので笑ってしまいました(^^♪

優しいお顔のお釈迦様

釈迦ヶ岳山頂に鎮座するお釈迦様はふっくらしたお顔で優しい雰囲気をしておられます。

見る角度によっては空を見ているようにも私たち登山者に語りかけてくださっているようにも見えます。

釈迦ヶ岳に来ると他の山にも登りたくなる

釈迦ヶ岳山頂からは多くの山々を見ることができます。八経ヶ岳に続く大峯奥駈道の稜線、南奥駈道の山々の先には熊野灘、ダイヤモンドトレイルの稜線などが見えあそこに行ってみたいと思わせてくれます。

今回の山行では七面山とアケボノ平に行ってみたいと強く感じさせてくれました♪

おわりに

以上が今回、釈迦ヶ岳を歩いた際に印象に残った景色の紹介でした。

釈迦ヶ岳は太尾登山口からのルートは初級者でも歩けるのでおススメです。山行より車の運転の時間の方が長くなりますが(;^ω^)

tsubosugi-naranoyama.com

過去に太尾登山口から釈迦ヶ岳を歩いた山行ブログがありますので興味のある方は読んでみてください。

 

最後までお読みいただきありがとうございましたm(__)m

 

 

【世界遺産】玉置辻から大峯奥駈道で大森山と五大尊岳を歩く

こんばんは。TSUBOSUGI1975です。

今回は先日、奈良県吉野郡十津川村の大森山と五大尊岳を歩いてきましたので簡単に紹介したいと思います。

大森山と五大尊岳

大森山は奈良県吉野郡十津川村にある山で山頂は北峰(標高1078m)と南峰(標高1045m)に分かれています。三角点は標高の低い方の大水の森と呼ばれる南峰にあります。

五大尊岳も山頂は北峰と南峰(標高825m)に分かれていて北峰は和歌山県新宮市、南峰は和歌山県田辺市になります。北峰は第七靡になっており不動明王の石像が置かれています。

どちらの山も大峯奥駈道南端の南奥駈道上に位置しています。明治時代の廃仏毀釈により大峯奥駈道は廃れましたが、特に南奥駈道の荒れようはひどく一時は歩くのに危険が伴っていました。

近年、新宮山彦ぐるーぷの尽力により南奥駈道は登山者が歩けるように整備され復活しました。

登山ルート、アクセス

今回は玉置辻から入山し大森山→五大尊岳と歩き五大尊岳からピストンで玉置辻まで戻ってくるルートで歩きました。

玉置辻は奈良県吉野郡十津川村の林道沿いにあります。アクセスは国道168号線から奈良県吉野郡十津川村の猿飼橋を渡り林道に入ります。玉置神社に向かう道ですので大きな看板があり分かりやすいです。

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しばらく進むと玉置神社に向かう道との分岐がありますので玉置神社方面の道に進まず神下方面(169号線方面)に進みます。

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分岐からの道は通行する車が少ないためか落石が多い荒れ気味の道となりますので運転には注意が必要です。しばらく進むと鳥居がある開けた場所に出ますので、そこが玉置辻になります。

鳥居の前あたりが開けていて、車数台が駐車できるスペースがあります。

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玉置辻から大森山まで

玉置辻の鳥居の方は玉置山方面になりますので逆方向に進みます。しばらく進むと上の写真の看板が見えてきます。

看板から少し進むと林道との分岐に出ます。道標があるので右に行ってしまいそうですが林道を進んだ方が無難です。

右に行くといきなり道が切れ落ちています。ここを進んでも結局、林道に合流するので林道を進んだ方が安全です。

ここからは林道を外れ右の道に入ります。

比較的歩きやすくなだらかな道が続きます。

これでもかというくらい道標が設置されています。ありがたいm(__)m

徐々に木の根が多い登りになってきました。

気持ちの良い道です♪

景色が開けた場所に出ました。山間に集落が見えます。

大森山北峰に到着しました。

景観はありません。道標に従い五大尊岳方面を進みます。

大森山南峰(大木ノ森)に到着しました。こちらも景色はありません。

大森山から五大尊岳まで

大森山南峰からは激下りになります。

落ち葉が多くザレている箇所が多いのでロープを掴みながら慎重に進みます。

岸の宿(第八靡)に到着しました。

いよいよ五大尊岳への登りです。

五大尊岳北峰(第七靡)に到着しました。

山頂には不動明王の石仏が置かれています。

山頂から木々の間から少し景色が開けていました。

北峰を後にして南峰に向かいましたが、クタクタで南峰に到着したら大した山頂感がなくショックで写真を撮るのを忘れ北峰に戻ってしまいました(-_-;)

不覚・・・

おわりに

以上が玉置辻から大森山と五大尊岳を歩いた山行の簡単な紹介でした。

帰りは五大尊岳から大森山までの登り返しがキツく、気温もどんどん上昇してきたので体力がかなり消耗してしまいました(;^ω^)

標高がさほど高くない山なので夏場に歩くのは厳しいかなと感じました。五大尊岳から先の大黒天神岳と七越峰は秋になったら歩きたいと思います♪

 

最後までお読みいただきありがとうございましたm(__)m

 

【世界遺産】熊野三山の奥の院「玉置山」を歩く

こんばんは。TSUBOSUGI1975です。

今回は先日、奈良県十津川村の玉置山を歩いてきましたので簡単に紹介したいと思います。

玉置山と玉置神社

玉置山は奈良県十津川村にある標高1,076.4mの山で大峰山脈の南端に位置しています。山頂は世界遺産修験道大峯奥駈道の南奥駈道上にあります。

その玉置山の9合目に鎮座するのが玉置神社です。創建は明らかではないですが、紀元前37年に崇神天皇によって熊野本宮とともに創健されたと伝えられています。

修験道である大峯奥駈道から近い位置にあるため修験霊場として「大日堂」「不動堂」などが建てられ神仏習合が色濃い神社です。

玉置神社は神社としてだけではなく宿としての機能もあり、堂で修行する行者や参拝者の宿泊施設の面もあったそうです。

tamakijinja.or.jp

アクセス・駐車場

標高1,000m付近まで道が通っているため車でも山頂近くまで行くことができ、登山口の前には大きな無料駐車場があります。

駐車場までは国道168号線から十津川に掛かる猿飼橋を渡りひたすら道を登って行きます。整備された道ですので安心して運転することができます。

国道168号線から入る際も、所々の分岐にも玉置神社への案内があるので迷うことはないと思います。

駐車場には、お手洗い、自動販売機、売店、飲食店がありますが、売店、飲食店は営業日は不明です。私は火曜日と金曜日に駐車場を利用させていただきましたが、火曜日は営業、金曜日は休みでした。

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駐車場から玉置山まで

駐車場からは果無山脈や伯母子岳などが見ることができました。いきなりの絶景でテンションが上がります。

まずは玉置山を目指します。登山口への看板があるのでありがたいです。

登山口です。ここから玉置山を目指します。

なだらかな歩きやすい道を登って行きます。

大峯奥駈道にでました。

気持ちの良い道です。

あっという間に玉置山に到着しました。時間にしてわずか15分。奥さんでも楽勝でした(^^♪

玉置山から玉置神社まで

山頂からはわずかに景色がありました。

お地蔵さまが置かれていました。

山頂は少し開けていますが、ゆっくり休めるような感じではありませんでした。

玉置神社を目指して下っていきます。

なだらかな登りに対して玉置神社までの下りは結構、急でした。ぬかるみや岩などもあり滑りやすい箇所もあったので玉置神社から登る場合は登山靴の方が無難だと思います。

玉石社に到着しました。玉石社はパワースポットとして有名で本殿からここまでは登ってこられる人が多いようです。

玉石社には社殿がなくご神体の玉石に礼拝する形式です。玉石のほとんどは地中で見えているのはほんの一部とか役行者が財宝を埋葬したなどの伝説があります。

さらに下って行き、いくつかの鳥居をくぐります。

玉置神社の本殿に到着しました。

玉置神社の巨大な杉に圧倒させられる

玉置神社の境内には奈良県指定天然記念物の巨大な杉が立ち並んでいてその存在に圧倒されます。

夫婦杉

樹齢3000年と言われる神代杉

その他にも奈良県最大の杉と言われる大杉などがそびえ立っています。

大杉を見た後に玉置神社を後にしました。玉置神社から駐車場までは多少の登りがありますが、なだらか登りですので気持ちよく歩くことができました。

おわりに

以上が玉置山と玉置神社の簡単な紹介でした。

玉置山での滞在時間はわずかでしたが、奥さんが巨大な杉の前で長い時間佇むので玉置神社には長い時間滞在しました(笑)

帰りに駐車場の売店さんま寿司大峯奥駈道手ぬぐい(800円)を購入しました(^^♪

十津川村までは遠いですが、歴史ある玉置神社に参拝することができて良かったです!

 

最後までお読みいただきありがとうございましたm(__)m

 

【使用感 比較】マウンテンクルーザー600

こんばんは。TSUBOSUGI1975です。

今回は先日、購入したモンベルのマウンテンクルーザー600とこれまで履き続けてきたラップラウンドストライダーMIDの使用感と比較を簡単に紹介したいと思います。

※あくまで個人的な感想ですのでその点はご了承ください。

マウンテンクルーザー200の前モデル、ラップラウンドストライダーMID

ラップランドストライダーMIDは2年ほど前にモンベルアウトレットで購入しました。当時すでに廃モデルで12,000円くらいで購入できたと思います。

モンベルの店員さんに手ごろな値段で初心者向けと勧められたの言われるがままに購入しました(笑)

おそらくラップランドストライダーMIDの後継モデルはマウンテンクルーザー200だと思います。見た感じが似ていますしゴアテックス素材使用、ソールがトレールグリッパーなのが同じです。

今回はマウンテンクルーザー200とマウンテンクルーザー600の比較に近くなるのかなぁと思います。

webshop.montbell.jp

履き心地

履き心地についてはラップランドストライダーMIDの方が良いです。なぜかというと柔らかさと重さが全然違います。

ラップランドストライダーMIDはつま先をつかんで曲げる事ができますが、マウンテンクルーザー600は硬くて曲がりません。

ラップランドストライダーMIDはその柔らかさのため足になじみやすく、靴擦れがありませんでした。

一方、マウンテンクルーザー600で6回ほど入山していますがまだなじんでいません。初めて履いた時は靴擦れがひどく、しばらくは指やかかとに絆創膏を付けて履いていました。

これは私の足の皮膚が弱いということも大きな原因だと思います(;^ω^)

重さについてはラップランドストライダーMIDが363グラム、マウンテンクルーザー600が500グラムです。

両足で280グラム程度の違いですが履いてみると全然違います。マウンテンクルーザー600を初めて履いた時はずっしりとした感じがありました。

やはり柔らかく、軽い分だけラップランドストライダーMIDのほうが履き心地がよく歩きやすいと私は感じました。

強度

強度については圧倒的にマウンテンクルーザー600が方が高いと思います。重さ硬さが上回るマウンテンクルーザー600の方が頑丈なのは当たり前と言えます。

マウンテンクルーザー600は足首の部分も硬いので足首が固定されます。なのでガレ場などの足をひねりそうな場所でも足首を守ってくれます。

ラップランドストライダーMIDでガレ場を歩いた際にはよく足をぐねりましたが(ケガはしていません)、今のところマウンテンクルーザー600はぐねったことはないです。

細かい部分ではありますがラップランドストライダーMIDは早い段階でつま先部分に隙間ができて泥が溜まることが多くて靴を洗う時にヘラでかき出していました。マウンテンクルーザー600は隙間ができにくいように見えますが、これから確認していきたいと思います。

ソール

ソールはどちらもトレールグリッパーなので滑りにくいです。しかし、ソールの厚みや凸凹の大きさが違うので少し尖った岩や木の根を踏んだ際の感触が全然違います。

マウンテンクルーザー600の方がソールが分厚い分ガレ場や木の根が多い尾根道ではより安全に歩けると感じます。

防水

どちらもゴアテックス素材を採用していますので防水には優れています。しかしラップランドストライダーMIDはメッシュのようになっているので流れのきつい沢や誤って深めの水たまりなどに踏み込んだ際には水がじんわりと染み込んできます。

マウンテンクルーザー600はスエードの部分が多いので水を弾くような感じで今のところは水の侵入は許していません。

マウンテンクルーザー600を洗う際にシャワーで泥を流しても紐の部分から水が入らないので楽に洗うことができます。

脱着

脱着については圧倒的にマウンテンクルーザー600の方が楽です。

紐を通す部分の上部が金具になっていて引っかけて締めることができるので締めるのも緩めるものとても楽です。特に脱ぐときは金具から紐を外すだけで一気に紐が緩まり簡単に脱ぐことができます。

ラップランドストライダーMIDは金具が無い分、履くときも脱ぐときも手間がかかりストレスがあります。

価格で決めてはダメ

ラップランドストライダーMIDとマウンテンクルーザー600を私が比較した限りは総合的にマウンテンクルーザー600が良いと感じました。

価格はラップランドストライダーMIDの後継のマウンテンクルーザー200が18,700円(税込)に対しマウンテンクルーザー600は21,780円(税込)です。

3,080円しか変わらないのなら性能が良いマウンテンクルーザー600を購入しようと思ってしまいそうですが、そこはよく考えてください。

自分の登山レベルや今後、登りたい山を考えた時にマウンテンクルーザー600は逆に使い勝手が良くない可能性があります。

登山初心者で登山道が整備された低山を登って行きたい方や、登山以外のトレッキングでも使いたい方は、軽くて柔らかいマウンテンクルーザー200の方が絶対に良いと思います。

店員さんが3,000円くらいの差なのでとマウンテンクルーザー600を勧めて来た時は一度よく考えてから購入することをおススメします。

おわりに

以上が私がそれぞれ履いてみて感じたラップランドストライダーMIDとマウンテンクルーザー600の簡単な使用感と比較でした。

私は今後も、この2足を登る山に応じて使い分けていきたいと思っています。二上山大和葛城山などはラップランドストライダーMID、金剛山大峰山系、台高山系などはマウンテンクルーザー600みたいな感じですね。

あくまで私が感じた使用感と比較なので、あまりあてにはなりませんが、少しで参考になれば嬉しいです(^^♪

 

最後までお読みいただきありがとうございましたm(__)m

※しつこいようですが、あくまで個人的な感想ですのでその点はご了承ください。

 

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清浄大橋から修験の山「山上ヶ岳」へ

こんばんは。TSUBOSUGI1975です。

今回は先日、奈良県吉野郡天川村山上ヶ岳に登ってきましたので簡単に紹介したいと思います。

山上ヶ岳とは

山上ヶ岳奈良県吉野郡天川村の標高1,719mの山で日本三百名山の一つに数えられています。

山頂付近には大峯山寺が鎮座し古くから行者が修行を行う修験の山として知られています。

大峯奥駈道の途中にある山の一つですが、山上ヶ岳の山頂付近に「西の覗」「鐘掛岩」などの恐ろしい修行の場があります。

大峯山寺の開山時期は5月3日~9月23日まででこの期間には今でも多くの行者が大峯山寺を訪れます。

平安時代から現在まで女人禁制が解かれておらず、男性しか登れない山として、色々な見解がある山でもあります。

アクセス・駐車場

山上ヶ岳の登山ルートはいくつかありますが、清浄大橋から入山するルートが最も安全で利用者の多いルートだと思います。

清浄大橋の前には大橋茶屋と駐車場があります。大橋茶屋に駐車料金を支払いますが大橋茶屋が営業していない日や時間は大橋茶屋の前に設置されているポストに車のナンバーを記入した封筒に駐車料金を入れて投函するシステムです。

大橋茶屋までのアクセスは黒滝村方面から国道309号線で「天川村 ふれあい直売所 小路の駅 てん」を過ぎたあたりで県道21号線(すずかけの道)に入ります。

そのまま洞川温泉街を抜け行き止まりまで行くと大橋茶屋に到着します。母公堂を過ぎたあたりで五番関トンネルに通じる道がありますので、そちらに行かないように注意してください。

五番関から山上ヶ岳を目指す場合は五番関トンネル前に駐車スペースと五番関登山口があります。

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清浄大橋から一本松茶屋まで

清浄大橋を渡ります。渡らず真っ直ぐ林道を進むとレンゲ辻に出る登山道があります。このルートは沢沿いの谷筋を歩くルートになります。ガレ場が多く道迷いしやすくて水を飲みに来たクマと遭遇する可能性があるルートです。初心者が一人で歩くのはおススメしません。

女人結界門をくぐり入山します。

しばらくはなだらかな登りが続きます。

開けた場所に出ました。おそらくここが一ノ世茶屋跡だと思います。

強度が不安な橋が数か所あります。

一ノ世茶屋跡からは岩が転がる道になります。

一本松茶屋に到着しました。

一本松茶屋で少し休憩してから先に進みます。

一本松茶屋から洞辻茶屋まで

一本松茶屋からは滑りやすい岩が多くなります。

所々に木の階段があります。

お助け水に到着しました。

不届きものがいますね(怒)

洞辻茶屋に向かいます。

つづら折りに登って行きます。

この看板まで来たらもうすぐ洞辻茶屋です。

洞辻茶屋に到着しました。

洞辻茶屋から鐘掛岩まで

洞辻茶屋からは大峯奥駈道になります。ここが五番関への分岐になります。

洞辻茶屋で休憩して先に進みます。

しばらくは歩きやすい道が続きます。

陀羅助茶屋に到着しました。

陀羅助茶屋内を通過します。

左の道を行きます。右の道は下山時に使用しました。

ここからは岩が転がる道になります。

行者の銅像からは、さらに厳しい道になります。

油こぼしと言われるつづら折りの木の階段です。その名の通り非常に滑りやすい階段です。大天井ヶ岳がよく見えるので景色に気を取られると足を踏み外す危険がありますので注意です。

油こぼしの後は鎖場の連続です。

鐘掛岩までは岩場を登って行きます。鐘掛岩を回避して登る道もあります。

鐘掛岩に到着しました。

鐘掛岩から大峯山寺まで

鐘掛岩前のデッキからは大天井ヶ岳がよく見えます。

さらにこの岩場を登りますが私はいつも回避しています。

この祠の奥に迂回道があります。

鐘掛岩からは歩きやすい道と

滑りやすい岩の道が交互に続きます。

等覚門に到着しました。

等覚門からも歩きやすい道と

滑りやすい岩の道が交互に続きます。

西の覗に寄ります。

ここから吊り下げられるなんて考えるだけで恐ろしい(;^ω^)

分岐に出ました。宿坊に向かう左の道を進みます。

唐破風屋根の立派な宿坊がたくさんあります。

大峯山寺に到着しました。

大峯山寺から山上ヶ岳まで

階段を登った先に本堂(重要文化財)が鎮座します。標高1,700m付近にこれだけ立派な本堂をよく建てたなと毎回、感心します。

本堂の前はこんな感じです。

行者さんが本堂でお経を唱えていました。

今年も御朱印をいただきました。

本堂から少し登った場所が山頂かと思いきや、この看板の奥が山頂になります。

山頂の湧出岩に到着。

湧出岩の前に三角点があります。

この日は曇り気味で稲村ヶ岳と大日岳に雲がかかっていました。

八経ヶ岳方面にも厚い雲がかかっていました。

コバエが大量にたかってきたので早々に下山しました(;^ω^)

おわりに

以上が清浄大橋から山上ヶ岳に登る山行の簡単な紹介でした。

昨年は五番関から登りましたが、洞辻茶屋まではこちらのルートの方が安全で歩きやすいと感じました。

昨年も曇りで絶景を拝むことができなかったので次回こそは晴天の日に登りたいと思います!

 

最後までお読みいただきありがとうございましたm(__)m

 

尾鷲道で堂倉山とマブシ嶺(コブシ嶺)を歩く

こんばんは。TSUBOSUGI1975です。

今回は先日、奈良県吉野郡上北山村大台ヶ原ビジターセンターから尾鷲道で堂倉山とマブシ嶺を歩いてきましたので簡単に紹介したいと思います。

尾鷲道とは

尾鷲道は奈良県吉野郡上北山村大台ヶ原三重県尾鷲市をつなぐ古道です。かつては木のそりで木材を運ぶ木馬道(きんばみち)でもありました。尾鷲道の所々にワイヤーが残っていますが、木馬道の名残だと思います。

林業の衰退などで木馬道としての役目を終え、尾鷲道は荒れてしまいましたが、現在は登山道として整備され多くの登山者に親しまれています。

尾鷲道には多くの自然が残り、尾根に出ると熊野灘を見ることもできる美しい古道です。

堂倉山とマブシ嶺(コブシ嶺)

堂倉山(標高1470M)とマブシ嶺(標高1410.8M)は奈良県三重県の県境にまたがる台高山脈の南に位置する山です。

堂倉山は尾鷲道を少し逸れた場所に位置しマブシ嶺は尾鷲道上に位置しています。マブシ嶺はコブシ嶺とも呼ばれ、山頂からは尾鷲の海や大峰山脈を一望できる好展望の山として登山者に知られています。

アクセス

今回は奈良側の大台ヶ原ビジターセンターから歩きました。大台ヶ原ビジターセンターには大きな無料駐車場があり、駐車場の周りにはトイレ、売店、レストラン、宿泊施設がありとても便利です。

大台ヶ原ビジターセンターは国道169号線の新伯母峯トンネル手前で大台ケ原ドライブウェイに入ります。どちらの方面から来てもトンネル手前で大台ケ原ドライブウェイに入ることができます。

大台ケ原ドライブウェイは15キロ程度ありますが整備されていて道幅も広いので安心して車を運転することができます。

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大台ヶ原ビジターセンターから尾鷲辻まで

大台ヶ原ビジターセンター横の東大台登山口から入山します。

昨年はこの付近でツキノワグマの目撃が多発したので少し緊張します。熊鈴を2個装着しました(笑)

登山口からすぐに分岐があります。右の中道で尾張辻を目指します。左に進めば日出ヶ岳方面です。

尾鷲辻まではほぼ平坦な道で沢のせせらぎや小鳥のさえずりを聞きながら気持ちよく歩くことができます。

尾鷲辻に到着しました。ここまで約32分ほどかかりました。

尾鷲辻から堂倉山まで

尾鷲辻の東屋の左から尾鷲道に入ります。

道標に従って進んで行きます。

堂倉分岐までは岩が転がるなだらかな下りが続きます。

堂倉分岐に到着しました。ここからいったん尾鷲道を外れ堂倉山を目指します。

堂倉山までは道が広くどこを進めばよいか分かりづらいです。目印のビニールテープを探しながら慎重に進みます。

堂倉山に到着しました。ここまで約64分かかりました。眺望の無い山頂ですので早々に立ち去り尾鷲道に戻りました。


堂倉山からマブシ嶺(コブシ嶺)まで

所々に熊注意の張り紙がありました。怖い・・・

シラサコに到着し尾鷲道に戻りました。堂倉山から尾鷲道に戻る際には道標や目印がほとんどないので登山アプリの地図を確認しながら下りました。堂倉分岐まで戻るほうが無難かも知れません。

シラサコからは歩きやすい道が続きます。

所々、木々の間から景色が見えます。

尾鷲道から尾根に出てみると

海が見えました!

尾鷲道に戻り先に進みます。

中盤はトラバース道が多くなるので慎重に歩きました。

道標に従い左に登って行きます。

山頂を思わす看板ですが道標です。ここが雷峠になるのでしょうか。

この山行で唯一の登りらしい登りです。

地倉山を通過します。

貯水池が見えました。

気持ちのよい尾根道です(^^♪

マブシ嶺に到着しまし。ここまで約2時間半かかりました。

マブシ嶺(コブシ嶺)の絶景を堪能

前に竜口尾根、奥に大峰山脈が見えます。

薄っすら行者還岳が見えます。

後ろを向くと熊野灘に属する尾鷲の海が見えます。

尾鷲の町も見えています。

こちらの古い道標にはコブシ嶺と記されています。

山頂は開けており休憩するには最適です。この日は風がかなりうるさかったです(;^ω^)

絶景を堪能しピストンで戻りました。

おわりに

以上が大台ヶ原ビジターセンターから尾鷲道で堂倉山とマブシ嶺を歩く山行の簡単な紹介でした。

「分県登山ガイド奈良県の山」に堂倉山が紹介されていたので立ち寄りましたが堂倉山には立ち寄らなくてもよいかなと感じました。景色もなく道も分かりにくいのでスルーしても良いかと(;^ω^)

マブシ嶺は眺望が素晴らしかったので大満足でした。三重県側に熊野灘奈良県側に大峰山脈が見えるなんて贅沢すぎますね♪

距離は長めですがアップダウンが少なく累積標高差の500~600M程度なので思っていたよりも楽に歩けました。

日出ヶ岳や大蛇嵓も素晴らしいですが、尾鷲道でマブシ嶺を歩くのもおススメです!

 

最後までお読みいただきありがとうございましたm(__)m

 

行者還トンネル西口から近畿最高峰の八経ヶ岳へ

こんばんは。TSUBOSUGI1975です。

今回は先日、奈良県吉野郡の八経ヶ岳に登ってきましたので簡単に紹介したいと思います。

近畿最高峰の八経ヶ岳

八経ヶ岳奈良県吉野郡天川村上北山村の境に位置する標高1,914.9mの山です。近畿最高峰の山で日本百名山にも数えられています。

大峰山と呼ばれることもありますが、大峰山とは山上ヶ岳から続く大峰山脈全体を差し、その主峰が八経ヶ岳です。

役行者法華経八巻を埋納したと伝わることから仏経ヶ岳とも呼ばれる他、八剣山とも呼ばれ多くの呼び方のある山です。

山頂付近はオオヤマレンゲの自生地で国の天然記念物に指定されています。

今回の登山ルートとアクセス

今回は八経ヶ岳の初登山と言うこともあり、最も登山者が多い行者還トンネル西口の弥山登山口から登りました。

このルートは弥山登山口から大峯奥駈道まで登り大峯奥駈道で弥山小屋を経由して八経ヶ岳まで登るルートです。

多少のアップダウンはあるものの、鎖場や切れ落ちたトラバース道もなく安全に歩けるルートなので平日でも登山者が多いです。

弥山登山口までのアクセスは国道309号線をひたすら走り続けます。私は天川村方面からアクセスしましたが、みたらい休憩所辺りから道が狭くなり対向車とすれ違えない所も多くあります。運転に自信の無い方が軽自動車以外で通るには怖いかも知れません。

上北山村方面からは国道169号線から国道309号線に入る形になります。私は行者還岳登山口までしか通った事が無いですがそれほど走りにくい道だとは感じませんでした。

行者還トンネル西口には有料駐車場があります。乗用車は1日1000円。トイレ使用料は1回100円となっていて登山靴やストックの洗い場もあります。

駐車場内に入ると事務所の中から管理人さんが出てきて案内してくれます。弥山登山口から登られる方は路駐などせずに、この駐車場を利用してください。

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弥山登山口から奥駈道出合まで

この日は平日でしたがAM8:00前で駐車場はほぼ満車でした。登山口には登山ポストありますので、できるだけ登山届を提出しましょう。

登山口からは沢沿いのなだらかな道を少し進みます。

この橋を渡ると本格的な山道になります。沢は豪雨の影響で流れが激しい感じでしたが水はとてもきれいでした。

大峯奥駈道までは岩や木の根が多い急登が続きます。登りの時は気になりませんでしたが、下山時は滑りやすかったです。

おそらくアナグマです。こちらをまったく気にしていませんでした。

踏み跡はしっかりしていて所々に道標があるので迷う心配はないかと思います。

そこそこの急登が続きますが、まだ前半なので気持ちよく登れます。

大峯らしい雰囲気になってきました。大峯奥駈道まであと少しです。

大峯奥駈道に合流しました。ここまで50分ほどかかりました。

奥駈道出合から聖宝ノ宿跡まで

ここからしばらくはなだらかなアップダウンが続きます。大峯奥駈道を歩くの久しぶりなので少し緊張します(笑)

石や岩が多い道が続きますがおおむね歩きやすい道です。

弁天の森を通過します。

弥山が見えてきました。

美しい道です♪

年季の入った道標。

新緑が美しい。

聖宝ノ宿跡に到着しました。ここまで約1時間30分かかりました。

八経ヶ岳の山行ブログで必ず見る行者の銅像です。初めて見れてテンションが上がりました(^^♪

この銅像に触ると雨が降ると言われていると、ここで出会った登山者に教えていただきました。雨が降られたら困るので写真だけとって先に進みます。

聖宝ノ宿跡から弥山まで

聖宝ノ宿跡から弥山小屋まではひたすら登りになります。

岩や木の根が多く若干歩きにくいですが危険と感じる所はありませんでした。

木の階段は少し斜めになっていてバランスがとりずらかったです。

所々で景色が開けています。

この鉄の階段が見えたら弥山小屋まであと少しです。

弥山小屋に到着しました。写真の小屋はトイレです。

弥山小屋の周りにはテーブルやベンチが多く設置されていました。休憩には最適ですね。

弥山山頂はもう少し登ります。

弥山に到着しました。ここまで約2時間20分かかりました。

弥山から八経ヶ岳まで

弥山山頂は少し開けていてベンチもありました。この日は小バエが多くて休み気になれませんでした(;^ω^)

次に目指す八経ヶ岳が見えます。それでは弥山小屋まで戻って八経ヶ岳に向かいます。

もうひと踏ん張り頑張ります。

苔が良い感じです♪

岩が転がっているので若干滑りやすいです。

鹿よけのゲートをくぐりオオヤマレンゲ自生地に入ります。

念願の近畿最高峰、八経ヶ岳に到着しました!

景色を堪能します。

美しい景色ですが、谷を見ていると少し怖くなります(-_-;)

錫杖越しの景色も美しいです。

弥山が見えます。

もっと山頂を堪能したかったのですが、虫が多すぎで早々に弥山小屋に戻りました(;^ω^)

おわりに

以上が行者還トンネル西口から八経ヶ岳を登る登山ルートの簡単な紹介でした。

距離、累積標高差はそこそこでしたが、久しぶりの大峯奥駈道で下山時はかなり足にきていました(;^ω^)

しかしながら、念願の八経ヶ岳に初登頂できて感無量です。自分へのご褒美に下山後に駐車場の事務所で山バッジ三個買いました(^^♪

体力が続く限り年に一度くらいは八経ヶ岳に登りたいですね!

 

最後までお読みいただきありがとうございましたm(__)m