登山初級者の私が購入すべきだと思う登山用品

こんにちはTSUBOSUGI1975です。

今回は登山歴1年4カ月の私が、買ってよかった、買うべきだと思う登山用品3点を簡単にお話ししたいと思います。

登山靴

まぁ当たり前だと思いますが、登山靴は絶対に購入したほうが良いです。私も登山を始めるにあたり真っ先に購入したのは登山靴でした。

山を歩いていて、たまにスニーカーで歩いている人を見かけます。確かに二上山金剛山の一部のコースはスニーカーで歩くことも可能です。

しかし舗装されたコースでも斜度がきつい場合は雨の日の翌日などは濡れていて非常に滑りやすくスニーカーでは転倒の恐れがあります。

それに二上山金剛山でも舗装されたコースは一部でほとんどのコースはそれなりに斜度のある山道です。コースを間違えばスニーカーで歩くのに苦労することになります。

登山靴は滑りにくいだけでなく防水も施されています。山道は落ち葉や石が転がり泥濘も多いです。渡渉することも多いので滑りやすくて濡れやすいです。

登山靴であればある程度の沢に足を突っ込んでも靴の中に水が入ってくることはありません。転倒を防ぐ、水の侵入を防ぐために登山靴は必須だと思います。

登山靴は高いと思う方もおられると思いますが低山用の登山靴でしたら1万~1万5千円程度で購入できます。

私はローカットとミドルカットを1足づつ持っていますがどちらも1万2千円程度でした。どちらも履きまくってますが今のところ不具合は出ていません。

ちなみに私はモンベルのアウトレットで購入しました。おしゃれな海外ブランドの登山靴も魅力的ですが、店舗で試し履きができて日本人の足に合わせて作られているモンベルが初心者には無難かなと個人的には思います。

webshop.montbell.jp

アマゾンや楽天市場ではモンベルの商品は少ないですね。アマゾンは並行輸入品が多いので国内店舗で購入するのが無難ですね。靴は店員の説明や試し履きが初心者には重要だと思います。

グローブ(手袋)

次に買ってよかった思うのはグローブですね。軍手や100均のグローブを使用している方も多いですが、ある程度の防水があるグローブが良いと思います。

冬場の防寒対策で夏場は要らないと思われるかも知れませんが、私は年中持ち歩いています。夏場は藪漕ぎが多いルートがあるので素手でかき分けるとマダニなどが付いてくる可能性があります。

岩場などで手を使って登る場面ではケガ防止のためにもグローブを着用したほうが無難です。

転倒した時に手を付いて手のひらを擦りむく可能性があるので激下りや泥濘の多いゾーンでは私は夏場でも着用しています。

滝に近づいて濡れた岩場で滑って手を付いて手のひらを擦りむいた時からグローブの必要性を痛感しました。

ちなみに私の使っているグローブはモンベルのクリマプロ200です。これもアウトレットで購入しました。値段は3,080円(税込み)です。

webshop.montbell.jp

そんなに分厚く無くて、それなりに防水もきいています。充分に風も防いでくれるので冬場もこれで乗り切っています。冬の三峰山や金剛山もこのグローブで登っています。年中使えるので重宝していますよ(^^♪

ネットではピンキリですね。ノーブランドなら1,000円程度で購入できますね。ブランド品でも3,000~5,000円くらいですね。メッシュは涼しそうですが、防風、防水はないので夏と冬で使い分ける人向けですね。

ゲイター

ゲイターは初めは必要性を感じていませんでした。雪山に行くようになったら購入しようかくらいの感じでした。それで冬シーズンが到来する前に購入したのですが早くに購入しとけばよかったと後悔しました。

それまでは雨が続いた山に入山するとズボンの裾と靴が泥まみれになるので、帰ってからの洗濯や靴洗いが大変でした。

あとは木の枝や小石などが靴に入り込み、いちいち靴を脱いで取り出す煩わしさを感じていました。

その苦労はゲイターを付けることで大幅に改善されます。靴の底が泥まみれになるのは変わりませんが、靴の上半部とズボンの裾の汚れはかなり軽減されますし、靴の中の異物の侵入にいたってはほぼ皆無になります。

ゲイターは泥まみれになりますが、私の使っているゲイターはゴアテックス素材なので水で流せば泥は取れますし、びちゃびちゃになりません。

冬に雪を防ぐだけではなく、悪天候やコンディションの悪い山道では足元を守ってくれるので年中、ザックに入れておいても良いと思います。

私の使っているゲイターはモンベルのGORE-TAX ライトスパッツ ロングです。値段は5,940円(税込み)です。

webshop.montbell.jp

モンベルばかりでモンベルの回し者のようですが、奈良にはモンベルが結構あるので寄った時についつい購入してしまうだけです(笑)

値段も手ごろでゴアテックス素材なのでコスパは高いと思います。

ネットですとノーブランドでしたら1,500~2,500円程度でたくさんありますね。ブランド品ですと7,000~15,000円程度します。
初めはノーブランド品で充分ではないでしょうか。直に見て買いたい、ゴアテックス素材が良いのならモンベルがおススメですね。

おわりに

以上は登山初級者の私が購入したほうが良いと思う登山用品の簡単な紹介でした。

私はケガをしたくないという思いが強いので、ケガ防止の観点で以上の登山用品は必要と感じています。それに値段も手ごろなので揃えやすいというのもありますね(^^♪

次回はできれば購入したほうが良いと思う登山用品を紹介できたらと思います。

 

最後までお読みいただきありがとうございましたm(__)m

高天彦神社から伏見道で金剛山へ

こんばんは。TSUBOSUGI1975です。

先日、奈良県御所市の金剛山に伏見道で登ってきましたので簡単に紹介したいと思います。

金剛山とは

金剛山奈良県御所市と大阪府南河内郡千早赤阪村にまたがる山です。標高は1,125mで金剛山地の最高峰となっています。

千早赤阪村金剛山ロープウェイ(現在休止中)があるため、千早赤阪村のルートの方が人気があります。そのせいで金剛山大阪府の山と思われがちですが、山頂は御所市にあります。

金剛山には無数の登山ルートがあります。千早赤阪村、御所市、五條市と複数の市町村からアプローチすることができます。これだけ多くの登山道が開かれているという事はいかに金剛山が交通の要所であり、金剛山を信仰する多くの人が登ってきたという事でしょう。

過去に書いた金剛山系のブログがいくつかありますので興味にある方は見てみてください。

tsubosugi-naranoyama.com

今回の登山ルート・アクセス

今回は、御所市高天の高天彦神社から御所市伏見まで歩き伏見道で登り郵便道で下山し高天彦神社に戻る周回ルートを使用しました。

伏見道はその名の通り御所市伏見からのルートでダイヤモンドトレイルの伏見峠に繋がっています。

千早赤阪赤坂村からは伏見林道(念仏坂ルート)から伏見峠を経て御所市伏見に至りますので、昔から千早赤阪村から御所市を繋ぐ道として利用されていたと思われます。

伏見道の登山口は菩提寺から少し登った先にあります。菩提寺にも駐車場がありますが、登山者が使用してよいのか不明なので高天彦神社の駐車場を利用させていただきました。

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高天彦神社から菩提寺まで

平日にもかかわらず、晴天ということもあり午前から駐車場はほぼ満車でした。高天彦神社にはキレイなトイレがあるので、私は毎回神社で山行の安全をお願いしてからトイレをお借りしています(^^♪

駐車場前の道標にしたがって菩提寺を目指します。

左に行きます。右は郵便道への迂回路です。

イノシシ除けのゲートが数か所あります。

あずまやがあります。

古道ぽい道を下って行きます。

階段を下りていきます。

下りきったところに道標がありました。この場所は谷底のようでわずかに水が流れています。近くに堰堤があるので昔はそれなりの水量が流れている沢だったのかも知れません。

先ほどの道標から少し登ると集落に出ました。

集落の坂道を少し進むと分岐に出ました。右に行くと登山口ですが、菩提寺に立ち寄ります。

菩提寺には立派な門があり仁王像がにらみを利かしていました。菩提寺からは大峰方面の景色が開けていています。ベンチもトイレもあるので休憩するには最適です。

本堂です。御本尊は十一面観音菩薩像。高名な僧の行基とゆかりのある寺院とのことです。

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菩提寺から石寺跡道分岐まで

大峰の山々を望みながら登山口に向かいます。

菩提寺から数分歩くと登山口に到着します。登山口手前に菩提寺の駐車場がありますが登山者が使用できるか不明ですので、使用しないほうが無難です。

登山口のゲートからすぐに分岐がありますが、右に進みました。地図を見る限り左ですが、現在は右の道が使われているようです。

分岐に出ました。ここも右に進みます。左に進むと墓地になります。

伏見道には道標がほぼ無いので地図や踏み跡を確認しながら進んで行きます。

登山者が多いルートではないので所々荒れている箇所があります。

ベンチがありました。ここで休憩しているとイノシシの鼻息のような音が聞こえたので急いで立ち去りました。

倒木が道標に支えられています(;^ω^)

「峠まで30分。桐生くんなら15分」と道標に書かれていました。桐生くんは健脚ですね(笑)

笹が生い茂っています。この時期でこの感じなので夏場は虫だらけなのが予想されますね。

2つ目のベンチです。

このあたりは道が広く歩きやすいです。

石寺跡道との分岐に到着しました。

石寺跡道分岐から山頂広場まで

ここからは第二十経塚がある石寺跡や高宮廃寺跡を経て御所市西佐味方面に向かって下山することができます。

分岐から先は藪漕ぎが多いゾーンになります。

このあたりは年中、藪漕ぎです(;^ω^)

ダイトレに合流しました。伏見峠はここから少し左に行った場所になります。

一の鳥居通過を通過。

葛木神社でお参りします。

この日の山頂付近は12℃でした。

山頂広場に到着しました!

おわりに

以上が金剛山を伏見道で登る山行の簡単な紹介でした。

伏見道は登山者が少なく静かに登れるルートです。この日もダイトレに出るまでは誰とも出会うことはありませんでした。

若干、道が荒れているゾーンと藪漕ぎゾーンがあるので夏場に歩くとストレスを感じそうです。秋から春にかけて使用するのがベストだと思います。

菩提寺は桜もきれいですので春に登るにはおススメのルートですね♪

 

最後までお読みいただきありがとうございましたm(__)m

 

天ヶ滝新道で金剛山へ

こんばんは。TSUBOSUGI1975です。

先日、奈良県御所市の金剛山に天ヶ滝新道で登ってきましたので簡単に紹介したいと思います。

金剛山と今回の登山ルート

金剛山奈良県御所市と大阪府南河内郡千早赤阪村にまたがる山です。標高は1,125mで金剛山地の最高峰となっています。

千早赤阪村金剛山ロープウェイ(現在休止中)があるため、千早赤阪村のルートの方が人気があります。そのせいで金剛山大阪府の山と思われがちですが、山頂は御所市にあります。

金剛山には無数の登山ルートがあります。千早赤阪村、御所市、五條市と複数の市町村からアプローチすることができます。これだけ多くの登山道が開かれているという事はいかに金剛山が交通の要所であり、金剛山を信仰する多くの人が登ってきたという事でしょう。

今回は奈良県五條市に登山口がある天ヶ滝新道で金剛山に登りました。登山口は山麓線で御所市を少し過ぎた所で山側に曲がった先にあります。

農家レストランばあぐ」の看板があるので分かりやすいかと思います。登山口付近には駐車スペースがあり8~10台程度は駐車可能です。

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過去の金剛山登山ブログかありますので興味のある方は読んでみてください。

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登山口から天ヶ滝まで

登山口には大きなMAPと登山ポストがあります。あまり登山者が多いルートではないので登山届を提出したほうが無難です。

写真の看板の前に広い駐車スペースがあります。この辺りは夏場はアブが大量発生しますので秋から春にかけて利用するのがおススメです。

看板から少し進むと道標があります。道標に従って進んで行きます。

ここから本格的な登山道になります。しばらくはつづら折りの道を登って行きます。

階段が多いです。

階段を過ぎると右手が開けた道になります。

天ヶ滝との分岐地点には休憩ポイントが設けられています。

天ヶ滝はいったんルートから外れ右に下って行きます。

天ヶ滝に到着しました。なかなか立派な滝ですので体力に余裕のある方は寄ってみてください。

天ヶ滝から中の平まで

分岐まで戻り先に進みます。

所々に道標があり金剛山までの距離を教えてくれます。

ほどほどの登りが続きます。

所々にベンチもあってありがたいです。

あと2.8キロ

中の平に到着しました。ここにもベンチがあります。

親切に時刻表がありますが古そうなのでダイヤ変わってないかな(;^ω^)

JRではなく国鉄(笑)

中の平から山頂広場まで

それでは中の平を後にして先に進みます。

なだらかな登りが続きます。

あと1.9キロ

ダイトレに合流しました。

伏見峠に出ました。ここからの登りが地味にこたえます(;^ω^)

ちはや園地に到着しました。初めて天ヶ滝新道で登った時はここで座り込んだことを思い出します(笑)

一の鳥居まで来ました。山頂広場まであと少し。

山頂広場に到着しました。この日は珍しく山頂広場は空いてました。

おわりに

以上が天ヶ滝新道で金剛山を登るルートの紹介でした。帰りはロープウェイ駅に寄ってピストンで下山しました。

天ヶ滝新道は距離は長めですが、その分急登が少なく歩きやすいルートです。私が初めて登った時は伏見峠に出た時に山頂まであと少しと思い込んでいたので、意外に長く急な山頂広場までの登りにうんざりしました(笑)

登山口へのアクセスが悪いのが難点ですが、ゆっくり登るのには最適なコースだと思います。

 

最後までお読みいただきありがとうございましたm(__)m

 

登尾ルートで三峰山を経て絶景の平倉峰へ

こんにちは。TSUBOSUGI1975です。

今回は2023年2月下旬に奈良県御杖村に登山口がある登尾ルートで三峰山を経て平倉峰まで歩いてきましたので簡単に紹介したいと思います。

三峰山と平倉峰

三峰山は奈良県御杖村三重県津市にまたがる標高1,235mの山で、「日本三百名山」の1つに数えられています。

三峰山系の中心に位置する最高峰ですが、なだらかで登りやすく冬の山頂付近は美しい霧氷をを見せてくれることもあり、年中通してハイカーの多い人気の山です。

平倉峰は三重県津市の標高1,220mの山です。三峰山から三重県松阪方面に連なる山の一つで「山と高原地図」に示されていないのでマイナーな山な感じです。

位置的には三峰山の隣の山で三峰山から少し足を延ばせば到着できる山ですね。

今回の登山ルート

今回は奈良県御杖村の青少年旅行村第1駐車場から登尾ルートで三峰山まで登り平倉峰まで歩きました。帰りは八丁平まで戻り昼食をとってから不動滝ルートで下山しました。

青少年旅行村第1駐車場は三峰山霧氷まつりの時期は開放されていますので登山口近くまで車で行くことができます。

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過去に登尾ルートで登ったブログがありますので興味のある方は見てみてください。

青少年旅行村第1駐車場から五本杉避難小屋まで

青少年旅行村第1駐車場からスタートです。平日ですがそこそこ車が停まっていました。

青少年旅行村第1駐車場から登山口は2~3分程度です。12月下旬に来た時はこの時点で積雪がありましたが、この日は雪はまったくありませんでした。

登尾ルートで1つ目の避難小屋まで来ました。ここでも積雪はありませんでした。

標高800m付近でも積雪はありません。

標高900m付近で積雪が多くなってきたのでチェーンスパイクを装着しました。

五本杉避難小屋に到着しました。ここで10本爪アイゼンに変えました。

五本杉避難小屋から三峰山まで

五本杉避難小屋から積雪がかなり多くなってきました。これは霧氷が期待できそうです。

三畝峠から尾根に出るとさらに積雪が増えてきます。

霧氷が美しいです。

エビのしっぽ

ビューポイントからの景色。美しい♪

気持ちの良い尾根歩きが続きます。

三峰山に到着しました(^^♪

みつえ牧場、古光山、後古光山がよく見えます。

三峰山から平倉峰まで

平倉峰へはこの看板の右の方を下って行きます。

雪深く歩きにくかったので引き返そうかと思いましたが尾根に出ると雪が減り気持ちよく歩くことができました。

歩いている登山者が少ないため雪がまっさらな所が多く美しい景色を多く見ることができました。

平倉峰に到着しました。三峰山から距離はそれほどありませんが、雪深い所が多かったので思っていたよりも時間がかかりました。

山頂は開けているため積雪は少なかったです。ここで昼ご飯を食べるのも良いですね。

山頂からは室火山群の山々がよく見えました。

平倉峰からさらに松阪方面に進むことができます。黒岩山、修験業山、栗ノ木岳などの山を縦走することができます。

平倉峰からピストンで八丁平に戻る

平倉峰からピストンで三峰山まで戻り八丁平に向かいます。

薄っすら雪が積もる尾根道は歩いていてとても気持ち良いです(^^♪

この日は三峰山から平倉峰の区間はお二人の登山者としかすれ違いませんでした。

八丁平に到着しました。風で雪が飛ばされるので積雪はわずかでした。そりで遊ぶのには微妙だと子連れのお母さんが苦笑いしていました(笑)

12:00には霧氷は無くなっていました。

この日は八丁平で昼食をとり不動滝ルートで下山しました。

おわりに

以上が登尾ルートから三峰山を経て平倉峰まで歩くルートの簡単な紹介でした。

今回、平倉峰まで初めて歩きました。積雪のため時間がかかりましたが、距離は短いので雪がない時期にまた寄ってみたいです。

この冬最後の霧氷を見ることができて良かったです!

 

最後までお読みいただきありがとうございましたm(__)m

 

長谷寺から初瀬山と龍王山を経て石上神宮へ

こんにちは。TSUBOSUGI1975です。

今回は2023年2月上旬に奈良県桜井市長谷寺から初瀬山と龍王山を経由して奈良県天理市石上神宮まで歩いてきましたので簡単に紹介したいと思います。

今回の登山ルート

山の辺の道を歩こうかと地図を見ている時に長谷寺から初瀬山と龍王山を経由して石上神宮まで行けることに気付きました。初瀬山を登ったことがなかったのでちょうどよいと思い今回のルートを歩くことにしました。

近鉄長谷寺駅から参道を歩き長谷寺に向かい長谷寺の横から入山し初瀬山を目指します。初瀬山から県道50号線(大和高田桜井線)まで下山し県道50号線をまたぎ龍王山を目指します。龍王山から県道247号線(笠天理線)まで下り天理ダムを経由して石上神宮を目指し、石上神宮から近鉄天理駅でゴールというルートになります。

少し前に紹介した「初心者~初級者にオススメな奈良県の山」というブログで書いた龍王山のコースとは逆のルートから龍王山を登る形になります。

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近鉄長谷寺駅から長谷寺まで

近鉄長谷寺駅からスタートになります。

情緒ある参道を歩き長谷寺を目指します。この参道は門前町の名残を色濃く残しており町家が多く残っています。

長谷寺に到着しました。この日はまだ拝観時間前だったため立ち寄りませんでした。

長谷寺は牡丹が有名な寺で本堂までの長い階段を登りながら牡丹を楽しむことができます。見ごろは4~5月です。

本堂の前には清水寺と同じような舞台があり舞台から素晴らしい景色を見ることができます。

本尊は秘仏の十一面観音菩薩立像です。日本最大級の木造の仏像で幾度かの火災等で補修されているため重要文化財扱いですが国宝級の仏像です。

この十一面観音菩薩立像には伝説があり、地蔵菩薩のような錫杖を持っているのは伝説に由来してると言われています。錫杖を持つ十一面観音菩薩立像は非常に珍しいので開帳時期には拝観されることをオススメします。

www.hasedera.or.jp

長谷寺から初瀬山まで

長谷寺を正面に舗装道を左に登って行くと右手に初瀬山の登山口があります。墓地を抜けていくので長谷寺の敷地内だと思います。

しばらく舗装道をつづら折りに登って行きます。

舗装道を登り切った先にまた墓地があり、墓地を抜けると本格的に登山道になります。

想像していたよりも急登で道は荒れ気味です。

夏は藪漕ぎ必須ですね(;^ω^)

ここを右に逸れて登って行くと初瀬山になります。

見落とすと通過してしまうので注意してください。

初瀬山(標高548m)に到着しました。

初瀬山から龍王山まで

初瀬山には景観はないのですぐに立ち去ります。そのまま真っすぐ進むと笠山荒神社方面です。笠そばでそばを食べたい方は真っすぐ進んでください(笑)

私は最短ルートで龍王山を目指しますので黄色いテープの所から左に下りました。

下っていくと元のルートに復帰しました。しばらく進むと巻向山との分岐にでました。今回は巻向山には寄らないので真っすぐ進みます。

県道50号線をまたぎ龍王山を目指します。

しばらく進むと農道に出ます。農道を道なりに進んで行くと養鶏場があります。

養鶏場から舗装道を少し登ると廃車があります。この廃車の前の道を挟んで正面付近が龍王山登山口になります。

登山口は荒れているように見えましたが少し進むと歩きやすい道になります。

なだらかな登りしかないなと思っていると。

あっという間に龍王山(標高585.5m)に到着しました。

龍王山から石上神宮まで

あまりにもあっという間で拍子抜けしました(笑)

山頂は開けており休憩するには最適です。

奈良盆地が一望でき金剛山大和葛城山二上山生駒山などを見ることができます。

天理ダム方面に下山します。

分岐に出ました。ここから天理トレイルセンター方面に下山できます。トイレもあります。

龍王城址に寄ってみましたが特に何もありませんでした。

ひたすら舗装道を下って行きます。

工事現場を突っ切ると県道247号線に出ます。

ひたすら藤井川沿いを下って行きます。この辺は退屈です(;^ω^)

やっと天理ダムまで来ました。

天理ダムを過ぎると国道25線になります。途中に桃尾の滝との分岐があります。ここから大国見山に登れます。

のどかな道を歩いて行きます。

ここから山の辺の道で石上神宮に向かいます。

山の辺の道はいつ歩いても良いです♪

ここを左に入れば石上神宮まであと少しです。

石上神宮に到着しました。

石上神宮から近鉄天理駅まで

石上神宮で今回の山行の無事のお礼を言ってから、奥さんの健康をお願いしました。

近鉄天理駅に向かいます。

天理本通商店街を歩きます。

天理駅に到着しました。JR天理駅の隣の近鉄天理駅でゴールです!

おわりに

以上が近鉄長谷寺駅から長谷寺、初瀬山、龍王山、石上神宮を経て近鉄天理駅まで歩くルートの紹介でした。

奈良には色々な寺社仏閣を繋ぐ古道がたくさんあります。その中には山を経由して行ける道もたくさんあるので面白いですね。

山の辺の道を並行してる山を歩いてみるのも楽しいですよ♪

 

最後までお読みいただきありがとうございましたm(__)m

 

観音峯登山口休憩所から雪の観音峰山へ

こんばんは。TSUBOSUGI1975です。

今回は2023年2月上旬に登ってきました奈良県吉野郡天川村の観音峯山について簡単に紹介したいと思います。

観音峯山と登山ルート

観音峯山は奈良県吉野郡天川村にある標高1348mの山です。

近くに観光地の洞川温泉やみたらい渓谷があり、大峰の山々の中では登りやすい山なので人気のある山です。

冬には美しい雪景色を見せてくれるので1年を通して登山者が多い山です。モンベルのツアーも定期的に組まれているので初心者の方は申し込んで登るのも一つの手段ですね。

登山ルートはおもに2つあります。観音峯登山口休憩所から登るルートと母公堂から法力峠まで出て登るルートです。

観音峯登山口休憩所は登山口から近く登りやすいルートなので人気のルートです。観音峯登山口休憩所はきれいなトイレや東屋があり、何より無料駐車場があるのでオススメです。

紅葉の時期はみたらい渓谷の観光客が多く利用するので平日でも満車ということが多々ありますので注意が必要です。

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母公堂からのルートは法力峠までは稲村ヶ岳の登山ルートと同じです。法力峠から分岐して観音峯山を目指します。

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こちらのルートのピークは観音峯山より前の三ツ塚(標高1380m)で景観の素晴らしい観音峯展望台は観音峯山より先になります。ピストンの場合は登り返しがあるので周回ルートがおススメです。

私が初めて観音峯山に登った時は「観音峯登山口休憩所→観音峯展望台→観音峯山→三ツ塚→法力峠→母公堂→洞川温泉街→みたらい渓谷遊歩道→県道21号線」で周回しました。

観音峯山から法力峠の区間は多少難易度が上がり歩行距離も長くなるので、ある程度の登山経験がある方の方が無難かと思います。

今回は観音峯登山口休憩所から観音峯山まで登りピストンで戻るルートで歩いてきました。

観音峯登山口休憩所から観音平まで

この日は観音峯登山口休憩所も雪が積もっていたのでスタートからチェーンスパイクを装着しました。

ちなみにこの日は県道21号線には積雪はありませんでしたがカーブでは凍結箇所がありました。スタッドレスタイヤ、四駆が無難だと思います。

つり橋を渡って登山口に向かいます。奥さんがいたらこの時点でビビリまくりです(;^ω^)

登山口にはツキノワグマ注意の看板があります。熊の冬眠時期以外は熊鈴を装着しましょう。

しばらくはつづら折りの階段を登って行きます。

観音の水に到着。冬季なので水はちょろちょろです。

分岐に出ました。左が第一展望台、右が観音峯山です。

第一展望台は木が成長して展望は失っています。ベンチが設置されているので一服するのにちょうどいいです。

所々に道標があるので安心です。

鳥居が見えてきました。

観音平に到着しました。

観音平から観音峯展望台まで

観音平には大きな東屋があり休憩や食事をとるのに最適です。

ここでモンベルのスノースパイク10に履き替えました。今回の登山は購入したスノースパイク10を試すことが最大の目的でした。

それでは観音峯展望台に向かいます。

観音の岩屋との分岐です。今回は観音の岩屋には寄らず先に進みました。

2022年9月に登った際に写真に収めた観音の岩屋です。

観音平からの登りは積雪は少ないもののガチガチに凍結している箇所は多いのでチェーンスパイクは必要でした。

徐々に雪が増えてきました。観音峯展望台まであと少しです。

観音峯展望台に到着しました。

観音峯展望台で絶景を満喫

観音峯展望台からの展望は観音峯山を登るにあたっての最大の見どころです。

大峰の山々や金剛山系の山々までが一望できます。危険個所もなくこれだけ近くに大峰の山々が望める場所は数少ないと思います。

稲村ヶ岳と大日岳

バリゴヤの頭

金剛山大和葛城山

観音平から観音峯山まで

景色を堪能し観音峯山を目指します。

しばらく進み振り返ると観音平と大峰の山々が見えました。

林道をまたぐとブナ林が広がる急登になります。ここからスノースパイク10が力を発揮しだしました。

この日は霧氷を見ることはできませんでしたがこれはこれで良い感じです♪

どんどん雪深くなってきました。膝くらいまで雪がある区間もありました。

杉とブナが分かれる地点まで来ると観音峯山まであと少しです。

観音峯山に到着しました。山頂には景観はありません。先に進むと三ツ塚を経て法力峠に至ります。

山頂はこのような感じですので食事等は観音平もしくは観音峯展望台でとるのが良いと思います。

私もこの日は山頂を早々に後にして観音峯展望台で昼飯を食べました(^^♪

おわりに

以上が観音峯登山口休憩所から冬の観音峯山を登るルートの紹介でした。

観音峯山は展望もないので登頂にこだわりの無い方は観音峯展望台まで登って景色を堪能するだけでも充分だと思います。

手軽に美しい雪の大峰の山々を見ることができる観音峯展望台は本当におススメです!

 

最後までお読みいただきありがとうございましたm(__)m

 

初心者~初級者におススメな奈良県の山を紹介します♪

こんばんは。TSUBOSUGI1975です。

今回は登山歴1年の私が初心者~初級者におススメな奈良県の山を紹介したいと思います。

明神山

明神山は奈良県北葛城郡王寺町の標高274mの山です。

メインルートは明神山駐車場から住宅街を抜け登山口から登るルートです。登山道は広く舗装されているのでスニーカーでも登ることができます。

山頂には休憩所、トイレ、自動販売機も設置されていますので手ぶらでも登ることが可能です。

山頂の展望台は眺望が開けていて奈良盆地金剛山方面を見渡すことができます。

散歩がてらに登る人も多いですが、それなりに斜度もあるので、これから登山を始めたい方が試しに登ってみるのにおススメです。

もし明神山で疲労困憊になるようでしたら、しばらくはウォーキングなどで体力づくりをするのが良いと思います。

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龍王

龍王山は奈良県天理市の標高586mの山です。

龍王山のメインルートは天理トレイルセンターからの周回コースです。長岳寺の方から登るか、崇神天皇古墳の方から登るかになりますが、どちらでも難易度は変わりません。

崇神天皇古墳からのルートは途中に龍王山古墳群や不動明王の石仏などが見られるのでゆっくり登るのにはおススメです。

山頂では金剛山系の山々や奈良盆地を見渡すことができます。麓では長岳寺で拝観したり天理トレイルセンターで食事や買い物ができるので下山後の楽しみも多いです。

無料の市営駐車場があるのもありがたいですね。

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二上山

二上山奈良県葛城市と大阪府南河内郡太子町にまたがる山です。

その名の通り雄岳(517m)と雌岳(474m)の2つの山頂がある双耳峰です。

二上山はとてもハイカーが多い山で登山ルートが無数にあり初心者から中級者まで楽しめる山です。

初心者におススメなのは万葉の森公園から登るルートです。このルートは最短ルートで広く舗装された道です。積雪がなければスニーカーでも登れるくらいで子供からお年寄りまで登れるルートです。

馬の背から景色がよくベンチが多く設置されている雌岳まで登るのがおススメです。雄岳まで行くのなら登山靴の方が無難です。

二上山付近には道の駅當麻、道の駅太子、太子温泉、當麻寺などがありますので下山後の楽しみも多いです。

交通のアクセスも良く、各登山口には無料駐車場があり、二上駅、二上山駅二上神社口駅当麻寺駅と複数の駅から登山口にアクセスできます。

複数の登山ルートがあるので自分のレベルに合わせたルートで登れるので何度でも楽しめる山ですね。

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大和葛城山

大和葛城山大阪府河南町)と奈良県(葛城市、御所市)にまたがる標高959mの山です。

先に紹介した山よりも標高、難易度も上がりますのである程度回数をこなしてから登ることをおススメします。

おススメのルートはロープウェイ乗り場の横の登山口から登る北尾根ルートです。登山口が同じ櫛羅の滝ルートよりは登りやすいと思います。

多少荒れた区間や急登もありますが、下山時にロープウェイを利用することができるのがおススメの理由です。下山時に体力がきつくなっている時は無理せずロープウェイを使いましょう。

山頂は高原なので景色が開けていて奈良盆地大阪平野を一望することができます。春はツツジ、秋はススキが、冬は雪景色が楽しむことができます。

山頂には葛城高原ロッジ、白樺食堂などもあるので山頂で食事をすることができます。個人的には葛城高原ロッジのカモ丼、大和牛カレーがおススメです。

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三峰山

三峰山は奈良県御杖村三重県津市にまたがる標高1,235mの山で、「日本三百名山」の1つに数えられています。

1,000mを超える山になるので低山ではないですが、比較的なだらかな山なのである程度の体力があれば登ることができると思います。

おススメのルートは登尾ルートです。危険個所もなく途中に避難小屋が3つあるので休憩しながら登ることもできますし、撤退もしやすいです。

山頂よりも山頂から少し下りた八丁平がおススメです。八丁平は開けているので景色が素晴らしく、私は八丁平の景色を見てから登山にハマりました。

八丁平の一面は芝生が広がっているような感じですので、レジャーシートを広げてのんびりするのが最高です。

登山に慣れてきたら冬の三峰山にチャレンジしてみるのがおススメです。山頂手前の尾根道の霧氷の美しさは一見の価値があります。

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おわりに

以上が私がおススメする初心者~初級者の奈良県の山でした。

奈良県には非常に魅力的な低山が多いので、これから登山を始めようと思っている方の参考になれば幸いです。

 

最後までお読みいただきありがとうございましたm(__)m