初めて飲んだスコッチウイスキー「ラフロイグ10年」

こんばんは。TSUBOSUGI1975です。

今回は、私が初めてスコッチウイスキーを飲んだ時の事をお話をしたいと思います。

スポーツバーでの出会い

サラリーマン時代の今から15年くらい前に私は1人で北新地のスポーツバーで飲んでいました。その当時の私は特に好きな酒の種類はなく度数が高ければいいと黒糖焼酎泡盛をよく飲んでいました。

私は阪神タイガースが大好きですので、スポーツバーでタイガースの試合を見ながら酒を飲むことで日頃のストレスを発散していました。

その日もタイガースの試合を見ながら1人で飲んでいると見るからに場違いな裕福そうな初老の紳士と、30歳くらいの小柄な可愛らしい女性が店に入ってきました。カウンター席しかないバーで2人は私の隣の席に座りました。

見た瞬間に同伴と分かりました。連れの女性が上品だったので高級クラブのホステスさんと同伴するのにスポーツバーに来るかかなぁと疑問に思いました。

そんな疑問はすぐに忘れてバーの店員とタイガース談義に盛り上がっていました。私は1980年代後半の暗黒時代からの筋金入りの阪神ファンなのでマニアックな話をしていたと思います。

そうすると隣の女性が「あなた阪神に詳しいのね」と話しかけてきました。初老の紳士いわく女性が阪神ファンで一度スポーツバーで野球を見てみたいとリクエストされたとの事でした。

さらに女性は泡盛ロックを飲んでいた私に「あなた泡盛が好きなの?」と聞いてきたのです。

なぜかラフロイグを勧められる

私は特に泡盛が好きというわけではなく、クセのある酒が好きだと答えました。女性は「ウイスキー飲んでみたら」と言い並んでいるウイスキーの1つを勧めてきました。

そのウイスキーは「ラフロイグ10年」でした。ウイスキーなど全く知らなかった私は「LAPHROAIG」のラベルが貼られた緑色のボトルを見て「これなんて読むねん?」と思いました(笑)

カッコつけの私はそれじゃ飲んでみますとラフロイグをロックで注文したのでした。

変な味だがなぜだか飲める

そして私は生まれて初めてスコッチウイスキーを飲みました。それもラフロイグをロックでです。飲んで思ったのは独特の香りと変な味だということでした。美味しいとは思いませんでしたが、アルコールが喉に刺さるような感じは好きでした。

泡盛も喉に刺さる感じはあるのですが、ラフロイグはもっと直接的で強烈に刺さる感じがしました。

美味しいとは思わないながらも不思議に飲めました。そして私は可愛い女性の前でカッコつけて「うまいですね」と言ったのでした。

知らぬ間にスコッチウイスキーにハマる

初老の紳士に「ラフロイグが飲めるなら大体のスコッチは飲めるよ」と言われた私は、調子に乗ってスコッチウイスキーを飲むようになりました。

飲んでいくうちにどんどんハマっていて、色々なバーを巡るようになりウイスキー検定まで取ってしまいました(3級ですが)。

不思議な出会いとええカッコから始まったスコッチウイスキーですが今では、私の大事な趣味の1つとなっています。

コロナの影響でバーには行けなくなりましたが、今は部屋でスコッチウイスキーを飲みながら、次に登る山を考えている時が最高に幸せな時間です♪

 

最後までお読みいただきありがとうございましたm(__)m