こんにちは。TSUBOSUGI1975です。
今回は2023年2月上旬に奈良県桜井市の長谷寺から初瀬山と龍王山を経由して奈良県天理市の石上神宮まで歩いてきましたので簡単に紹介したいと思います。
今回の登山ルート
山の辺の道を歩こうかと地図を見ている時に長谷寺から初瀬山と龍王山を経由して石上神宮まで行けることに気付きました。初瀬山を登ったことがなかったのでちょうどよいと思い今回のルートを歩くことにしました。
近鉄長谷寺駅から参道を歩き長谷寺に向かい長谷寺の横から入山し初瀬山を目指します。初瀬山から県道50号線(大和高田桜井線)まで下山し県道50号線をまたぎ龍王山を目指します。龍王山から県道247号線(笠天理線)まで下り天理ダムを経由して石上神宮を目指し、石上神宮から近鉄天理駅でゴールというルートになります。
少し前に紹介した「初心者~初級者にオススメな奈良県の山」というブログで書いた龍王山のコースとは逆のルートから龍王山を登る形になります。
近鉄長谷寺駅から長谷寺まで
情緒ある参道を歩き長谷寺を目指します。この参道は門前町の名残を色濃く残しており町家が多く残っています。
長谷寺に到着しました。この日はまだ拝観時間前だったため立ち寄りませんでした。
長谷寺は牡丹が有名な寺で本堂までの長い階段を登りながら牡丹を楽しむことができます。見ごろは4~5月です。
本堂の前には清水寺と同じような舞台があり舞台から素晴らしい景色を見ることができます。
本尊は秘仏の十一面観音菩薩立像です。日本最大級の木造の仏像で幾度かの火災等で補修されているため重要文化財扱いですが国宝級の仏像です。
この十一面観音菩薩立像には伝説があり、地蔵菩薩のような錫杖を持っているのは伝説に由来してると言われています。錫杖を持つ十一面観音菩薩立像は非常に珍しいので開帳時期には拝観されることをオススメします。
長谷寺から初瀬山まで
長谷寺を正面に舗装道を左に登って行くと右手に初瀬山の登山口があります。墓地を抜けていくので長谷寺の敷地内だと思います。
しばらく舗装道をつづら折りに登って行きます。
舗装道を登り切った先にまた墓地があり、墓地を抜けると本格的に登山道になります。
想像していたよりも急登で道は荒れ気味です。
夏は藪漕ぎ必須ですね(;^ω^)
ここを右に逸れて登って行くと初瀬山になります。
見落とすと通過してしまうので注意してください。
初瀬山(標高548m)に到着しました。
初瀬山から龍王山まで
初瀬山には景観はないのですぐに立ち去ります。そのまま真っすぐ進むと笠山荒神社方面です。笠そばでそばを食べたい方は真っすぐ進んでください(笑)
私は最短ルートで龍王山を目指しますので黄色いテープの所から左に下りました。
下っていくと元のルートに復帰しました。しばらく進むと巻向山との分岐にでました。今回は巻向山には寄らないので真っすぐ進みます。
県道50号線をまたぎ龍王山を目指します。
しばらく進むと農道に出ます。農道を道なりに進んで行くと養鶏場があります。
養鶏場から舗装道を少し登ると廃車があります。この廃車の前の道を挟んで正面付近が龍王山登山口になります。
登山口は荒れているように見えましたが少し進むと歩きやすい道になります。
なだらかな登りしかないなと思っていると。
あっという間に龍王山(標高585.5m)に到着しました。
龍王山から石上神宮まで
あまりにもあっという間で拍子抜けしました(笑)
山頂は開けており休憩するには最適です。
奈良盆地が一望でき金剛山、大和葛城山、二上山、生駒山などを見ることができます。
天理ダム方面に下山します。
分岐に出ました。ここから天理トレイルセンター方面に下山できます。トイレもあります。
ひたすら舗装道を下って行きます。
工事現場を突っ切ると県道247号線に出ます。
ひたすら藤井川沿いを下って行きます。この辺は退屈です(;^ω^)
やっと天理ダムまで来ました。
天理ダムを過ぎると国道25線になります。途中に桃尾の滝との分岐があります。ここから大国見山に登れます。
のどかな道を歩いて行きます。
ここから山の辺の道で石上神宮に向かいます。
山の辺の道はいつ歩いても良いです♪
ここを左に入れば石上神宮まであと少しです。
石上神宮に到着しました。
石上神宮から近鉄天理駅まで
石上神宮で今回の山行の無事のお礼を言ってから、奥さんの健康をお願いしました。
鶏
天理本通商店街を歩きます。
天理駅に到着しました。JR天理駅の隣の近鉄天理駅でゴールです!
おわりに
以上が近鉄長谷寺駅から長谷寺、初瀬山、龍王山、石上神宮を経て近鉄天理駅まで歩くルートの紹介でした。
奈良には色々な寺社仏閣を繋ぐ古道がたくさんあります。その中には山を経由して行ける道もたくさんあるので面白いですね。
山の辺の道を並行してる山を歩いてみるのも楽しいですよ♪
最後までお読みいただきありがとうございましたm(__)m