
こんにちわ。TSUBOSUGI1975です。
今回は先日、石上神宮から長岳寺という短い区間ではありますが山の辺の道を歩いてきました。
その際に付近のグルメを楽しんできましたので、簡単に紹介したいと思います。
老若男女が楽しめる「山の辺の道」

奈良盆地の東、三輪山や龍王山が連なる山脈の麓を沿うように通る古道があります。この古道は日本書紀にも記されており日本最古の古道と伝えられいます。
桜井市から奈良市を全長約35キロに渡って繋ぐこの道を「山の辺の道」と言います。
「山の辺の道」は大神神社(桜井市)~石上神宮(天理市)の南ルート、石上神宮(天理市)~春日大社(奈良市)までの北ルートに分けて歩くのが一般的です。
私も過去にこの二つのルートを分けて歩いています。
tsubosugi-naranoyama.com
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「山の辺の道」には多くの寺社仏閣、古墳、石仏があり奈良の古代ロマンを感じることができます。「山の辺の道」は標高100~150mを通っていることもあり、少し高い位置から奈良盆地の景色、穏やかな田園風景や古い町並みやわずかに残る環濠も見ることができます。
「山の辺の道」は観光資源としても活用されており古道には多くの休憩所やトイレ、道標が設置されておりとても整備されています。
特に人気があるのは南ルートで、北ルートに比べアップダウンや舗装道が少なく足に優しいコースです。
休憩所やトイレも南ルートの方が多く設置されており、それに伴い飲食店も所々にあるので休憩や食事をとるのにも最適です。
険しい道がなくトイレや休憩所が多く設置されている「山の辺の道」は老若男女が楽しめるので古道歩き初心者でも安心して歩けると思います。
今回のルートとアクセス・駐車場
今回は石上神宮から長岳寺までの短い区間を歩きました。まだ残暑が厳しいこともあり妻の体力面を考慮してこのルートにしました。
JR天理駅前から商店街を抜けて石上神宮に至り、そこから山の辺の道で長岳寺まで歩きます。長岳寺から山の辺の道を外れJR柳本駅まで歩き電車でJR天理駅まで戻るといったプランです。
JR天理駅前までは車で行き、天理駅前駐車場を利用しました。天理駅前広場駐車場は最初の90分は無料ですが最大料金が無いので長時間の駐車は最大料金(24時間800円)の天理駅前駐車場の方がお得です。
天理駅前広場駐車場は青空ですが天理駅前駐車場には屋根があるので夏の日差しの強い日は天理駅前駐車場の方が良いかと思います。

まずは天理本通商店街を抜けて石上神宮を目指します。途中、天理教の神殿前を通りましたが、何かの行事が開催していたようで天理教関係の方が多かったです。

石上神宮でお参りさせていただきました。

石上神宮と言えばニワトリです。

石上神宮から「山の辺の道」に入ります。所々に彼岸花が咲いていました。

古道を楽しみながらのんびり歩きます。

天理観光農園に到着しました。
農園Cafeわわで生絞りジュースをいただく

天理観光農園には「農園Cafeわわ」が併設されています。「農園Cafeわわ」ではお茶だけではなくランチをすることもできます。

店内は白色と木を基調とした造りです。とても広々としていて風通りも良く、さわやかな空間です。

注文カウンター前には販売コーナーがあり、飲食以外にも立ち寄りやすい感じです。

ブドウ生絞りジュースをいただきました。ブドウの味が濃厚ですがとてもスッキリとした味わいでした。
この日は蒸し暑かったので、このジュースで生き返りました(^^♪
天理観光農園には大きな駐車場もあるので車で訪れることもできます。
天理観光農園から天理トレイルセンターまで

天理観光農園から天理トレイルセンターまでの区間は田園や集落が多いです。

夜都伎神社の鳥居が見えてきました。

この日は雨が降ったりやんだりでした。雨が急激に強くなってきたので東屋に避難したら人を恐れない猫が昼寝をしていました(笑)
この東屋でカメラをザックに避難させましたので、この先からはスマホ撮影になってしまいました。
東屋で雨宿りしていると、雨をまったく気にしない外国の方の集団に追い越されました。

雨が弱まってきたので散策を再開すると先ほどの外国の方の集団が熱心に写真を撮っていました。何を撮影してるのかと後から見てみたらこの看板でした。何が珍しかったのだろう(笑)

長岳寺に到着。本来は拝観する予定でしたが、雨の影響で行程が大幅に遅れてしまったので断念。

天理トレイルセンターに到着。ここで山の辺の道を外れJR柳本駅に向かいます。
駅中食堂「ピクトン」でランチ

JR柳本駅に到着。ここからJR天理駅に戻るのですが、この駅に寄ったのは目的がありました。

JR柳本駅には食堂「ピクトン」が併設されいて、ここでランチをしたかったのです。この食堂はNHK奈良を見て知ってから行きたいと妻と言っていたのです。
食堂「ピクトン」に来るなら山の辺の道を歩いてお腹を空かしてランチしようというのが今回のプランでした。

「ピクトン」は天理トレイルセンターの「洋食 Katsui」と同じ系列です。地域交流センターの名前がある通り、地元の方が集い気軽に飲食が楽しめる食堂になっています。

駅の構内にあるため店内はさほど広くありません。店内は賑わっていて、一席だけ空いていたのでラッキーでした。
地元の方が多いのかお客さんはご高齢の方が多いように見受けられました。

私はメンチカツ定食、妻はささみフライ定食をいただきました。「洋食 Katsui」に比べてボリュームはないように感じましたが、その分1,000円と非常にリーズナブルでした。
ご高齢のお客さんが多いので量を少なめにしているのかも知れませんね。しかし、このクオリティの定食で1,000円は破格と呼べるのではないでしょうか♪

ランチを楽しんでいると電車が到着しました。電車を見ながらランチできる食堂は珍しいのではないでしょうか。
学生がたくさんを下りてきたので少し恥ずかしかったですが、向こうは毎日の光景なんでしょうね(笑)
おわりに

以上が「山の辺の道」と「農園Cafeわわ」、「駅中食堂ピクトン」の簡単な紹介でした。
「山の辺の道」は色々な地点からアクセスできるので短い距離での散策が可能です。寺社仏閣をじっくりと拝観したい方、田園や集落ののどかな風景を楽しみたい方、今回の私たちのようにグルメを楽しみたい方はショートコースがおススメです。
このように自分たちの目的に合ったコース設定ができる「山の辺の道」はまさしく老若男女、国籍を問わず楽しめる古道ですよ(^^♪
最後までお読みいただきありがとうございましたm(__)m