こんばんは。TSUBOSUGI1975です。
先日、弘法大師の道の乗鞍岳~塩野山~武士ヶ峯の区間を歩いてきましたので簡単に紹介したいと思います。
弘法大師の道
弘法大師の道とは若き日の空海(弘法大師)が吉野山から高野山まで歩いたと言われている道です。
2010年から弘法大師の道をよみがえらせる取り組みが行われています。ホームページで詳しい内容を確認できます。
私はちょこちょこと弘法大師の道を歩いています。扇形山から小南峠の区間を歩いたブログがありますので、興味のある方は読んでみてください。
アクセス・駐車場
今回は乗鞍岳登山口から高城山登山口までの区間を歩きました。高野山から吉野山に向かって歩くルートの一部となります。
乗鞍岳登山口までのアクセスは非常にややこしいです。「道の駅 吉野路大塔」の向かいの道を入ってきます。維新歴史公園や天辻峠の方面に向かう道です。
天辻峠から先は荒れた道になりますので、落石や倒木に気を付けて運転しなければなりません。
グーグルマップでは大体このあたりだと思います。登山口の前にスペースがありますので駐車は可能です。この道を進んでも行き止まりなので、登山者以外の車はまず来ないと思います。
乗鞍岳登山口からの乗鞍岳まで
ピンボケで申し訳ないのですが、ここが乗鞍岳登山口になります。ここは弘法大師の道に入っています。
乗鞍岳までは急登が続きます。
看板が出てきました。ここからは平坦な道となり乗鞍岳まではあとわずかです。
乗鞍岳(標高993m)に到着しました。ここまで約20分程度で来れました。あっという間です。残念ながら展望はありません。続いて塩野山を目指します。
乗鞍岳から塩野山まで
すぐに激下りになります。この時期は落ち葉で滑りやすいので慎重に下りていきます。今回はピストンですので戻りは急登になるので少し気が重くなりました(;^ω^)
林道と合流しました。弘法大師の道は林道に出ず左の尾根道を進みます。林道でも先に進むことは可能です。
しばらくは林道と並行して歩いていきます。
しばらく進むと林道に降ります。しかし、すぐ右の登りが弘法大師の道になります。ここは目印がないので間違えやすいポイントだと感じました。
しばらくは急登が続きます。
しばらく進むとまた林道に降ります。ここの分岐ですが右の舗装道が弘法大師の道になります。私は間違えて真ん中の尾根道に入ってしまいました。
間違えて尾根道を登ったことで眺望を得ることができました。
この尾根道は人があまり歩いていないせいか倒木が多くて歩きにくかったです。
しばらく尾根道を進むとまた林道に出ます。ここがもっともややこしいポイントです。右の林道が弘法大師の道ですが、塩野山を目指す場合は左の木の茂みに突入しなければなりません。首から松の葉っぱが大量に入ってきました(;^ω^)
塩野山は弘法大師の道から外れて目指すことになります。
塩野山(標高1007m)に到着しました。ここも展望はありません。ここまで約1時間40分ほどかかりました。道を登山アプリで確認しながら慎重に進みましたので時間がかかりました。
続いて武士ヶ峯を目指します。
塩野山から武士ヶ峯まで
こちらも倒木が多くて歩きにくかったです。
しばらく下って行くとまた林道に合流しましたが、林道に降りる道がありません。無理やり林道に降りました(;^ω^)
しばらくは林道歩きになるので一息つくことができます。この林道は川俣天辻線なんですね。この林道も弘法大師の道に入ります。
林道からの景色が今日の一番の景色でした(笑)
おそらく櫃ヶ岳方面のではないかと思います。
しばらく林道を進むと右手に武士ヶ峯の登山口が出てきます。うっかり通り過ぎてしまいそうですがよく見ると目印があります。ここから弘法大師の道を外れて武士ヶ峯を目指します。
ここからは木が密集し薄暗く狭い道を体を縮めながら登っていきます。かなり不気味な道です(;^ω^)
しばらく進むとネットが出てきます。しばらくネット沿いを進んで行きます。
ネットの向こうにリボンが見えます。ネットをくぐって向こうに行きました。こういう時は体のデカい自分が嫌になります(-_-;)
結構な急登です。落ち葉で滑りやすいのでトレッキングポールを使いながら慎重に登ります。
目印の方に進んでも山頂らしき場所が見つかりません。ここで登山アプリで山頂を探します。
やっと武士ヶ峯(標高1014m)に到着しました。ここも展望はありません。ここまで2時間20分ほどかかりました。思っていたより時間がかかりました。
色々な方のブログやヤマレコの山行記録で見た武士ヶ峯山頂の写真と違うような気がするのですが、山頂ですよね?
武士ヶ峯から激下って林道にでました。降りてきた場所を見返しましたが分かりにくい。ここから武士ヶ峯に登れると思う人はほとんどいないでしょう。
林道にでてすぐが高城山の登山口になります。ここから弘法大師の道は林道を外れます。この先は未踏なので、いつかは歩いてみたいです。
おわりに
戻りは乗鞍岳手前までは林道を歩きました。塩野山と武士ヶ峯の登頂にこだわらず弘法大師の道を歩きたい方は林道を歩くほうが時間的にも体力的にも余裕ができます。
塩野山と武士ヶ峯は登山口が分かりにくく、山頂に景色もないので私のように奈良の山を多く登りたい人でなければ無理に登る必要はないかと思いました。
塩野山と武士ヶ峯に登ることを検討されている方にこのブログが少しでもお役に立てれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございましたm(__)m