こんばんは。TSUBOSUGI1975です。
今回は先日、奈良県十津川村の玉置山を歩いてきましたので簡単に紹介したいと思います。
玉置山と玉置神社
玉置山は奈良県十津川村にある標高1,076.4mの山で大峰山脈の南端に位置しています。山頂は世界遺産の修験道大峯奥駈道の南奥駈道上にあります。
その玉置山の9合目に鎮座するのが玉置神社です。創建は明らかではないですが、紀元前37年に崇神天皇によって熊野本宮とともに創健されたと伝えられています。
修験道である大峯奥駈道から近い位置にあるため修験霊場として「大日堂」「不動堂」などが建てられ神仏習合が色濃い神社です。
玉置神社は神社としてだけではなく宿としての機能もあり、堂で修行する行者や参拝者の宿泊施設の面もあったそうです。
アクセス・駐車場
標高1,000m付近まで道が通っているため車でも山頂近くまで行くことができ、登山口の前には大きな無料駐車場があります。
駐車場までは国道168号線から十津川に掛かる猿飼橋を渡りひたすら道を登って行きます。整備された道ですので安心して運転することができます。
国道168号線から入る際も、所々の分岐にも玉置神社への案内があるので迷うことはないと思います。
駐車場には、お手洗い、自動販売機、売店、飲食店がありますが、売店、飲食店は営業日は不明です。私は火曜日と金曜日に駐車場を利用させていただきましたが、火曜日は営業、金曜日は休みでした。
駐車場から玉置山まで
駐車場からは果無山脈や伯母子岳などが見ることができました。いきなりの絶景でテンションが上がります。
まずは玉置山を目指します。登山口への看板があるのでありがたいです。
登山口です。ここから玉置山を目指します。
なだらかな歩きやすい道を登って行きます。
大峯奥駈道にでました。
気持ちの良い道です。
あっという間に玉置山に到着しました。時間にしてわずか15分。奥さんでも楽勝でした(^^♪
玉置山から玉置神社まで
山頂からはわずかに景色がありました。
お地蔵さまが置かれていました。
山頂は少し開けていますが、ゆっくり休めるような感じではありませんでした。
玉置神社を目指して下っていきます。
なだらかな登りに対して玉置神社までの下りは結構、急でした。ぬかるみや岩などもあり滑りやすい箇所もあったので玉置神社から登る場合は登山靴の方が無難だと思います。
玉石社に到着しました。玉石社はパワースポットとして有名で本殿からここまでは登ってこられる人が多いようです。
玉石社には社殿がなくご神体の玉石に礼拝する形式です。玉石のほとんどは地中で見えているのはほんの一部とか役行者が財宝を埋葬したなどの伝説があります。
さらに下って行き、いくつかの鳥居をくぐります。
玉置神社の本殿に到着しました。
玉置神社の巨大な杉に圧倒させられる
玉置神社の境内には奈良県指定天然記念物の巨大な杉が立ち並んでいてその存在に圧倒されます。
夫婦杉
樹齢3000年と言われる神代杉
その他にも奈良県最大の杉と言われる大杉などがそびえ立っています。
大杉を見た後に玉置神社を後にしました。玉置神社から駐車場までは多少の登りがありますが、なだらか登りですので気持ちよく歩くことができました。
おわりに
以上が玉置山と玉置神社の簡単な紹介でした。
玉置山での滞在時間はわずかでしたが、奥さんが巨大な杉の前で長い時間佇むので玉置神社には長い時間滞在しました(笑)
帰りに駐車場の売店でさんま寿司と大峯奥駈道手ぬぐい(800円)を購入しました(^^♪
十津川村までは遠いですが、歴史ある玉置神社に参拝することができて良かったです!
最後までお読みいただきありがとうございましたm(__)m