屏風岩公苑から住塚山と国見山を縦走

こんばんは。TSUBOSUGI1975です。

今回は先日、奈良県宇陀郡曽爾村の屏風岩、住塚山、国見山を歩いてきましたので簡単に紹介したいと思います。

屏風岩、住塚山、国見山とは

奈良県曽爾村の山々は約1500万年前の火山活動で出来たとされ室生火山群に属しています。

その中で約200mの柱状節理の岩壁が約2キロに渡って連なっている厳つい断崖が屏風岩です。国の天然記念物に指定されており、兜岳、鎧岳を含めて曽爾三山と呼ばれています。

曽爾三山のごつごつとした勇ましい姿は、国道369号線からも見ることができます。

屏風岩の奥に位置する2山が住塚山と国見山で山頂が眺望の良いことで知られています。

駐車場・登山ルート

屏風岩公苑に50台ほど停めれる駐車場があります。屏風岩公苑は春は桜、秋は紅葉で賑わいますので、そのシーズンだけは500円の駐車料金が必要になります。

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登山ルート主に3つあります。

屏風岩公苑内の登山口から住塚山→国見山を縦走するルート。

屛風岩公苑近くの若宮神社横の登山口から屏風岩を経由して住塚山→国見山を縦走するルート。

屛風岩公苑近くの若宮神社横の登山口から林道まで下り、東海自然歩道で国見山→住塚山と縦走するルート。

今回は2番目のルートで歩きました。

屏風岩公苑から屏風岩(一ノ峰)まで

屏風岩公苑にはきれいなトイレがあります。入山前に利用できるのでありがたいです。

屏風岩公苑には入らず逆方向に下って行きます。

少し下り舗装道から外れ左に行くと若宮神社の鳥居が見えてきます。この鳥居の右に登山口があります。

しばらくつづら折りに登って行きます。若宮峠の手前の登りは足元が緩いので注意です。

若宮峠に到着しました。ここから屏風岩(一ノ峰)に登って行きます。ここから下ると林道に出てゼニヤタワや東海自然歩道に合流することができます。

道自体はいたって歩きやすいのですが、左が断崖絶壁と分かっているので足がすくんでしまいます(-_-;)

曽爾高原が見えます。

踏み跡があるので覗き込む人がいるのでしょうが私には無理です(;^ω^)

屏風岩(一ノ峰)に到着しました。怖いのでさっさと次に向かいます(笑)

屏風岩(一ノ峰)から住塚山まで

屏風岩(一ノ峰)からしばらく下ると分岐にでます。ここから下りると屏風岩公苑に出ます。

先ほどまでとは違い恐怖心がないのでガンガン登って行けます(笑)

山頂前には急登があります。

住塚山(標高1009.4m)に到着しました。

山頂は眺望が開けベンチもあるので休憩するには最適です。

曽爾の山々が見渡せます。

それでは国見山を目指して下ります。

住塚山から国見山まで

住塚山からの下りは狭い道や落ち葉で滑りやすい箇所があるので慎重に歩いて行きます。

鞍部のゼニヤタワに到着しました。ここから下れば林道に出て先ほどの若宮峠に行けます。国見山に行かない、もしくは疲れて下山したくなった場合はここから最短で下山することができます。

それでは国見山を目指します。国見山までは急登が多くなります。

岩場が多く出てきますので滑らないように慎重に登ります。

痩せ尾根もあるので慎重に進みます。

瘦せ尾根を過ぎると歩きやすい道になり山頂まであとわずかです。

国見山(標高1016m)に到着しました。しかし奈良には国見山が多いですね。知ってるだけであと3座あります(笑)

こちらにも眺望とベンチがあるので休憩するには最適です。

住塚山より国見山の方がさらに眺望があります。この日はここでしばらくのんびりしてから下山しました♪

おわりに

以上が屏風岩を経由して住塚山から国見山の山行の紹介でした。

帰りはゼニヤタワまで戻って下山しました。このルートですと30~40分程度で下山できるので早いです。

国見山からさらに松ノ山を縦走してクマタワから東海自然歩道で周回するルートもあるのですが、東海自然歩道からの林道がダラダラと長いので今回はパスしました。

短い山行でしたが素晴らしい眺望が得ることができたので大満足の山行となりました(^^♪

 

最後までお読みいただきありがとうございましたm(__)m