春を感じる山の辺の道を歩く(天理~奈良パート)

こんばんは。TSUBOSUGI1975です。

先日、奈良県天理から奈良市にかけて山の辺の道を歩いてきましたので簡単に紹介したいと思います。

山の辺の道とは

山の辺の道は日本最古の道と言われており「日本書紀」「古事記」にも記載されています。起点は海石榴市(現桜井市金屋の海石榴市観音堂付近)と言われています。

三輪山龍王山の麓の小高い位置に道が通っており、開けた地点では奈良盆地大和三山金剛山大和葛城山二上山を見ることができます。

山の辺の道には多くの古墳、寺社仏閣、石仏があり歴史を感じながら歩ける道でハイカーに人気のある道です。

天理観光協会では石上神宮から桜井方面の道を「南ルート」、奈良方面を「北ルート」と呼び分けていて、今回は前回に引き続き天理市から奈良市にかけての「北ルート」を歩きました。

前回、歩いた「南ルート」のブログです。興味のある方は読んでみてください。

tsubosugi-naranoyama.com

天理駅から石上神宮まで

天理駅からスタートです。前日、奈良市で友人と夜に食事をして一泊しました。朝から車で天理駅まで移動し天理駅前駐車場に駐車しました。

goo.gl

商店街を歩き石上神宮を目指します。日曜日ということもあり同じ方向に歩くハイカーを多く見ました。

天理教本部の横を歩いて行きます。朝から天理教の法被を着た信者がたくさんいました。他では見ることのできない独特の光景です。

石上神宮に到着しました。私はここで大きなミスを犯してしまいます。石上神宮のお手洗いの前あたりに自動販売機があると思い込んでいました。

商店街を歩きながら水を飲み切っていたので、石上神宮で買おうと考えていました。商店街で水を買っておくべきでした。まぁ山じゃないのでどこかに自動販売機くらいあるだろうと安易に考え先に進みました。

本殿でお参りをしてから先に進みます。

石上神宮から白川ダムまで

山の辺の道に入り弘仁寺を目指します。

ここから先を歩くのは初めてなので楽しみです。

豊日神社

民家の間を歩いて行きます。

豊田山城址への道標がありました。立ち寄りませんでしたが道は荒れているように見えます。

goo.gl

グーグルの口コミは芳しくないですね。寄らなくてよかった(;^ω^)

良い感じの道を歩いていきます。

県道51号線に出ました。

やっと自動販売機を見つけたと思いきやショック・・・

ここで県道51号線から逸れ左の道に入ります。

左の道に進みます。道標がありますので分かりやすいです。

手入れのされた竹やぶの道を進みます。

ここを左に曲がります。

西名阪自動車道の手前でやっと自動販売機を発見。ありがたい(^^♪

西名阪自動車道の下をくぐり進みます。

白川ダムに到着しました。多くの釣り人が釣りを楽しんでおられました。

白川ダムの公衆トイレはグーグルの口コミが悪かったので使用しませんでした。

goo.gl

白川ダムから弘仁寺まで

白川ダムからは舗装道歩きが続きます。

ここをぐるっと左に曲がります。

道標に従い右に曲がります。

弘仁寺への石階段です。いい感じです♪

入山料は200円です。

弘仁寺に到着しました。

弘仁寺(こうにんじ)は高野山真言宗のお寺で御本尊は虚空蔵菩薩です。虚空蔵菩薩が御本尊の寺院は珍しく、この辺りの地名も虚空蔵町になっています。

本堂の拝観は別に400円必要ですがこの日は本堂を使用していて残念ながら拝観できませんでした。

弘仁寺でいただいた御朱印です。寺事務所の前にお手洗いがありましたのでお借りしました。

goo.gl

弘仁寺から崇道天皇陵まで

弘仁寺を後にして円照寺を目指します。

整備された道が続きます。

ここにも自動販売機あり。

ここを右に曲がり円照寺に向かいます。

石階段を登って行きます。

お堂がありました。ここが円照寺かと思いましたが円照寺ではありませんでした。

先ほどのお堂から先に進むとこの場所に出ました。先ほどのお堂は大師堂と言う霊場だったようです。

道標に従い山の辺の道を進みます。円照寺は大師堂から合流した道を右に進んだ先のようでした。

円照寺は尼寺で中宮寺法華寺を含め大和三門跡と呼ばれる門跡寺です。華道の山村流の家元で山村御殿とも呼ばれています。奈良まほろばソムリエ検定の過去問で憶えました(笑)

円照寺は堂内の拝観、境内の撮影も不可ですので、無理に寄らなくても良かったことにしておきましょう。

goo.gl

八島地蔵尊

良い感じの道を進んで行きます。

このゲートに気付かず少し進んでしましました。

崇道天皇陵に到着しました。

崇道天皇陵から白毫寺まで

のどかな景色を眺めながらのんびり歩いて行きます。

白山比咩神社

藤原町観光トイレ。天理~奈良パートでは貴重な公衆トイレです。

道標に従い白毫寺方面に進みます。

山の辺の脇道がありましたが、そのまま山の辺の道を進みます。

ゲートが開いたままでした。開けたらちゃんと閉めましょう。マナーです(-_-;)

ゲートを過ぎこの階段を登ると右手にまたゲートがありました。

先ほどの山の辺の脇道を進むとここに出るようです。

のどかな景色を眺めながら歩きます。

県道80号線に出ました。この時点で山の辺の道から外れていました。山の辺の道はこの手前を左に進むべきでした。

山の辺の道から外れたのに気づかず県道80号線をまたぎ東海自然歩道を進みました。

左に登って行きます。

舗装道に出ました。ガードレールの脇を抜けて進みます。

歩いていると右手にリボンがある山道がありました。高円山の登山口のようです。

霊園の手前の道標に従いぐるっと回って白毫寺方面に進みます。

白毫寺の参道まで来ました。この階段を登ると白毫寺になります。この日は時間の都合で立ち寄りませんでした。

白毫寺からJR奈良駅まで

白毫寺階段前から新薬師寺方面に進むと道標がありました。ここで山の辺の道から外れていたことに気付きました。

この辺りは何度も歩いているのでどんどん進みます。新薬師寺付近からは観光客が増え始めてきました。

薬師寺も立ち寄らず先に進みます。

春日大社はすごい人でした。外国人観光客がすごかったです。

参道も大変な賑わいでした。

国宝興福寺五重塔。あと少しで120年ぶりの保存工事に入るのでしばらくお目にかかれません。

三条通りまで来ました。ゴールまであと少し♪

JR奈良駅でゴール!

おわりに

以上が山の辺の道の北ルート(天理~奈良パート)の簡単な紹介でした。

やはり山の辺の道のメインは南ルートだと感じました。途中のトイレや休憩所の設置の数が全然違いました。

山の辺の道は桜井市天理市では観光の主力ですが奈良市は他に観光名所が山ほどあるのであまり力を入れていないように感じました。

舗装道が多く古道感も乏しく、南ルートよりも正直楽しくなかったです(;^ω^)

しかしながら、途中に弘仁寺、正暦寺、円照寺、白毫寺、新薬師寺春日大社等の超有名な寺社仏閣が並んでいます。

一つ一つをまともに回っていたら一日ではとても足りません。北ルートは通して歩くよりも所々歩いてじっくり観光するのがおススメだと思います♪

 

最後までお読みいただきありがとうございましたm(__)m