「大和葛城山とは」
大和葛城山は奈良県と大阪府にまたがる山で、ロープウェイがある基本ルートは奈良側(御所市)ですが山頂は大阪府(千早赤阪村)になります。 ちなみに大和葛城山は大阪府最高峰の山です。
私が登山を始めてから最も登ってる山で、お気に入りの山の一つです。
大和葛城山に登るコースは複数あるのですが、今回は天狗谷コースで登りたいと思います♪
「水越川公共駐車場からスタート」
水越川公共駐車場は奈良側からは309号線の水越トンネルを出てすぐを左に入る道(旧309号線)沿いにあります。大変ありがたい無料駐車場で25台程度駐車可能です。
この駐車場からは金剛山登山口からも近いので平日でも午前中から満車になっていることが多いです。
駐車場から309号線に向かってしばらく歩いて行くと自動販売機が見えてきます。この自動販売機付近には金剛山登山口があるので路駐している車が多いです。
自動販売機の近くにはトイレもあるので、入山する前に準備を整えましょう。
天狗谷コースは自動販売機の手前の道を右に入り309号線の上を渡ります。
道なりにしばらく歩いて行くと分岐に出ます。ここは真っすぐ行かず右に入ると天狗谷コース登山口になります。
「天狗谷コースの3つのゾーン」
私は天狗谷コースは3つのゾーンがあると思っています。それぞれのゾーンを楽しみながら歩くようにしています。
1つ目は沢沿いのゾーンです。天狗谷コースで唯一慎重に歩くゾーンです。
岩が多く渡渉する箇所もあるのでスニーカーではなく登山靴で歩くのが無難です。この写真の道は左に行きがちですが右に進みます。
鎖場もあります。天狗谷コースで一番注意が必要なゾーンですが、一番楽しめるゾーンでもあります♪
沢沿いのゾーンを抜けると2つ目の木の階段が多いゾーンに入ります。このゾーンが一番しんどく面白味のないゾーンです。
しかし、それほど長いゾーンではないので頑張って歩きましょう(^^♪
木の階段を登りきると、天狗谷コース唯一のベンチがあります。ここで休憩して息を整えましょう。水分補給も忘れずに。
ベンチからは道が広がり気持ちの良い道になります。ここからが3つ目の林道ゾーンです。
階段はありますが所々で、天気の良い日は光が差し込み気持ちの良い風が吹込みます。山を感じながら歩くことが出来ます。
途中、弘川寺との分岐がありますが、このコースは通行不可になっています。
しばらく歩くと弘川寺道に出ます。天狗谷コースはここまでです。
弘川寺から登るコースはこの林道を歩いてきます。結構長いコースです。
「山頂には素晴らしい景色が待っている!」
弘川寺道を進むとキャンプ場があります。ここでテント泊ができるようです。
ダイヤモンドトレイルに合流。
白樺食堂はつつじの季節以外は土日のみの営業だったと思います。この日は平日でしたので閉まってました。
白樺食堂の裏にはデッキがあり奈良側の景色を見ることが出来ます。
白樺食堂の横にはトイレもあります。
トイレの正面にダイヤモンドトレイルのプレートがあります。この横を登って行くといよいよ山頂です。
大和葛城山頂です。私が初めて山頂に来たときは晴れた冬の日で一面雪でした。空気が澄んでいて、景色がとてもキレイであの時の感動は今でも忘れることができません。
お隣の金剛山も良く見えます。この時期はススキがきれいです。
「山頂以外にも見どころあり!」
大和葛城山は山頂の高原と展望の素晴らしさだけではなく他にも見どころがたくさんあります。
その一つがつつじ園です。5月ごろは一面真っ赤に染まりとても美しいです。
つつじの季節以外でも、つつじ園のベンチで金剛山を眺めながらのんびりするのも良いです♪
ちなみにダイヤモンドトレイルはつつじ園を見ながら歩くことができます。
水越峠にはダイヤモンドトレイルで下山するのが最短ルートですが、急な階段続きで膝を酷使します。夏場は藪が生い茂り藪漕するゾーンもあるので私はこのルートではあまり下山しません。
そしてなんと言ってもかつらぎ高原ロッジで食べるかも丼です!
私はこれが楽しみで大和葛城山に登っていると言っても過言ではありません!
売店は9時から、レストランは11時からなので早朝から登ると食べれません。かつらぎ高原ロッジは宿泊できるので、近いうちに宿泊してかも鍋を食いたいと思っています(^^♪
以上が天狗谷コースと大和葛城山の紹介となります。
大和葛城山は天狗谷コース以外にも色々なコースで登ることができ、季節ごとに楽しみがある飽きない山です。
登るのに自信のない方は奈良側からロープウェイで登ることもできます。
今後も定期的に登りたいオススメの山なので、是非とも大和葛城山に訪れてみてください♪