東大台(中道)コースで大台ヶ原を歩く

大台ヶ原とは

大台ヶ原とは、奈良県三重県の県境にそびえる複数の山に囲まれた台地状の地帯を指します。

国有数の多雨地帯として知られ、「日本百名山」の1つに数えられています。大台ケ原の最高峰は日出ヶ岳(1,695m)で三重県の最高峰でもあります。

大台ケ原へのアクセス

奈良方面から169号線の大嶽トンネルを抜けると分岐があり右に入ると大台ケ原ドライブウェイとなります。大台ケ原ドライブウェイを20~30分ほど行くと大台ケ原駐車場に到着します。

西名阪柏原インターから2時間~2時間半程度、京奈和道御所南インターから1時間半~2時間程度どかかるかと思います。

駐車場はかなりの台数を駐車できますが、土日はかなり混むみたいですので朝に到着するのが無難だと思います。

駐車場の周りにはトイレ、売店などがありますので入山前の準備を整えることができます。

まずは日出ヶ岳を目指す

大台ケ原ビジターセンターの左に登山口があります。登山口から少し歩くと分岐に出ます。

左に行くと日出ヶ岳山頂に、右は中道コースに入り尾鷲辻にでます。日出ヶ岳と大蛇嵓に行かれる方は、まず日出ヶ岳を目指された方が良いかと思います。

日出ヶ岳方面にしばらく歩いて行くと分岐に出ます。ここには展望デッキがありますので、日出ヶ岳山頂前に景色を眺めながら一息つけます。

山頂前の階段が日出ヶ岳までの唯一の急な登りです。それほど長い階段ではなく、景色を楽しみながら登れるのでさほど苦にはならないかと思います。

階段を登りきると展望台が見えてきます。展望台の先に日出ヶ岳の看板と三角点があります。展望台は休憩所になっているので、景色を眺めながらのんびりできます。

展望台からは360度の展望が得られます。大峰山系の山々、熊野灘金剛山大和葛城山などが見渡せます。雲一つない快晴なら富士山まで見えるそうです。

笹に囲まれた木の道を歩き大蛇嵓を目指す

日出ヶ岳を後にし、先ほどの分岐までまで戻り正木峠方面に向かいます。なだらかなアップダウンが続きますが、整備が行き届いた道なので苦になる事はないかと思います。

素晴らしい景色を楽しみながらのんびり歩くことができます。

笹に囲まれた木の道を過ぎると林の中の道となりしばらく歩くと正木ヶ原に到着します。正木ヶ原からは狭く石の転がる道が続きます。

しばらく歩くと尾鷲辻にでます。東屋があり休憩することができます。ここを左に行くとコブシ嶺、真っすぐ行くと大蛇嵓、右に行くと駐車場に行けます。

真っすぐ大蛇嵓方面に歩いて行くと牛石ケ原にでます。ここには大きな神武天皇銅像が置かれてます。

大蛇嵓には絶景が待っている

牛石ケ原からしばらく進むと分岐にでます。道しるべに従い大蛇嵓方面に10分程度歩くと大蛇嵓に到着します。

素晴らしい景色ですが正直、私は怖かったです(;^ω^)

奥さんはビビって岩場に入ってこれませんでした。後方で震えながら私を見守っていました(笑)

若い人が普通に岩場を下りていく姿を見て衰えを感じずにはいれませんでした(;^ω^)

中道コースで楽々下山♪

予定ではシオカラ谷を通って駐車場に戻る予定でしたが、道しるべに書かれている「標高差160m急坂注意!」と吊り橋があるという情報を聞いた奥さんが難色を示したため、予定を変更して中道コースで戻ることにしました。

尾鷲辻まで戻り、中道コースで駐車場に戻ります。

中道コースは危険個所もない安心して歩ける道でした。尾鷲辻から30分程度歩いて無事に駐車場に戻ることができました。

 

今回歩いたコースは登山道というより遊歩道に近い感じでした。日出ヶ岳の標高は1、695mですが、大台ケ原駐車場が標高1、500m以上ですのでそれほど登ることはありませんでした。

中道コースは大蛇嵓付近を除いては、体力に自信のない奥さんでも楽しく歩けるコースでした(^^♪

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